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【リーンハルト:9歳】
第187話 菓子パンですね
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いつもお読みいただきありがとうございます。
次の投稿は本日午後の予定です。
よろしくお願いいたします。
.。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○
先にどら焼きもどきが出来上がった。料理長と半分ずつにして、白あんと赤あんのどら焼きもどきを食べる。
どら焼きに近いが、餡があっさりで生地が甘いかな。
餡の甘味は砂糖を増やす甘さではないような・・・・わからない。
どら焼きはやっぱり小豆のほうがおいしいのかなぁー。
どら焼きにこだわらずに生地を1枚で餡が見えるようにして違うお菓子としたほうがいいのだろうか。
この白あんと赤あんなら、大判焼き?今川焼?のほうが合いそうだけれど、生地がなぁ、わかんないのだよね。
大判焼きの生地の材料も一緒だとは思うけれど、配合がわからないし、生地がもちっとしたのが好きなのだよね、個人的に。
だからもち米の粉末が入っているのかなと思っているのだが、もち米ないしなぁー。
個人の好みは置いておいて、大判焼きもどきも作るか。
大判焼きの型を作って、料理長に投げてしまおう。
「美味しいですが、生地は改良しないといけなさそうですね」
「そうだね。あくまでも餡がメインにならないと。あと値段を抑えるのなら生地を1枚にして餡を包んでもいいかも」
「あまり納得いくものではなかったのですか」
「個人的にちょっと餡の甘味というか、餡が引き立つ味というのか、言葉が上手く出てこない」
「わかりました。餡も生地も改良してみます」
「料理長」と1人の料理人が、パンが山盛りになった籠を持ってきた。
上手くいくかわからないのに作り過ぎではないか?
料理長は1つ手に取り、こちらも半分に切って渡してくれた。
パンを持つと柔らかい、パンを一口サイズにちぎって食べる。
料理長とお互い顔を見る。
これは豆パンだ。こっちは成功だ。パン職人の餡の配合がばっちりだ。
パン生地が仄かに甘いし、赤豆も程よい甘さと柔らかさ、美味しいぞ。
「これはおいしいですね。食事用には向かないとは思いますが、サイズを小さくしてお菓子としてお出しします。お菓子パンですか・・・・白あんと赤あんを入れても作れませんかね」
あんパンか。
たしか白あんもあるし美味しそうだ。
あんパンは小豆というイメージがあったからすっかり頭になかったよ。
「料理長、あんパン美味しい気がする。あとジャムを入れたジャムパンとかはどうかな」
「それもよさそうですね。パン生地の甘さはそれぞれに合わせないといけないでしょうが面白そうです。試してみましょう」
「この試作品はみんなで食べたらいいよ」豆パンを持ってきた料理人が、私と料理長の試食の様子をジッと見ていたので伝える。
「ありがとうございます。皆で意見を出し合って、改良して美味しいものをお出しします。豆パンは夕食時にお出ししましょう」
「期待している。いつもありがとう」
夕食を食べ終終わり、デザートになった。
デザートで豆パン出すの、料理長と思ったら、梨のコンポートだった。
「これ、ハルトが市場で買った梨かな」
「そうですかね。3種類の梨を5つずつしか買っていませんから足りますかね」
「デザートにしてはいつもより少ない量のようだ」と話していたら、ワゴンで小さいパンの山盛りを運んできた。
各自の皿に3種類のパンが置かれる。
1つは豆パン。あとの2つはもしかして赤と白のあんパンか?
「まぁ、パンがデザートなの?ハルト知っているのかしら」
「母上、まずは食べてからにしましょう。私も知らないパンがあるので、先に食べたいです」豆パンは最後にして、他の2つのうち1つを手に取り半分に割ると白あんだった。
前世で白あんパンは滅多に食べなかったけれど、あっさりしていて、これはこれで美味しい。もう1つのパンも手に取り割ると赤あんだった。
こちらも美味しかった。どら焼きと同じあんだよな、調理場で食べた餡より美味しい気がするぞ。
どら焼きもどきの時は、餡が引き立ってなかったようだけれど、あんパンは美味しいぞ。何が違うのだろうか?
最後に豆パン、この3つの中では豆パンが一番好きな味かな。
でも3つとも美味しい出来だ。
毎回思うがうちの料理人たちはすごいと思うよ。
「ハルト、これ今日市場で買った赤豆と白豆で作ったのか」
「ジェラ兄様そうですよ。甘いパンなので菓子パンですね」
「3つともハルトが提案したのか」
「父上、違います。私は豆パンだけです。あとは料理長たちの思い付きですよ」
「この豆パンですか?他の2つのパンと生地が違うように感じるのですが」
「ダイアナ様よくわかりましたね。白あんを生地に混ぜているのです」
「しかし、冬の保存食だった豆でお菓子が作れるのか」とすべて食べ終わったお祖父様。
「これも売り出したら売れそうだな。ただ、普通のパンよりは砂糖を使っているから高くなるか」
「お菓子の新作ばかりだから砂糖がたくさんいるわね」と両親も売れると確信した?
