異世界でゆるゆる生活を満喫す

葉月ゆな

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【リーンハルト:9歳】

第206話 4日で

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いつもお読みいただき本当にありがとうございます。

次の投稿は1月20日午前の予定です。

よろしくお願いいたします。

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次の日、12通全部に返事を書いてジョルジュに渡した。
手が腱鞘炎になるかと思ったよ。

こういう時は、用紙に直接印字できるワープロやタイプライターがあれば便利なのだろうけれど、仕組みはわからない。パソコンはプリンターが別にいるからさらに難しい。
作らないけれどさ、こういう時は前世の便利さが懐かしい。

しかしこれで返事が返ってくるまでゆっくりできそうだ。

王都から4日という速攻の返事がユベール兄様、ラファエル、ブリジット、ディアンヌの4人から同時に届いた。
ブリジットが主導してないか、前も4日で届いたし。

もっとゆっくりでいいのに・・・・。
来たのだから読もうか。

簡単に言うと4人で3日後に来るそうだ。
ホントはもう少し後にしたかったが、社交の関係で早い予定になり申し訳ないと書いてあった。

そんなに無理してこなくてもいいのにな。
お祖父様たちに話していたが3日後といったら驚くだろう。



3日後、駅まで迎えに行く。
もう夕方だから話は後にして馬車に乗り屋敷に向かう。

一日中汽車にのってウエストランドまで来たので、お祖父様たちへの挨拶は夕食時でいいと話し、先に温泉入って疲労回復してもらおう。

「リーンハルト、温泉はすごいな。疲れが無くなったよ」と食堂に入ってきたユベール兄様が言う。

さっきから食堂に入ってきたブリジット、ディアンヌ、ラファエルも同じセリフだったのでおかしかった。

「そうでしょ、温泉は我が家の自慢です。実は新街を建設中の所にも温泉があるのです。街のどこでも温泉に入れる観光街にしますので、完成したら遊びに来てください」

「だからリーンハルトは、今年王都に来ずにウエストランドにいるのか」
「ラファエル、お祖父様の手伝いもあるけれど、ちょっと忙しくてゆっくりしたかったんだ」全然忙しくて休めていないけれどな。

「あら、それにしては手紙の返事が遅かったわよね」
「領内の見回りで留守にしていたんだ」

お祖父様たちが入ってきたので、4人を紹介して挨拶をお互いしてもらう。

「リーンハルトと付き合うと忙しくなるだろうが、これからも仲良くしてやってくれ」
「何もないところだけれど、癒しはたくさんあるからゆっくりしていってね」

お祖父様とお祖母様の言葉おかしくない?

4人は苦笑いしている。
まぁ、確かにみんな何かしらお世話になっているな。


「ウエストランドの従魔たちにやっと会えたわ。ブリジットもラファエルも会ったことがあると聞いて羨ましかったのよ」

アトレたちもテーブルは違うが同じ食堂で食べているのを見ながらディアンヌが言う。

「ディアンヌ、私も初めましての従魔たちが多いわ。ホワイトドラゴンは卵の時に会ったきりだもの。でも見ているだけで癒されるわ」

「今は王都に行っている子たちが多いよ。私の家族が王都に滞在しているからね」
「そうなると私はすべての従魔を見たことになるな。王都のウエストランドに行ったから」

「ユベール兄様、ジェラ兄様たちと話したの」
「あぁ、ジェラにも心配かけたから報告かねてね」

「学園の進路が決まったということですか」
「あぁ、それもあるが・・・・」とディアンヌの方を見ている。
ディアンヌの顔が赤くなっているぞ。


「もしかして、ディアンヌと婚約したとか」
「えっ、よくわかったね。今回、その報告もあったのだ」

まじかー。

確かにガルーダ家の新事業に携わっているし、ディアンヌと婚約したら一番スムーズにいくからな。
ユベール兄様、次男で婿養子に行っても大丈夫だし。

しかし政略とはいえ、ノーストレイドの兄弟はロリコン疑惑を持たれるぞ。
学園だとやっかみや嫌味な奴は多いと思うからな。
逆にやり返すか2人ならば・・・・。

「リーンハルト、何か変なこと考えていないかしら。なぜわたくしとディアンヌを見ているの」

「いや、ブリジットもディアンヌも親戚になるのかと思って。しかも2人は義理の姉妹同士になるしね」

慌てて否定する。
ブリジットは鋭くておっかない。
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