異世界でゆるゆる生活を満喫す

葉月ゆな

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【リーンハルト:9歳】

第205話 明日でいいや

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いつもお読みいただきありがとうございます。

次の投稿は本日午後の予定です。

よろしくお願いいたします。

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お祖父様に報告して許可証を貰い、部屋を出ようとすると
「ハルト、お前宛てに手紙がたくさん来ておるぞ。早く返信しないさい。だいぶ待たせておると思うからな」
「父上とクリス兄様なら大丈夫ではないですか」

「まぁ、ジョルジュが持っていくから確認しなさい」と意味深な、面白そうな様子で言う。
手紙を読んいたら忘れそうなので、先にローガンさんに許可証を渡してからにしよう。


「ジョルジュ、なんでこんなに手紙がたくさんあるのさ」数えると12通ある。
家族からの手紙を除いても8通ある、なぜだ。

私に手紙なんてほとんど来ないぞ。それがいっきに8通。
「半分は、ラジエルさんが王都から持って帰ってこられた手紙です」

しょうがないから差出人を見ていく、ラファエル、ブリジット、ディアンヌはいい。
たまにやり取りしているからな。

クロンデール公爵閣下に、ダヴィト伯父様も嫌な予感はするがまぁいい。

ユベール兄様?珍しいというか初めてではないか手紙がくるの。

次はダイアナ様?あぁ、サウスコートの事業の話かな。

最後はリナルーナ王女殿下なぜ?


優先順位は、王女殿下からかな。読みたくないけれど・・・・。

王女殿下の手紙は、ダイアナ様を紹介した礼だった。
お互い好きな人の名前を言わずに会話していたらしく最初はライバルかと思ったらしい。

お互いが同時に好きな人の名前を言って、ほっとしてからは話が弾んだそうだ。
私達、リーンハルト様にお義姉様と呼んでもらえるように頑張るわ。

これからもアドバイス頂戴ねというニュアンスの言葉で終わっていた。
いや、報告はいいからさ。
2人で盛り上がればいいのだよ。

これにどう返事を書けというのだろうか。
王宮に送るのだから内容他の人に見られるよね。


ダイアナ様ももしかしてと思って読むと、リナルーナ王女殿下と同じようなことが書いてあった。
あとジェラ兄様と学園の準備の買い物を一緒に行ったこととかが書いてあり、事業については砂糖栽培を今の1.5倍に拡大しますと一行だけ。

だから恋バナをなんで私に報告するのだ。
2人の手紙を読んで疲れたよ。


次はクロンデール公爵閣下からの手紙を読むと、今回王都に来ないから驚いたこと。
王宮図書館を案内しようと思っていたから残念だ、興味あるならいつでもおいでとのこと。

あとサウスコートとの共同事業は何なのか、すごく興味ある。砂糖が関係することはわかっているが、教えてくれてもいいのではないかと書いてあった。

ほんと貴族は怖い、もうここまで情報をつかんでいるのか。
まわりくどく言っているが、要は新作料理を食べたいということですか?

クリス兄様に続いて、食いしん坊が誕生したか。
アイスクリームを送らないといけないようだ。


ダヴィト伯父からは、乳牛の増産の件だった。
王都のウエストランドの屋敷でアイスクリームを食べたらしい。

乳牛の増産はするからノーストレイドでも販売許可が欲しい、特許申請していないから私の許可が必要だと書いてある。

父上、許可すればいいではないですか、いちいち私に振ってこなくても。

菓子パンはまだバレていないようだ。
牛乳が我が家やサウスコートが希望する量が、そして価格も現状価格できちんと提供されることと、アイスクリームの価格は庶民が買える値段での提供が条件とサウスコートと同じ条件でと書いて送れば大丈夫だろう。


ユベール兄様は、ガルーダ家でのお茶栽培が順調なこと、教えてもらった新しいお茶を飲んでもらって意見が聞きたい。
王都で待っていたけれど、来ないと聞いたからウエストランドに行っていいかとの手紙だった。
私も新しいお茶は飲みたい。
ウーロン茶や緑茶だよな。どれができたのだろうか。

緑茶なら、どら焼き、あんパン、豆パンを一緒に食べたてもいいな。
団子があれば、なおいいのに・・・・。

これは是非来てください、大歓迎ですと書いて送ろう。


ラファエル、ブリジット、ディアンヌは王都に来ないと知って残念に思っている。
だからこちらからウエストランドに3人で行っていいかと書いてあった。

はぁ、3人が一緒にここへ来るの?

いや、いいけどさ、王都の社交それなりにあるのではないか。
社交が大丈夫ならおいでと書いて送ろう。


両親からは大人しくすると言っていたのに全然守れていないではないかとお叱りの手紙。
しょうがないじゃないですか、ナタリアが持ち込んだものが大事になるなんて思わないよ。
まぁ、適当に言い訳を書いておこう。

クリス兄様からは、新作料理をなぜその都度送ってこないのだと、こちらもお叱り?恨み?の手紙だった。

ジェラ兄様の予想大当たりだ。
ごめんなさいと素直に書いて送ろう。

ジェラ兄様からは、フェルト生地の靴の中敷きを早く完成させるよう催促の手紙だった。
ジェラ兄様は騎士科志望だし、マイヤーやマーカスさんもだし騎士には需要が高そうだ、となると本当にグーシュの毛が足りない。
早く飼育を確立してもらわねば。

グーシュ1頭から毛が年数回は取ることができることを祈ろう。

しかし読むだけで疲れたのに、これ全部に返事書くのは一苦労だ。

もう返事書くのは明日でいいや。
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