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1.カールのかわりに
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どうせ死ぬなら、カールの隣に生まれ変わりたいと、切に願った。
ええ、切に願いましたとも。でも、こういうことじゃない。
「リタお嬢様」
二次元として見知った邸宅のリアルな凹凸の感触に、つい何度目かの感動を覚え、壁に手をつき感慨にふけっていたところへ、執事のウォルターが声をかけてきた。
「ウォルター、どうしたの」
「カール様のご体調が優れないそうで、旦那様から、リタ様をお連れするようにと申し付けられました。ご案内いたします」
齢二十にして屋敷の主人から絶大な信頼を得ている彼は、いつも背筋をピンと伸ばし、糊のきいた黒服に身を包んでいる。邸宅内のあらゆる仕事をスムーズにこなすために身につけられた筋肉はしなやかで、動きに一切の無駄がない。リタとは幼少の頃よりの付き合いで、この世界の貴族のあいだで定番となっている裾の長いドレスを未だ扱いきれないリタに、本来違和感を覚えているはずの彼は、それを一切悟らせることなく、歩調を合わせてリタを大広間へと主導していく。
あの日、地震のなかで意識を失ったあと、目が覚めたら乙女ゲームの世界にいた。長い夢を見ているのかと、今でも時折疑いたくなるものの、ここへ来てからすでに季節は一巡した。いわゆる転生というものを体験したのだろうと、理解はできないが、納得せざるをえないだけの時間が過ぎたと思っている。
日に日に日本にいた頃の自分の存在が遠くなり、リタという、カールの年子の姉の記憶がはっきりとしてくる。病弱なカールは王位継承権第二位の皇族だが、姉の自分は女であるが故にその権利を持たず、身分だけ高く、また弟の病弱さを補うように大層健康で――両親に言わせれば大変やんちゃで――、それゆえに縁組が難航している。
たしかに、日本の記憶が途絶える頃に、「カールの隣に生まれ変わりたい」と願った。しかし姉という形ではない。初めてカールの頬に手で触れた日、わずかに胸が高鳴ったのは事実だが、リタである自覚が強くなってからは、異性というより弟という感情が先に浮かぶようになり、恋心は消えてしまった。これを失恋と呼んでしまうには、少しばかり長く彼の姉でいすぎてしまった。
派手ではないが、丁寧な彫刻の施された重厚な扉をウォルターが押し開け、リタを中へと促す。赤に金の刺繍がほどこされた絨毯は皇族の居城の証だ。ふと幼少期に紅茶をこぼした記憶を思い出し、背中がひんやりとした。
「お父様、お母様、お呼びでしょうか」
上品に腰を折り、スカートを摘み、持ち上げる。一年の間に習得した、挨拶のマナーだ。
「リタ、いいか、お前に大切な話がある」
「はい、何でしょう」
「カールのふりをして、カールの代わりに、王城に暮らしてほしいんだ」
「はあああああああ?!」
つい、リタでない方の自分の素の声が出てしまった。ウォルターは視界の端で無関心を貫いているが、目の前で母は大きく顔をしかめた。
「下品な声を出さないでちょうだい」
父は大きく咳ばらいをする。
「兄様、つまり国王陛下から直々に、カールを後継者候補として王城で育てたいと話をいただいたんだ。まあその、カールにとっても悪い話ではないし、後押ししてやりたいんだが、何分今はまだ体が弱っているから。カールの体調が良くなるまで、お前がカールのふりをして、ふるまってほしいと思う」
「カールの将来のために、少しの間だけで良いから、お願いよ」
矢継ぎ早に両親から頭を下げられ、無性に居心地の悪い気持ちになる。
「いや、でも私、女ですし……」
「顔はそっくりだし、体型も……その、まあ、バレないだろう」
「なんて失礼な」