「お任せください。サウスコートの砂糖を増産するように父たちにお願いしていますが、もっと増やすように連絡します」とダイアナ様が言う。
「ハルト、この菓子パンは温泉街の名物にするのか」
「お祖父様、菓子パンは領都で売ったらと思っていますが、砂糖の値段が高騰するのは避けたいです」
「そうだな、発表する時期を考えよう。この菓子パンを発表すると国中に一気に広まりそうだ。しかし名物料理を考えて作っていたのだろう」
「ちょっと他にも考えているものがあるので」お菓子は砂糖を使うから、どら焼きと大判焼きでストップして違う料理で考える?料理はわからないのだよ。
アトレやルーカスが期待しているけれど、思い浮かばないし、しばらく料理はいいかな。
次の投稿は本日午後の予定です。
よろしくお願いいたします。
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先にどら焼きもどきが出来上がった。料理長と半分ずつにして、白あんと赤あんのどら焼きもどきを食べる。
どら焼きに近いが、餡があっさりで生地が甘いかな。
餡の甘味は砂糖を増やす甘さではないような・・・・わからない。
どら焼きはやっぱり小豆のほうがおいしいのかなぁー。
どら焼きにこだわらずに生地を1枚で餡が見えるようにして違うお菓子としたほうがいいのだろうか。
この白あんと赤あんなら、大判焼き?今川焼?のほうが合いそうだけれど、生地がなぁ、わかんないのだよね。
大判焼きの生地の材料も一緒だとは思うけれど、配合がわからないし、生地がもちっとしたのが好きなのだよね、個人的に。
だからもち米の粉末が入っているのかなと思っているのだが、もち米ないしなぁー。
個人の好みは置いておいて、大判焼きもどきも作るか。
大判焼きの型を作って、料理長に投げてしまおう。
「美味しいですが、生地は改良しないといけなさそうですね」
「そうだね。あくまでも餡がメインにならないと。あと値段を抑えるのなら生地を1枚にして餡を包んでもいいかも」
「あまり納得いくものではなかったのですか」
「個人的にちょっと餡の甘味というか、餡が引き立つ味というのか、言葉が上手く出てこない」
「わかりました。餡も生地も改良してみます」
「料理長」と1人の料理人が、パンが山盛りになった籠を持ってきた。
上手くいくかわからないのに作り過ぎではないか?
料理長は1つ手に取り、こちらも半分に切って渡してくれた。
パンを持つと柔らかい、パンを一口サイズにちぎって食べる。
料理長とお互い顔を見る。
これは豆パンだ。こっちは成功だ。パン職人の餡の配合がばっちりだ。
パン生地が仄かに甘いし、赤豆も程よい甘さと柔らかさ、美味しいぞ。
「これはおいしいですね。食事用には向かないとは思いますが、サイズを小さくしてお菓子としてお出しします。お菓子パンですか・・・・白あんと赤あんを入れても作れませんかね」
あんパンか。
たしか白あんもあるし美味しそうだ。
あんパンは小豆というイメージがあったからすっかり頭になかったよ。
「料理長、あんパン美味しい気がする。あとジャムを入れたジャムパンとかはどうかな」
「それもよさそうですね。パン生地の甘さはそれぞれに合わせないといけないでしょうが面白そうです。試してみましょう」
「この試作品はみんなで食べたらいいよ」豆パンを持ってきた料理人が、私と料理長の試食の様子をジッと見ていたので伝える。
「ありがとうございます。皆で意見を出し合って、改良して美味しいものをお出しします。豆パンは夕食時にお出ししましょう」
「期待している。いつもありがとう」
夕食を食べ終終わり、デザートになった。
デザートで豆パン出すの、料理長と思ったら、梨のコンポートだった。
「これ、ハルトが市場で買った梨かな」
「そうですかね。3種類の梨を5つずつしか買っていませんから足りますかね」
「デザートにしてはいつもより少ない量のようだ」と話していたら、ワゴンで小さいパンの山盛りを運んできた。
各自の皿に3種類のパンが置かれる。
1つは豆パン。あとの2つはもしかして赤と白のあんパンか?
「まぁ、パンがデザートなの?ハルト知っているのかしら」
「母上、まずは食べてからにしましょう。私も知らないパンがあるので、先に食べたいです」豆パンは最後にして、他の2つのうち1つを手に取り半分に割ると白あんだった。
前世で白あんパンは滅多に食べなかったけれど、あっさりしていて、これはこれで美味しい。もう1つのパンも手に取り割ると赤あんだった。
こちらも美味しかった。どら焼きと同じあんだよな、調理場で食べた餡より美味しい気がするぞ。
どら焼きもどきの時は、餡が引き立ってなかったようだけれど、あんパンは美味しいぞ。何が違うのだろうか?
最後に豆パン、この3つの中では豆パンが一番好きな味かな。
でも3つとも美味しい出来だ。
毎回思うがうちの料理人たちはすごいと思うよ。
「ハルト、これ今日市場で買った赤豆と白豆で作ったのか」
「ジェラ兄様そうですよ。甘いパンなので菓子パンですね」
「3つともハルトが提案したのか」
「父上、違います。私は豆パンだけです。あとは料理長たちの思い付きですよ」
「この豆パンですか?他の2つのパンと生地が違うように感じるのですが」
「ダイアナ様よくわかりましたね。白あんを生地に混ぜているのです」
「しかし、冬の保存食だった豆でお菓子が作れるのか」とすべて食べ終わったお祖父様。
「これも売り出したら売れそうだな。ただ、普通のパンよりは砂糖を使っているから高くなるか」
「お菓子の新作ばかりだから砂糖がたくさんいるわね」と両親も売れると確信した?
「お任せください。サウスコートの砂糖を増産するように父たちにお願いしていますが、もっと増やすように連絡します」とダイアナ様が言う。
「ハルト、この菓子パンは温泉街の名物にするのか」
「お祖父様、菓子パンは領都で売ったらと思っていますが、砂糖の値段が高騰するのは避けたいです」
「そうだな、発表する時期を考えよう。この菓子パンを発表すると国中に一気に広まりそうだ。しかし名物料理を考えて作っていたのだろう」
「ちょっと他にも考えているものがあるので」お菓子は砂糖を使うから、どら焼きと大判焼きでストップして違う料理で考える?料理はわからないのだよ。
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