男子校、強制共学化

氷室ゆうり

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風紀委員の場合。

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この高校は、ある意味では風紀を積極的に乱す高校と言える。
だから風紀委員が取り締まるのはよっぽどの悪である。
だが、今回フォーカスするのはそんな凶悪な不良ではない。

やっぱり、カップルの話になるのだ。



「あんっ、曽田アッ、そんなに奥までつくなぁっ!」
天原の声が響き渡る。もうすぐ卒業を迎える高校生は、グラマラスな体をくねらせて甘い声をあげる。
「えっ、やめていいんですか?」
とっさに腰の動きを止める男は2年生だ。もうすぐ卒業する先輩と高校生活最後のセックスは、やはり最後まで曽田(ますだ)が主導権を握っていた。
「…バカ、やめるなっ…」
「ふふっ、センパイはかわいいなあ。」
「う、うるさいっ!アンッ!来たぁっ!アンッ!アアアンッ‼曽田っ!」
「分かってますよっ!」
もはや幾度となく身体を重ねた二人。いつイくかのタイミングさえある程度は操れるようになっていた。
「や、ぁ、だめっ!はぁんっ!胸っ、いじられてぇっ!ふぁあああっ!」
「アンッ!もうダメだっ!イクっ!ファアアッ!アアアンッ!」
そして、その1か月後、天原は卒業していったのだ。
勿論悲しい気持ちはあったが、曽田の彼女として生きてくれると約束してくれた。
だから、曽田としては誇らしい気持ちがあったのだ。



「今日から俺も3年か。風紀委員として頑張っていこう。」
そう思っていた曽田に、予想を大きく裏切るような人生が待ち受けていた。

風紀委員には専用の教室が与えられている。
その日、曽田が教室に入ると、机の上に手紙が置かれていた。
手紙にはこう書かれていた。
『曽田様。学校の規則の特例により、突然ではありますが、あなたを女体化させることにしました。』
「はあ!?」
ありえない、女体化が行われるのは2年だけだ。3年に女体化が行われる事例はほとんどの場合ない。せっかく天原(あまはら)とこれからも楽しく過ごそうと思っていたのに…
あまりに素行が悪いとそういうこともあるが、あいにく曽田には心当たりがなかった。
『もちろん、天原様と付き合っていることは承知済みです。その方からの許可は得ておりますので、ご安心なされますよう。曽田様は男に戻ってあなたを愛すと言っておりました。』
「!?」
そして、手紙はそこで終わっており、その瞬間、曽田は光に包まれる。
しばらくの時間の後、

「こ、これが、俺?あ、ああ…女、女の声だ…」
風紀委員になぜか常備されている鏡を見ると、そこには栗色の髪をふんわりとなびかせた、小さめの女の子が映っていた。
「…と、とりあえず、天原先輩に連絡だ。」
あの人に話を聞くのが先と考え、曽田は学校を飛び出した。



センパイに連絡を取ると、喫茶店にいるらしいということが分かった。
「ああ、久しぶりだな。」
それは、久しぶりに見るイケメンの姿だった。

「久しぶり、です。その姿なんて、俺は少ししか見たことないのに。」
「ははっ、そういうお前は随分かわいくなったじゃないか。」
余裕のある天原に対し、曽田は少々おどおどしている。普段と状況が真逆になっていた。
だが、何もしないわけにはいかない。
曽田は、意を決して、話題を振った。


「センパイ。俺が女になって、センパイが男に戻っちゃって。これってセンパイ、関係してますよね?いったいどういうことなんですか?」
「…少し場所を変えたい。いいか?」
その真剣なまなざしに、思わずドキドキしてしまう曽田。この前まで引いていた手が、今は引かれる側だ。
曽田は、天原の顔を直視できずに、歩き続けた。



「ついたぞ。」
「…ラブホじゃないですか。」
今まで何度か使ったことがあるから分かる。そのときは立場が逆だったが。
「…せんぱい、ひょっとして…」
「ああ、こっから先は、そこで。ダメか?」
そのあまりにも真剣で、少しばかり不安そうな表情に、曽田はうなずかざるを得なかった。



「大丈夫、力を抜いて。」
「あっ、あうっ、ま、まさか俺が女になるとは…」
「あはは、そりゃあ思わないだろうな。でも、一度覚えたら病みつきになるぞ?優しくするから、な?」
「は、はい…」
「だから…男になった俺でも、ちゃんと愛してくれるか…?」
「センパイ。俺はセンパイが好きなんです。センパイが男になると決めるなら、俺は女になります。」
その答えに迷いはなく、瞬間、曽田は押し倒されていた。
「あ、あはは…さすがに、ビクッてしますね。」
「大丈夫、処女の体じゃない。しっかりほぐして入れるから大丈夫だ。」
「お、お願いします。」

「まずは胸から行くぞ。」
「ヒャッ!アンッ!センパイの触り方…やらしい…」
「そりゃ、女の気持ちいいところはたくさん教わったからなぁ。おまえからっ!」
「ひゃあんっ!乳首の先っぽっ!つつかないでくださいっ!」
「おお、甘い声が出たな。でも、もっと女の子っぽい言葉で喘いだ方が気持ちいいぞっ!」
それは、以前天原に、自分がいったことでもあった。
だが、いざ自分がするとなると恥ずかしい。
「やぁっ、ちくびっ!つついちゃやぁっ!ひゃあんっ!せんぱいっ!らめっ!」
「ああ、かわいいぞ。こっちの穴も触ってあげないとな。」
「ふぇっ、せんぱいっ、そこはッ…」
当然ためらいの声をあげる曽田。これを踏み越えてしまっては完全な女になってしまうと、危険信号を発していたためだ。
「ああ、たくさん喘いで、お前のかわいい声聞かせてくれ。」
「せ、せんぱいっ、まってっ、ふぁ、アアアアアンッ!」
天原はためらいなく、曽田の秘密の穴に指を突っ込んだ。


