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【リーンハルト:11歳】
第426話 お披露目のお茶会(3)
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「これはグランデ公爵令嬢殿ではないか、まさか我が国以外で会うとは思わなかったよ」
ランバート殿下は長髪の藍色の髪で金色の瞳の少年?青年?だった。
身長は160cm前後ぐらいか。
14歳で影が薄いとリアが言っていたが、たしかに顔は青白いから元気溌剌ではなく病弱タイプ?いや神経質タイプにも見える。
だけど異母兄のギルバート殿下と似ていた。
「君がクロンデール公爵家を頼ったことで、グランデ公爵夫妻は離婚、そしてグランデ公爵は王族派から離脱。まぁ、帝国中の話題の人物が、この国にいるのは当たり前か」
ランバート殿下の嫌味にリアの顔は能面顔で対応しているが、内心は荒れまくっているだろう。
「ランバート殿下。私の婚約者をいじめるのは、やめていただけませんか?」
私はリアをかばう様に傍に立つ。
「君は?」
「申し遅れました。私はリーンハルト・ウエストランド、西の辺境伯の息子です」
私とリアをランバート殿下はじっーと見ていた。
リアは水色のドレスに光る銀色のシースルーの生地を上から被せている。
私は水色系のタイと、リアが水色の刺繍糸で我が家の紋章を刺繍してくれたハンカチを、紋章が見えるようにポケットチーフにしている。
リアは私の髪の色、私はリアの瞳の色、お互いの色を身に着けているというコーディネートになっている。
「噂は本当だったようだな。失礼するよ」
ぼそっと呟くと、あっさりとリアへの攻撃をやめて、ランバート殿下は出て行った。
ただランバート殿下の側近の一部が、こちらを睨みつけてはいたが・・・・。
「あっさりと引いたね」
私はラファエルを見た。
「あぁ、もっと攻撃してくるかと思ったのにな。フローリアが動いたから、自身の立場は厳しくなっているはずだ。嫌味は言いたいだろうに」
あの感じだとリアを連れて帰りたいのは、第2王子ではなく、側妃の側近連中ということだろうか?
「もう本当に失礼しちゃうわ」
「本当に。わたくしたちがいる面前で色目を使うなんて」
ブリジットとディアンヌが、怒りながら部屋にやってきた。
その後ろからはアイザック兄様とユベール兄様が苦笑している。
どうやらブリジットやディアンヌの面前で、兄様たちにアプローチした令嬢がいたみたいだ。
「でも今日は後継者とその婚約者しか同伴は許されていないよね」
「リーンハルト、そうよ。婚約者として来ている令嬢や後継者の令嬢がアイザック様たちに色目を使ったのよ」
ブリジットが憤慨していた。
「わたくしたちが幼いから、婚約解消して自分たちが後釜になりたいのよ」
ディアンヌもブリジット同様に怒っていた。
色目を使った令嬢たちは、自分の婚約者に不満があるわけだ。
おそらく令嬢たちの婚約者はアイザック兄様たちより身分が下なのだろう。
憤慨していた2人だったが、フローリアが青ざめていることに気づいて、私とラファエルに疑いの目を向けてきた。
「違うよ。ついさっきまでソレイユ帝国の第2王子が、この部屋に偶然やってきたのだ」
私はブリジットたちに慌てて説明をした。
「ふーん、リーンハルトがフローリアを守ったからいいとして、いつ2人は婚約したのかしら?」
「まだ内々だよ。問題を片付けてからだね」
「リーンハルトのことだから、しばらくは曖昧のままになるかと思ったのだけれど、意外に早く結論がでたのね」
ブリジット、ディアンヌは、フローリアを囲んで女性3人で話しをし出した。
私たち男性陣は別の席へ移動する。
「アイザック兄様たちは、お茶会の会場に残らなくてよかったのですか?」
「リーンハルト、さっきの話聞いていただろう。2人をこの部屋に送るといって抜けてきたのだ」
2人で行かせようものなら、あとが怖いからなと小声で話してくる。
