365通りのエッセイ vol.2

蒼井托都(あおいたくと)

文字の大きさ
11 / 11

Hikkiの40代はいろいろ♫を視聴していた件

しおりを挟む
宇多田ヒカルはデビュー当時から大好き。女神のように崇拝している。

日付が変わってしまったけれど、お誕生日おめでとうございます。

数年前の横浜アリーナのライブにも待望でやっと行けた。

なんだかんだ円盤でCDを買う機会が減っても、配信で聴ける環境があったとしても、彼女のアルバムは買い続けていた。

穿った書き方をすれば、外身のパッケージは彼女以外の誰かが作っているものだろう?と言われたらそれまでなのだけれど、まあそれでも「彼女が生み出した作品」という枠の中のクリエイティブは、どんな形であれ崇拝して愛で尽くしたいくらいには好き。

ふとした瞬間に彼女の歌を聴いたり歌うことを続けつつ20年以上、メディアなども含めてほとんど継続的に彼女の歌を聴いてきたけれど、なんだかんだ言って○0代の配信系は今回初のような、あれ30代のやつ観てたっけ状態。

今回は18日にやっと配信に気付いて、えっあるんだーと思い視聴登録して観ていた「40代はいろいろ♫」。

スペゲスが豪華すぎの、いくつかの質問と回答と話しながらの、最後に何曲かライブ歌唱がありつつの。

とてもゆるゆるとした時間のようで、深いなあと感じるやりとりもあったりと、とても満ち足りた時間を過ごせた。

いくつかメモのアウトプットをさせていただきたいと思う。



・良い編集者は良い読者である。

う、読んでいかねばなと改めて身につまされる一言。


・伝えたいって気持ちはわがまま。

これは、ぐさりと刺さった。でも、とても同意。

何を伝えたいのかを整理して、自分がまず分かっている上で伝えたい相手に伝えること。

自己対話と他者対話を考えさせられる質疑応答だった。


・人間が感じる感情はみんな同じ

どんなバックグラウンドを持っていても、感情はみんな同じ。

ふっかーい!!と思いつつ、こちらも同意。

Hikkiはこの「みんな同じな感情」を一つ一つ丁寧に読み解いて、言葉にして、きっと僕を始めとしたリスナーに届く形に編集して世に放ち続けているのだろうと感じたお話。


一歌い手として、言葉を紡ぐ人として、気付きをいろいろいただけた時間だった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

あなたの愛はいりません

oro
恋愛
「私がそなたを愛することは無いだろう。」 初夜当日。 陛下にそう告げられた王妃、セリーヌには他に想い人がいた。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

冷遇妃マリアベルの監視報告書

Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。 第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。 そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。 王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。 (小説家になろう様にも投稿しています)

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

最初から間違っていたんですよ

わらびもち
恋愛
二人の門出を祝う晴れの日に、彼は別の女性の手を取った。 花嫁を置き去りにして駆け落ちする花婿。 でも不思議、どうしてそれで幸せになれると思ったの……?

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...