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【リーンハルト:9歳】
第195話 気にしないでおこう
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いつもお読みいただきありがとうございます。
次の投稿は本日午後の予定です。
よろしくお願いいたします。
.。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○
網漁をしていた船がこちらに向かってやってくる。
マイヤー達が緊張しだしたように感じる。
「船にいる人、元同僚?」
「そうです」
「ローガンが相変わらず怖いか。まぁ、お前らはしごかれたからな、あっはっはー」
「「「隊長」」」
ローガンさんって3艘の船の中で一番体格がいい人かなと思っていたら、違っていた。
黒髪で細身。騎士の中では小柄な方になるのではないだろうか。
「おう、お前らが揃ってくるとは、俺にしごかれにきたのか?カイルに罰としてここへ寄越されるようなへまをしたのか」
「「「違います」」」
3人ともさっきから声が揃っているよ。
でも面白そうな人のようだ。
「初めまして、ローガンさんですか?私はリーンハルト・ウエストランドです。3人は私付の騎士なのですよ」
「これは失礼をいたしました。ウエストランド家のご子息だったとは。私は元第3騎士団副隊長をしていましたローガンと申します。あと私の右にいるのがグレイにクラークです」
「マーカス、噂のご子息が来るなんて聞いていないぞ」
「噂の?」と私が聞き返すと
「リーンハルト様は、フェンリルとホワイトドラゴンの主として有名ですし、お二方にも会えるとは光栄です」とローガンさんはアトレとルーカスに会釈をする。
「ふむ、そなたは礼儀正しいな。我たちを敬う心根はいいことだ」と突然ルーカスが喋りだすから皆さんがびっくりしているよ。
滅多に自分から喋らないのにローガンさんを気に入ったんだ。
「あの、ホワイトドラゴンは話すことができるのですか」
「マーカスさんそうですよ。フェンリルのアトレは私とだけ話せますが、ホワイトドラゴンのルーカスは誰とでも話すことができます」
ただし気が向いたときだけと心の中で付け加える。
獲れた魚を見せてもらうと、鱗が虹色に見える鮭ぐらいの大きさの魚だ。
しかし鱗が親指の爪ぐらいある一つ一つが大きい鱗だ。
もう一方のチャーいう小ぶりの魚はイワナに似ているか。
家でも魚は食べるけれど、頻度は少ない。
サウスコートから運んでくるので輸送とか考えれば肉の方が断然安い。
新鮮な魚は貴重だから夕食に期待だね。
「みんなは元うちの騎士団にいた人たちなの」
湖から戻っている帰り道にマーカスさんに聞いたら
「グレイとクラークは元冒険者です」
2人は組んでいたパーティー仲間と衝突してパーティーを抜けたそうだ。
グレイさんは土魔法、クラークさんは水魔法なので、冒険者をやめてどこかの村に定住しようと探しているときにマーカスさんに誘われたそうだ。
村だと土魔法と水魔法が使える人がいると重宝するからね。
2人にルクス村に来る決断理由を詳しく聞くと、マーカスさんとローガンさんがいるのが決め手だったらしい。
2人と樹海に入って冒険者としても活躍できるし、村で農作物も育ててのんびりもできる両方できるところはなかなかないらしい。
普通の村よりも豊かな生活を送れているとか。
村まで戻ってきたので
「マーカスさん、グーシュの好きな低木はどの辺りに植えたらいい」
「えっ、先程伐採した木を植林するつもりですか」
「そう、私は植物神の加護があるから、これくらいは協力するよ」
「マーカス、話がみえないのだが、グーシュの好きな低木を村の近くに植えるのか」
「あぁ、あとで詳しく話すがグーシュの放牧を考えている。その相談でリーンハルト様は来られたのだ」
村の北側、樹海に近い土地に植えることになった。
ハミルトンとカムエラとグレイさんが頑張ってくれて、土を掘り起こし柔らかくしてくれた。
その間にマイヤーに伐採した木の枝を30cm~50cmの小枝にしてもらう。
柔らかくした土にスライムの肥料を混ぜ、土地の中央に大きくなっても大丈夫なよう間隔で3本を一セットにして三角形に苗木を植え、さらに間をあけて同じように3本植えるを繰り返した。
「では、ここからは私が・・・グーシュの好きな低木が大きくなーれ」と水を木々にかけていく。
これで植林は上手くいくだろう。
あとはグーシュが食べに来るかだね。
みんなのほうを振り向いて
「では村に帰りましょう」と私が言うとマーカスさんたちはあっけに取られていた。
「何かおかしかった?」と私が首をかしげるとマイヤーが
「あまりにも簡単に終わったので、みなさんびっくりされたのだと思います」と教えてくれたが、
「隊長、リーンハルト様の加護は強力ですから大丈夫ですよ」とマーカスさんたちにもフォローをしている。
私の魔法はおかしいのか?
