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しおりを挟む今日はいったいどう料理されてしまうのか……。どきどきと胸の高鳴りを感じていたイーリスは、ふと思いついた。
「あ……。おれ、クヴェルの舐めていい?」
「……どこでそんな知識を?」
あ、やばい。また地雷を踏み抜いたか!?
しどろもどろに娼婦から聞いたと説明すると、クヴェルは低い声で「知らなくてよかったのに。……いや、イーリスが私のを……? 夢か?」などとぶつぶつ呟いている。
しかし服の上からでも分かるくらいクヴェルは滾っていて、イーリスは早くそれが欲しくてたまらなかった。やれることは全部やって、ついでに氷漬けマグーロだからと飽きて捨てられないようにしていきたい。
「クヴェル……」
「っ……じゃあ、こうしよう」
「えっ」
駄目押しで名前を呼ぶと、クヴェルの目が光る。突然腰の下に枕を挟まれたかと思うと、逆さまに覆いかぶさられる体勢になってクヴェルの腰が目の前に来た。
これって……シックスナインだ!
イーリスはかつて仲間から聞いたプレイに興奮した。自分の性器はクヴェルの顔の前にあり、互いに口で慰め合うことをクヴェルが求めているのだと分かる。恥ずかしいけど、身体が期待に疼いてたまらない。
クヴェルは手を使えないイーリスに代わって下履きを寛げ、性器を露出させた。ぶるんっと飛び出した長大なものに唾が湧いてくる。触っていないのにガチガチだ。
間近で見る迫力に慄いていると、クヴェルは「無理しなくていい」と言って迷いなくイーリスを口に含んだ。
「っあ……!」
粘膜の温かさとぬるぬる感に、目も眩むような快感がやってくる。身体が逃げようと動くのに、クヴェルに腰を掴まれてさらに引き寄せられてしまう。
気持ちいい……! 喘ぎながら身を捩ると、顔にクヴェルのものが当たった。
そうだ、おれが舐めたいって言ったんだ……!
イーリスは達しそうな震えを感じながら目の前のものを舐めてみる。血管の浮いた屹立は先端がもう濡れていて、クヴェルもこの状況に興奮しているんだと知って嬉しくなった。
「んっ、くゔぇる……!」
つかのま刺激が止まったと思った次の瞬間、後ろの蕾に濡れたものを感じた。
クヴェルの舌だ。唾液で濡らされ、舌先で揉み込まれるとひくひく孔が蠢いてしまう。
ひいっ、出かける前に洗ったけど、そんなところを舐めるなんて! シックスナインって実は、とんでもない体勢なんじゃ……
今さら気付いたところで遅い。イーリスは背徳感と快感の狭間で身悶えた。
気を逸らそうとクヴェルのものを口に迎え入れてみるが、歯を当てないようにするだけでいっぱいいっぱいだ。
「んーっ。んんっ、んぁ……!」
くぐもった呻き声を漏らし、息苦しささえも気持ちよく感じてしまう。丸みを帯びた先端が上顎に当たると、ぞくぞくする痺れのような快感が生まれた。
緩んだ蕾から舌先が侵入し、屹立は手で扱かれる。もはやイーリスは何もできないまま、あっという間に腰を浮かせて精を吐き出してしまった。
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