口頭で抗議してみせても、リタは、リタの外見がカールに瓜二つなことを否定できなかった。すらりと伸びた手足や、色白な肌、ぱっちりとした二重、通った鼻梁、柔らかな髪質は、まさに人形のようだ。鏡を見るたびにため息が出る。だが、この世界で出会う人は誰もが同様に美しい外見をもつものばかりで、リタの容姿も社交界で特別なものでなかったし、何より彼女はほかの同世代の女性から決定的に劣っている部分があった。体のラインが直線的で、女性らしい膨らみの乏しいところだ。
「王城は豪華絢爛だが、その分ストレスの多い場所だ。今のカールが出向いたところで、体調を崩して陛下の期待を裏切るだけだ。あと一年、カールが成人する頃には、きっと健康で丈夫な体になっているはずだと医師も言っていた。それまでで良いから、リタ、代わりに王城へ行って暮らしてくれないか」
「陛下に事情を説明して、あと一年待っていただくことはできないの」
「そんなことをすれば、陛下はカールを後継者候補から外してしまうだろう」
父の言葉に、リタは、さもありなん、と納得した。
リタがゲームのプレイヤーだった頃、陛下は賢いが冷徹で、少しの不安要素も許せない人だった。今の後継者最有力候補は第一王子のアルフレッドのはずだが、陛下の期待に応え、誰よりも聡明で、誰よりも強く、正義感に満ち溢れたアルフレッドがいてもなお、万一命を落としてしまうリスクを防ぐためと、それ以外の後継者候補を集め、育てようとしているのだ。
「でも、もし私がカールでないとバレたら、お父様とお母様は、カールは、私はどうなるの」
「陛下にとっては、どちらでも同じことだ。カールが後継者候補になりえないなら、我が家は要なしだろう。いいかリタ、家のためにも、絶対にバレるんじゃないぞ」
そんな無茶な、という言葉は宙に消えた。思い返せば、どう悪く転んでも、乙女ゲームの世界だから、それほどひどいことになるはずがないという油断もあったのかもしれない。結局、リタは一週間後、唯一女性らしい象徴であった長い髪を切り、カールの服に身を包み、王城へと出向くこととなったのであった。
ええ、切に願いましたとも。でも、こういうことじゃない。
「リタお嬢様」
二次元として見知った邸宅のリアルな凹凸の感触に、つい何度目かの感動を覚え、壁に手をつき感慨にふけっていたところへ、執事のウォルターが声をかけてきた。
「ウォルター、どうしたの」
「カール様のご体調が優れないそうで、旦那様から、リタ様をお連れするようにと申し付けられました。ご案内いたします」
齢二十にして屋敷の主人から絶大な信頼を得ている彼は、いつも背筋をピンと伸ばし、糊のきいた黒服に身を包んでいる。邸宅内のあらゆる仕事をスムーズにこなすために身につけられた筋肉はしなやかで、動きに一切の無駄がない。リタとは幼少の頃よりの付き合いで、この世界の貴族のあいだで定番となっている裾の長いドレスを未だ扱いきれないリタに、本来違和感を覚えているはずの彼は、それを一切悟らせることなく、歩調を合わせてリタを大広間へと主導していく。
あの日、地震のなかで意識を失ったあと、目が覚めたら乙女ゲームの世界にいた。長い夢を見ているのかと、今でも時折疑いたくなるものの、ここへ来てからすでに季節は一巡した。いわゆる転生というものを体験したのだろうと、理解はできないが、納得せざるをえないだけの時間が過ぎたと思っている。
日に日に日本にいた頃の自分の存在が遠くなり、リタという、カールの年子の姉の記憶がはっきりとしてくる。病弱なカールは王位継承権第二位の皇族だが、姉の自分は女であるが故にその権利を持たず、身分だけ高く、また弟の病弱さを補うように大層健康で――両親に言わせれば大変やんちゃで――、それゆえに縁組が難航している。
