Rise Seek

黒谷

文字の大きさ
1 / 11
プロローグ

"Shooting star gift(『ながれぼしのおくりもの』)”

しおりを挟む



Once upon a time...
 むかしむかし……

When the world was still peacefull.
 せかいがまだ へいわだったころのこと

When both monsters and humans lived in harmony.
 もんすたーもにんげんも なかよく くらしていたころのこと

One night, a star fell from the night sky.
 あるばん よぞらから ほしがおちてきました

The star digs into the ground and makes a big hole.
 ほしはおおきくじめんをえぐり おおきなあなをつくりました

Everyone was in a hurry to help the stars throughthe hole.
 みんなおおあわてで あなからほしを たすけてあげました

There was nothing on the falling star.
 おちてきたほしには なにもありませんでした


The star got a name from everyone.
 ほしは みんなになまえをもらいました

The stars got a their shape from everyone.
 ほしは みんなにかたちをもらいました

The stars got their lives from everyone.
 ほしは みんなにいのちをもらいました


The star couldn't regain that memory
 きおくは もどらなかったけれど

The stars couldn't regain their power
 ちからも もとどおりではないけれど

Stars used a lot of power for everyone.
 ほしは かれらのために たくさんちからをつかいました


It is a gratitude that a star can make.
 それは ほしができる おんがえし

The stars wanted to bring happiness to everyone.
 かれらにしあわせを はこびたかったのです

The world has grown as soon as possible.
 せかいは みるみるまに はんえいしてすすんでいきました



Eventually the stars are exhausted,
 やがて ほしは ちからつきて

The star fell into that big hole.
 あの おおきなあな に おちました

But on one noticed that.
 けれど だれもきづきません

Everyone was so rich that they couldn't see anything.
 みんな ゆたかになりすぎて なにもみえなくなっていました

The star is alone in the hole.
 ほしは あなのなかで ひとりきり



But the stars didn't forget about everyone.
 けれどほしは みんなのことを わすれませんでした

With the last power,
 さいごのちからを ふりしぼって

The star divided his body into thirteen pieces.
 じぶんのからだを じゅうさんこに わけました


The star keeps only one of them,
 ほしは ひとつだけてもとにのこして

Everything else was on the ground.
 ほかはみんな ちじょうにおくります



The twelve forces released on the ground
 ちじょうにはなたれた じゅうにこ は

have been done for the world.
 せかいのために つくしました



The body of the star became a big treee in the hole.
 ほしのからだは あなのなかで おおきなき になりました

The last remaining one came to live in the big tree.
 さいごにのこったひとつは その おおきなき のなかで くらすようになりました


The world remains beautiful forever,
 せかいは いつまでも うつくしいまま

peaceful and calm...
 へいわで おだやかに──




                "Shooting star gift”
          ── 『ながれぼしのおくりもの』


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

お姫様は死に、魔女様は目覚めた

悠十
恋愛
 とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。  しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。  そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして…… 「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」  姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。 「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」  魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……

令嬢失格な私なので

あんど もあ
ファンタジー
貴族の令息令嬢が学ぶ王都学園。 そこのカースト最下位と思われている寮生の中でも、最も令嬢らしからぬディアナ。 しかしその正体は……。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

あなたが恋をしなければ

あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を宣言する第一王子。 よくあるシーンだけど、それが馬鹿王子ではなく、優秀だけど人の機微に疎い王子だったら……。

処理中です...