壁越しの饗宴

おもちDX

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夜半、眠りについていた俺は懐かしい夢を見た。

『あゆ、こうと結婚して!』

可憐なワンピースを着た女の子が、俺の腕に抱きつく。あゆというのは俺の名前、あゆむのことだ。
中学に入ったばかりの頃、近所に住んでいた女の子に懐かれた。小学校に入る手前くらいの年頃の子だったと思う。
両親とも忙しいらしいその子に、俺はよく絵本を読んであげていた。その子はすごく可愛らしい顔立ちをしていたし、自分には兄しかいないからお兄ちゃんぶりたかったのもある。

こうは俺のことが好きらしく、ある日そんなことを言い出した。女の子はおませさんだなぁ。そう思いながら笑って、さらさらした髪の頭を撫でた。

場面は変わって、ベッドで寝ている現在の自分が見えた。俺に覆いかぶさるのはあの日の“コウ”だ。

(うわっ!ゆ、夢だとしても犯罪的だろ!)

しかし夢は無情にも場面を進める。コウは俺の股間に手を起き、優しく撫でた。幼女趣味はないはずなのに、その倒錯的な状況に、どんどんとその場所が期待して膨らむのを感じる。
金縛りにあったように身体は動かない。なんとコウは俺のハーフパンツを下着ごと下ろし、直接性器を握った。もう半勃ちになっていたペニスはその刺激にビクッと震える。

やめろ……やめてくれ!

「や……やめ……んんっ…………」

女の子なのにちょっと大きめな手が俺の中心を握り込み、上下に擦る。そのやけに的確な動きに、快感が腰から全身へと広がった。こんなの、抗えるわけない。
俺の僅かな理性に反して、欲望は素直にむくむくと成長し、コウの指が届かないくらい太くなってしまった。

「はあっ」

ペニスにコウの熱い息がかかる。俺の脚の間に陣取っていたコウは、ソコに顔を寄せ……
ぱくりと口に飲み込んだ。

「うわ!!!」
「はれ、やっとおひた?」

やっと目を覚ませば、夢だと思っていた光景は現実として目の前に広がっていた。

ベッドサイドのランプが点けられているからわかる。俺の先端を咥えているのは、水色のベビードールを着た、金髪の……隣人だ。

「はぁっ?なんで……あっ、ちょっと!やめろ!」

倒錯的な状況であることには変わりない。なんで彼が俺の家にいるのか、なんで俺のちんこを咥えてるのか、疑問はたくさんある。
しかし恐怖を感じたりドン引きして萎えればいいものを、ぬめる口内に包まれたペニスは喜んでビクンと跳ねた。

だって彼は……懺悔しよう、俺の性的妄想の対象なのだ。あぁ、もう最悪だ。
幼女に攻められる夢は見るし、学生の男の子に興奮するし、俺はなんて変態的なんだ!まぁ訳のわからんこいつも変態だけどな!

この状況をどうにかしたくて身体を起こそうとするのに、急所を握られた状態では動く気になれない。それどころか、亀頭が温かい舌で舐め吸われ、幹の部分は右手で扱かれ、左手では陰嚢を転がされ……ぶっちゃけ、気持ち良すぎて、やばい。
下半身に血が集まって、正常な判断ができない。こんなの駄目だ。普通じゃない、という理性は完全に、本能によってかき消されていた。

「く……」

いよいよ達しそうになって、腰が浮く。陰嚢がキュゥと上がって、彼にもそれがわかったんだろう。
上目遣いでこっちをみて、にこ、と笑った。

え、なに……?

俺の根本をキュッと指で締め付けると、急にペニスが解放された。謎の寸止めに、情けなくも「なんで……」と呟いてしまう。
彼は起き上がって、どこからか取り出したコンドームを拙い手つきで、しかし真剣な顔で俺につけた。

金色の髪は長めのショートカットで、顔立ちは意外に素朴だった。純朴そうな顔が興奮に目尻を赤く染めた様子は、やっぱりエロい。
そしてなぜか着ている水色のベビードール。胸から腰下まで覆う半透明のひらひらした生地を、肩からのびる細い紐が支えている。
透ける生地の下をよく見ようと目を凝らした瞬間、彼の顔が近づいてきて唇が重なった。

「え……」

そもそもが情報過多なんだ。キスをされるなんて想像もしていなかった。ぽかんとして目を開けたまま、柔らかい唇が俺の唇をそっとついばんで離れていくのを感じていた。

「あゆ……」
「わっ」

いつの間にか俺の腰の上にまで乗り上がっていた彼が、俺の中心に向かって腰を落とす。

ま、まさか……
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