たしかに、日本の記憶が途絶える頃に、「カールの隣に生まれ変わりたい」と願った。しかし姉という形ではない。初めてカールの頬に手で触れた日、わずかに胸が高鳴ったのは事実だが、リタである自覚が強くなってからは、異性というより弟という感情が先に浮かぶようになり、恋心は消えてしまった。これを失恋と呼んでしまうには、少しばかり長く彼の姉でいすぎてしまった。
派手ではないが、丁寧な彫刻の施された重厚な扉をウォルターが押し開け、リタを中へと促す。赤に金の刺繍がほどこされた絨毯は皇族の居城の証だ。ふと幼少期に紅茶をこぼした記憶を思い出し、背中がひんやりとした。
「お父様、お母様、お呼びでしょうか」
上品に腰を折り、スカートを摘み、持ち上げる。一年の間に習得した、挨拶のマナーだ。
「リタ、いいか、お前に大切な話がある」
「はい、何でしょう」
「カールのふりをして、カールの代わりに、王城に暮らしてほしいんだ」
「はあああああああ?!」
つい、リタでない方の自分の素の声が出てしまった。ウォルターは視界の端で無関心を貫いているが、目の前で母は大きく顔をしかめた。
「下品な声を出さないでちょうだい」
父は大きく咳ばらいをする。
「兄様、つまり国王陛下から直々に、カールを後継者候補として王城で育てたいと話をいただいたんだ。まあその、カールにとっても悪い話ではないし、後押ししてやりたいんだが、何分今はまだ体が弱っているから。カールの体調が良くなるまで、お前がカールのふりをして、ふるまってほしいと思う」
「カールの将来のために、少しの間だけで良いから、お願いよ」
矢継ぎ早に両親から頭を下げられ、無性に居心地の悪い気持ちになる。
「いや、でも私、女ですし……」
「顔はそっくりだし、体型も……その、まあ、バレないだろう」
「なんて失礼な」
口頭で抗議してみせても、リタは、リタの外見がカールに瓜二つなことを否定できなかった。すらりと伸びた手足や、色白な肌、ぱっちりとした二重、通った鼻梁、柔らかな髪質は、まさに人形のようだ。鏡を見るたびにため息が出る。だが、この世界で出会う人は誰もが同様に美しい外見をもつものばかりで、リタの容姿も社交界で特別なものでなかったし、何より彼女はほかの同世代の女性から決定的に劣っている部分があった。体のラインが直線的で、女性らしい膨らみの乏しいところだ。
「王城は豪華絢爛だが、その分ストレスの多い場所だ。今のカールが出向いたところで、体調を崩して陛下の期待を裏切るだけだ。あと一年、カールが成人する頃には、きっと健康で丈夫な体になっているはずだと医師も言っていた。それまでで良いから、リタ、代わりに王城へ行って暮らしてくれないか」
「陛下に事情を説明して、あと一年待っていただくことはできないの」
「そんなことをすれば、陛下はカールを後継者候補から外してしまうだろう」
父の言葉に、リタは、さもありなん、と納得した。
リタがゲームのプレイヤーだった頃、陛下は賢いが冷徹で、少しの不安要素も許せない人だった。今の後継者最有力候補は第一王子のアルフレッドのはずだが、陛下の期待に応え、誰よりも聡明で、誰よりも強く、正義感に満ち溢れたアルフレッドがいてもなお、万一命を落としてしまうリスクを防ぐためと、それ以外の後継者候補を集め、育てようとしているのだ。
「でも、もし私がカールでないとバレたら、お父様とお母様は、カールは、私はどうなるの」
「陛下にとっては、どちらでも同じことだ。カールが後継者候補になりえないなら、我が家は要なしだろう。いいかリタ、家のためにも、絶対にバレるんじゃないぞ」
そんな無茶な、という言葉は宙に消えた。思い返せば、どう悪く転んでも、乙女ゲームの世界だから、それほどひどいことになるはずがないという油断もあったのかもしれない。結局、リタは一週間後、唯一女性らしい象徴であった長い髪を切り、カールの服に身を包み、王城へと出向くこととなったのであった。
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