気にしないでおこう。気にしていたらキリがない。
次の投稿は本日午後の予定です。
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網漁をしていた船がこちらに向かってやってくる。
マイヤー達が緊張しだしたように感じる。
「船にいる人、元同僚?」
「そうです」
「ローガンが相変わらず怖いか。まぁ、お前らはしごかれたからな、あっはっはー」
「「「隊長」」」
ローガンさんって3艘の船の中で一番体格がいい人かなと思っていたら、違っていた。
黒髪で細身。騎士の中では小柄な方になるのではないだろうか。
「おう、お前らが揃ってくるとは、俺にしごかれにきたのか?カイルに罰としてここへ寄越されるようなへまをしたのか」
「「「違います」」」
3人ともさっきから声が揃っているよ。
でも面白そうな人のようだ。
「初めまして、ローガンさんですか?私はリーンハルト・ウエストランドです。3人は私付の騎士なのですよ」
「これは失礼をいたしました。ウエストランド家のご子息だったとは。私は元第3騎士団副隊長をしていましたローガンと申します。あと私の右にいるのがグレイにクラークです」
「マーカス、噂のご子息が来るなんて聞いていないぞ」
「噂の?」と私が聞き返すと
「リーンハルト様は、フェンリルとホワイトドラゴンの主として有名ですし、お二方にも会えるとは光栄です」とローガンさんはアトレとルーカスに会釈をする。
「ふむ、そなたは礼儀正しいな。我たちを敬う心根はいいことだ」と突然ルーカスが喋りだすから皆さんがびっくりしているよ。
滅多に自分から喋らないのにローガンさんを気に入ったんだ。
「あの、ホワイトドラゴンは話すことができるのですか」
「マーカスさんそうですよ。フェンリルのアトレは私とだけ話せますが、ホワイトドラゴンのルーカスは誰とでも話すことができます」
ただし気が向いたときだけと心の中で付け加える。
獲れた魚を見せてもらうと、鱗が虹色に見える鮭ぐらいの大きさの魚だ。
しかし鱗が親指の爪ぐらいある一つ一つが大きい鱗だ。
もう一方のチャーいう小ぶりの魚はイワナに似ているか。
家でも魚は食べるけれど、頻度は少ない。
サウスコートから運んでくるので輸送とか考えれば肉の方が断然安い。
新鮮な魚は貴重だから夕食に期待だね。
「みんなは元うちの騎士団にいた人たちなの」
湖から戻っている帰り道にマーカスさんに聞いたら
「グレイとクラークは元冒険者です」
2人は組んでいたパーティー仲間と衝突してパーティーを抜けたそうだ。
グレイさんは土魔法、クラークさんは水魔法なので、冒険者をやめてどこかの村に定住しようと探しているときにマーカスさんに誘われたそうだ。
村だと土魔法と水魔法が使える人がいると重宝するからね。
2人にルクス村に来る決断理由を詳しく聞くと、マーカスさんとローガンさんがいるのが決め手だったらしい。
2人と樹海に入って冒険者としても活躍できるし、村で農作物も育ててのんびりもできる両方できるところはなかなかないらしい。
普通の村よりも豊かな生活を送れているとか。
村まで戻ってきたので
「マーカスさん、グーシュの好きな低木はどの辺りに植えたらいい」
「えっ、先程伐採した木を植林するつもりですか」
「そう、私は植物神の加護があるから、これくらいは協力するよ」
「マーカス、話がみえないのだが、グーシュの好きな低木を村の近くに植えるのか」
「あぁ、あとで詳しく話すがグーシュの放牧を考えている。その相談でリーンハルト様は来られたのだ」
村の北側、樹海に近い土地に植えることになった。
ハミルトンとカムエラとグレイさんが頑張ってくれて、土を掘り起こし柔らかくしてくれた。
その間にマイヤーに伐採した木の枝を30cm~50cmの小枝にしてもらう。
柔らかくした土にスライムの肥料を混ぜ、土地の中央に大きくなっても大丈夫なよう間隔で3本を一セットにして三角形に苗木を植え、さらに間をあけて同じように3本植えるを繰り返した。
「では、ここからは私が・・・グーシュの好きな低木が大きくなーれ」と水を木々にかけていく。
これで植林は上手くいくだろう。
あとはグーシュが食べに来るかだね。
みんなのほうを振り向いて
「では村に帰りましょう」と私が言うとマーカスさんたちはあっけに取られていた。
「何かおかしかった?」と私が首をかしげるとマイヤーが
「あまりにも簡単に終わったので、みなさんびっくりされたのだと思います」と教えてくれたが、
「隊長、リーンハルト様の加護は強力ですから大丈夫ですよ」とマーカスさんたちにもフォローをしている。
私の魔法はおかしいのか?
気にしないでおこう。気にしていたらキリがない。
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