私がミッテラン公爵の話をするとアイザック兄様ものラファエルと同じように、貴族の家族構成や情報、婚姻関係、親戚関係を知らなさすぎると注意を受ける。
「リーンハルト、事業や新街開発が忙しいのはわかる。しかもクリス兄上の領地開発の手伝いもしているのだろう。だがウエストランドを守るのは君だ。逃げてはいけない」
そうだな、今までとは違うと解っていても、甘える立場でいたから、どうしても同じように考えてしまう。
帰ったら勉強しないといけない。
まぁ、母上から詰め込まれそうだけれど・・・。
男女に分かれていたが、途中でアイザック兄様とユベール兄様が会場に戻ったので、私とラファエルはリアたちに合流する。
そこで私は、リアにコンラット公爵令嬢と言葉を交わしたのかと尋ねる。
「結婚式が無事に済んだら、時間をとって話がしたいと言われたわ」
興味なさそうに話してくれた。
「やっぱり同郷の人間とは仲良くしたいのかな?」
「フローリアの利用価値が高いからでしょ」
「ブリジット、どういうこと?」
フローリアはこの国で力があるクロンデール公爵家の養女になる予定で、実際とても可愛がられている。
しかも亡くなった母親のリリアーナ様に似ているから、リリアーナ様の友人だった高位貴族の夫人方からも、可愛がられているらしく、また婚約者が私だからだとも言う。
「それって王家に何か言われているってこと?」
「王家というより皇太子殿下かもね」
「クリス兄様が、リナルーナ王女殿下の婚約者なのに?」
「妹の旦那に毎回頼み事をするなんて、皇太子殿下側からしたら嫌だと思うわ」
なるほど、だから直接私との接点がほしいということだろうか?
ここでもブリジットとディアンヌに、もっと貴族の情報や王族の関係性を知っておいたほうがいいと忠告された。
今日は同じことばかりみなから言われている。
よっぽど足りていないのだろうな。
ちょっとしたハプニングはあったが、お茶会は無事に終わった。
私が参加するお茶会はこれだけだったが、あまりにも貴族の情報に疎い私は、皇太子殿下の結婚式までに、貴族の婚姻関係や領地の特色、派閥などをまとめた冊子読んで覚えるようにと、両親からたくさん渡されて部屋で缶詰だった。
リアは反対に公爵夫人や母上にお茶会に連れまわされていた。
そして父上はなぜか夕方ごろから、いつも忙しそうにしていた。
ランバート殿下は長髪の藍色の髪で金色の瞳の少年?青年?だった。
身長は160cm前後ぐらいか。
14歳で影が薄いとリアが言っていたが、たしかに顔は青白いから元気溌剌ではなく病弱タイプ?いや神経質タイプにも見える。
だけど異母兄のギルバート殿下と似ていた。
「君がクロンデール公爵家を頼ったことで、グランデ公爵夫妻は離婚、そしてグランデ公爵は王族派から離脱。まぁ、帝国中の話題の人物が、この国にいるのは当たり前か」
ランバート殿下の嫌味にリアの顔は能面顔で対応しているが、内心は荒れまくっているだろう。
「ランバート殿下。私の婚約者をいじめるのは、やめていただけませんか?」
私はリアをかばう様に傍に立つ。
「君は?」
「申し遅れました。私はリーンハルト・ウエストランド、西の辺境伯の息子です」
私とリアをランバート殿下はじっーと見ていた。
リアは水色のドレスに光る銀色のシースルーの生地を上から被せている。
私は水色系のタイと、リアが水色の刺繍糸で我が家の紋章を刺繍してくれたハンカチを、紋章が見えるようにポケットチーフにしている。
リアは私の髪の色、私はリアの瞳の色、お互いの色を身に着けているというコーディネートになっている。
「噂は本当だったようだな。失礼するよ」
ぼそっと呟くと、あっさりとリアへの攻撃をやめて、ランバート殿下は出て行った。
ただランバート殿下の側近の一部が、こちらを睨みつけてはいたが・・・・。
「あっさりと引いたね」
私はラファエルを見た。
「あぁ、もっと攻撃してくるかと思ったのにな。フローリアが動いたから、自身の立場は厳しくなっているはずだ。嫌味は言いたいだろうに」
あの感じだとリアを連れて帰りたいのは、第2王子ではなく、側妃の側近連中ということだろうか?