「ふぁああっ、ああっ、あっ、あんっ!せ、せんぱいっ、やめっ…!」
「わけわかんなくなっちゃうよな。分かる。お前が俺の処女を奪った時だってそうだった。」
「あんっ!あんっ!
やあアアッ!せんぱっ、そこっ、ダメェ!」
「…気持ちよすぎて怖いよな。俺がついてる。いくらでも怖がっていい。だから、軽くイかせるぞ?」
その言葉に、曽田は、恐怖を覚えた。
「や、やだっ!ふぁあああっ!っせんぱいっ、もうやめてぇっ!おかしくなるっ!アアッ!ダメっ!なにか、おかしくなるっ!すごいのくるっ!ああっ、あっ、あんっ!」
「…ああ。それが女の絶頂だ。思いっきり気持ちよくなれ。」
「ふぁああっ、センパイっ!俺ッイッチャう!アアアアアンッ!」




「はあっ、ハァっ…セ、センパイっ。」
「よしよし。かわいいな。じゃあ、二回戦目以降か。」
「ふぇっ、せんぱいっ、これって…」
そう、曽田には心当たりがあった。この場所、この触り方、この手順。
「そう。俺とお前が初エッチしたのと同じやり方だ。立場は逆だけどな。正式に付き合う前に、きちんと女のことを、女体化ってやつを知っててほしかったんだよ。」
「センパイ…ひゃあああっ!今、イったばかりだからっ、やめてっ…!」
クチュクチュと、それでも指を止める気配は見られない。
「女は何度でも行けるからな。俺が女の時だって、俺が何度言っても止めなかったろ?」
「ご、ごめんなさいっ!ああんっ!あんっ!だからっ、やあああんっ!くちゅくちゅ、やぁっ!やめてぇっ!」
「…別におこってはないけどな…気持ちよかったし。」
天原の記憶がよみがえる。
胸をわしづかみにされながらも、片手は何度もマンコに伸びては何度も何度も絶頂させられる。
『ふぁあああっ!イった!イったからぁっ!も、もうっ、アアアアアンッ!』

(あの時はあのまま何回も気を失いながら犯されたっけ。)
あの時の思いは、決して不快ではなかった。…まあ、ちょっぴり怖かったが。
「あれだけやめてって言ってもやめてくれなかったし…そういう意味では、ちょっとだけ仕返ししてもいいよな?」
「ふぁああっ、またイったっ!だからっ!指を止めてぇ!アアンッ!」
天原はその願いを聞き届け、指を抜いた後。

「ハアッ、ハァっ…えっ、んアアアアッ!」
実に2年ぶりとなるチンポを、曽田につっこんだのだ。


「やあアアッ!センパイっ、センパイっ!あんっ!あんっ!あんっ!やめてぇ!変な気持ちになるぅ!ふぁあああっ!乳首と一緒にいじるのやぁっ!」
「…いつも俺はこんな感じで喘いでたんだな。…もっと気持ちよくしてやる。」
「ふぁああっ、せんぱいっ!そんなにおくまでつかないでっ!アアンッ!」
「ああ、奥がいいんだよなっ!」
「ダメっ、センパイっ!やあああんっ!」
パンパンとリズミカルに腰を振ると、
「ひうっ!もうやめてぇっ!こんなのっ!耐えられないっ、アアンッ!」
「分かってる。」
反応の大きかったところを、浅く、深くついていき。
「センパイっ!また来ますっ!ひゃっ、アアアアアンッ!」
天原が出す前に、曽田は絶頂に達したようだ。




「…どうだ?女の快感は?」
頭を軽くなでながら訪ねる。
「す、すごいっ、いっつもっ、女の子のかわいいセンパイだったけどっ、いまはっ、男のセンパイに、俺が女の子になっておかされてっ」
「…嫌か?やっぱり女の俺の方がいいか?」
天原は、不安だった。多少強引にやりすぎたかなとも思っていた。
だが、
「セ、センパイっ。好きっ。大好きっ。」
その言葉に、すべてがはじけた。
「ふぁああっ!ああっ、あん!あっ、あんっ!センパイっ!好きっ!やあああんっ!」
先ほどよりさらに大きくなったペニスを、曽田の一番奥に叩きつける。
「ああっ、やんっ、ぐりぐりっ、きてるぅっ!やあああんっ!パンパンっ!」
「曽田、すっげえ可愛いっ。」
「あんっ!いままではぁっ、おれがせんぱいをおかしてたのにぃっ!おれがおかされてるぅっ!ああんっ!」
「…ああそうだ!いまのおまえはっ!アンアン言って喘いでるっ!俺の女だぁッ!」
「センパイっ!あアアッ!」
そして、
「センパイっ、俺もうっ!」
「分かってるっ!」
ピストンの速さが増していく。一滴残らず注ぎ込むとばかりに強くなっていく。
そして、
「センパイっ!俺ッ、あたしっ!いきますっ!ふぁあああっ!」
どく、どくと、精液が流れ込む感覚は、二人の間に続いた。








「というわけで、どっちが男になってどっちが女になればいいか…」
問題が増えたとばかりに頭を抱える天原。
だが、そんな天原の隣に座る曽田は。
「どっちだっていいですよ?俺は。あたしは。センパイの側にいれるなら。」
その言葉に、天原は生唾を飲み込んだ。
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