異世界でゆるゆる生活を満喫す

葉月ゆな

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【リーンハルト:9歳】

第204話 温泉入っていいですか

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いつもお読みいただき本当にありがとうございます。

次の投稿は1月19日午前の予定です。

よろしくお願いいたします。

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翌日、ナットさんやカナル、黄金の翼のメンバーと一緒に領都に戻っている途中だ。

ラクス村には、私が昨日話したエド、ラモン、リンダの3人と土魔法が使えるレナ、農作業を中心にしている若手4名とナットさんたちの警護で領都によく行っている武闘神の加護を持つ獣人2人で合計6人が行くことになった。

獣人6人をローガンさんたちが領都まで帰りも送ってくれることになったので、何か問題が起こったら連絡くれるように言って私はラクス村にはいかないことにした。

私はまだ9歳だ、何度も片道2日かかるところの行き来は負担が大きいからね。


「ローガンさん、領都でお祖父様に新街で1泊できるように頼むから獣人の人たちと温泉に入っていけばいい、帰りも利用しなよ」
「それはありがとうございます。お言葉に甘えて利用させていただきます」

私達の会話を盗み聞きしていたアリーさんが
「リーンハルト様、温泉って何ですか」と聞いてきた。

「今建設中の新街にあって、暖かいお湯が沸き出ているのだよ。そのお湯のことを温泉といって浸かると疲労回復が早くなる。新街ができたら安い金額で誰でも入れるようにたくさん浴場を作るから利用してみなよ」

「私達もラクス村への護衛を引き受けたら温泉入っていいですか」
「えっ、ラクス村に行くの?」

「セーラム達が、ローガンさんやマーカスさんに稽古つけてほしいなって言っていたから行こうと言えば行くと思います」

今回6人の獣人が領都以外の所へ泊りがけで行くから、道中大丈夫かなと思っていたから黄金の翼が行ってくれるのなら心強い。

「黄金の翼のメンバーが同意してくれたら、同行者だから新街に入って温泉入れるよ」
「わかりました。メンバーに話してきます」とセーラムさん達を探しに行った。

「アリーさん、気付くとそばにいるのだよね。そんなに新しい魔法なんてできないのにねぇ。ホントに魔法が好きなのだろうね」と同じく馬で移動している隣のマイヤーに言うと

「確かに新しい魔法の話が聞けないかということもありますが、自分たちに益になる話もないかと思っていると思いますよ」
どっちもそんなに転がっていないと思うけれどな。


セーラムさんとカナルと一緒に戻ってきたアリーさんが笑顔で「みんな行きたいと言っています」

「俺も父さんに許可貰ったからラクス村に行く」とカナル。
「大所帯になりますが、大丈夫でしょうか」とセーラムさん。

笑いながらローガンさんが集会所の客室が7部屋あるから大丈夫だ、あとスライム小屋を作るから加勢してくれと言っている。

「もちろんお手伝いします。樹海での討伐もお手伝いします」とセーラムさん。
ローガンさん達と稽古ができることが嬉しいようだ。

「カナルはなんでついて行くの」
「温泉が気になるし、土魔法で砦みたいな土壁で村を守っているんだろ。俺も土魔法だから見てみたい」

そうか、カナルはシナーナ村の塀を心配しているのかもしれない。
ヘリオス村に比べて塀が低い。
シナーナ村は樹海の奥に行かないと滅多に魔獣に遭遇しないが、去年オークとコブリンに襲われたしな。

「わかった。お祖父様に新街に寄れるように許可証を貰うから行き帰り寄ればいいよ」


領都についた。
明日、ローガンさんや獣人はラクス村へ行くがローガンさんたちは騎士舎に泊まるので、カナルや黄金の翼とは一旦ここで別れる。

特殊スライムが1匹いるからローガンさんたちと獣人たちは騎士舎に泊まる。

私はお祖父様にローガンさん達が新街に入れるように許可証を書いてもらうためお祖父様の執務室に行く。

許可証をローガンさんに渡せば、グーシュの件で私が動くのは終了だ。
やっと終わったよ。
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