「もう本当に失礼しちゃうわ」
「本当に。わたくしたちがいる面前で色目を使うなんて」
ブリジットとディアンヌが、怒りながら部屋にやってきた。
その後ろからはアイザック兄様とユベール兄様が苦笑している。
どうやらブリジットやディアンヌの面前で、兄様たちにアプローチした令嬢がいたみたいだ。
「でも今日は後継者とその婚約者しか同伴は許されていないよね」
「リーンハルト、そうよ。婚約者として来ている令嬢や後継者の令嬢がアイザック様たちに色目を使ったのよ」
ブリジットが憤慨していた。
「わたくしたちが幼いから、婚約解消して自分たちが後釜になりたいのよ」
ディアンヌもブリジット同様に怒っていた。
色目を使った令嬢たちは、自分の婚約者に不満があるわけだ。
おそらく令嬢たちの婚約者はアイザック兄様たちより身分が下なのだろう。
憤慨していた2人だったが、フローリアが青ざめていることに気づいて、私とラファエルに疑いの目を向けてきた。
「違うよ。ついさっきまでソレイユ帝国の第2王子が、この部屋に偶然やってきたのだ」
私はブリジットたちに慌てて説明をした。
「ふーん、リーンハルトがフローリアを守ったからいいとして、いつ2人は婚約したのかしら?」
「まだ内々だよ。問題を片付けてからだね」
「リーンハルトのことだから、しばらくは曖昧のままになるかと思ったのだけれど、意外に早く結論がでたのね」
ブリジット、ディアンヌは、フローリアを囲んで女性3人で話しをし出した。
私たち男性陣は別の席へ移動する。
「アイザック兄様たちは、お茶会の会場に残らなくてよかったのですか?」
「リーンハルト、さっきの話聞いていただろう。2人をこの部屋に送るといって抜けてきたのだ」
2人で行かせようものなら、あとが怖いからなと小声で話してくる。
私がミッテラン公爵の話をするとアイザック兄様ものラファエルと同じように、貴族の家族構成や情報、婚姻関係、親戚関係を知らなさすぎると注意を受ける。
「リーンハルト、事業や新街開発が忙しいのはわかる。しかもクリス兄上の領地開発の手伝いもしているのだろう。だがウエストランドを守るのは君だ。逃げてはいけない」
そうだな、今までとは違うと解っていても、甘える立場でいたから、どうしても同じように考えてしまう。
帰ったら勉強しないといけない。
まぁ、母上から詰め込まれそうだけれど・・・。
男女に分かれていたが、途中でアイザック兄様とユベール兄様が会場に戻ったので、私とラファエルはリアたちに合流する。
そこで私は、リアにコンラット公爵令嬢と言葉を交わしたのかと尋ねる。
「結婚式が無事に済んだら、時間をとって話がしたいと言われたわ」
興味なさそうに話してくれた。
「やっぱり同郷の人間とは仲良くしたいのかな?」
「フローリアの利用価値が高いからでしょ」
「ブリジット、どういうこと?」
フローリアはこの国で力があるクロンデール公爵家の養女になる予定で、実際とても可愛がられている。
しかも亡くなった母親のリリアーナ様に似ているから、リリアーナ様の友人だった高位貴族の夫人方からも、可愛がられているらしく、また婚約者が私だからだとも言う。
「それって王家に何か言われているってこと?」
「王家というより皇太子殿下かもね」
「クリス兄様が、リナルーナ王女殿下の婚約者なのに?」
「妹の旦那に毎回頼み事をするなんて、皇太子殿下側からしたら嫌だと思うわ」
なるほど、だから直接私との接点がほしいということだろうか?
ここでもブリジットとディアンヌに、もっと貴族の情報や王族の関係性を知っておいたほうがいいと忠告された。
今日は同じことばかりみなから言われている。
よっぽど足りていないのだろうな。
ちょっとしたハプニングはあったが、お茶会は無事に終わった。
私が参加するお茶会はこれだけだったが、あまりにも貴族の情報に疎い私は、皇太子殿下の結婚式までに、貴族の婚姻関係や領地の特色、派閥などをまとめた冊子読んで覚えるようにと、両親からたくさん渡されて部屋で缶詰だった。
リアは反対に公爵夫人や母上にお茶会に連れまわされていた。
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