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第7章 スタッフ強化作戦
126話 管理課の組織つくり
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2号館のスタッフが9割揃ったことで、すっかり気が抜けてしまい、しばらくぼうっとしてしまった。
面接の申し込みはまだ来ているが、今はナースや看護助手、それにお掃除スタッフが多い。
そう言えば――お掃除のスタッフも大量に採用しなければならないのだ。
夏とも話していたのだが、今回は清掃スタッフの数が半端なく多くなる。
これでは山野さん一人では負担が大きすぎる。
そこで、山野さんを管理課の課長に昇進してもらい、清掃は各拠点ごとにチーフ制を導入することに決めた。
……そう言えば、大学の学生寮の件は山野さんにまだ伝えていなかったかもしれない。やばい!
すぐに院長室に来てもらった。
「お疲れ様です」
「山野さん、ちょっとお話があってね」
「何か御用でしょうか?」
「実は2号館のスタッフが9割ほど決まったんですよ。でも寮が全然足りなくてね。そこで社長が駅の向こうにある大学の学生寮を買い取ってくれたんです」
「えっ、そうなんですか?」
「部屋数は20室ほどありそうです。となると、さらに大幅にスタッフを採用しなければならない。
そのためにも各場所に責任者を置きたいんです。
つまり――山野さんには全体を統括する管理課の課長に昇進していただきます」
「ええっ!?」
驚きつつも、山野さんは少し照れたように笑った。
「2号館オープンの2か月前に大きな人事発表を行います。その時に昇進の辞令を出しますので、今は内緒にしておいてください。いいですか?」
「はい、承知しました」
「それで、本館に1人、サテに1人、2号館に1人、学生寮に1人、それぞれチーフを配置して責任を持ってもらいます。
ただね……一つお願いがあります。チーフになっても、スタッフの能力の差はいろいろあるでしょう。
でも絶対に怒らず、今のように協力し合うスタイルを守ってほしいんです。それが本当に嬉しいから」
「はい、それは絶対に守ります」
「ありがとうございます。スタッフの配置は一任しますので、学生寮の方もお願いします。
ちなみに寮母さんはもう決まっています。フーズから派遣される植村真理子さん、48歳の方です。
三輪さんのお墨付きで料理上手とのことなので安心しています。
ただ寮が大きいので、水回りだけでなく廊下や外回りの清掃もお願いしたいんです。
大変ですが、よろしくお願いします」
「はい、承知しました。菜の花はどこまでも大きくなっていきますね。本当に勢いがすごいですよ」
「そうですよね。私も驚いています。でもすべては社長の力ですよ。あの後ろ盾がなければ不可能です」
「ああ~院長がそうおっしゃるなら、まさにその通りですね。普通の会社との違いが凄すぎます。感謝金制度なんて、もう感覚が狂いそうですよ」
二人で思わず笑ってしまった。社長の底なしの財力、本当に恐るべしだ。
必要なスタッフ数については、後日山野さんから連絡をもらうことになった。
助かった。――やはり「すべては人材が大事」だと痛感する。
面接の申し込みはまだ来ているが、今はナースや看護助手、それにお掃除スタッフが多い。
そう言えば――お掃除のスタッフも大量に採用しなければならないのだ。
夏とも話していたのだが、今回は清掃スタッフの数が半端なく多くなる。
これでは山野さん一人では負担が大きすぎる。
そこで、山野さんを管理課の課長に昇進してもらい、清掃は各拠点ごとにチーフ制を導入することに決めた。
……そう言えば、大学の学生寮の件は山野さんにまだ伝えていなかったかもしれない。やばい!
すぐに院長室に来てもらった。
「お疲れ様です」
「山野さん、ちょっとお話があってね」
「何か御用でしょうか?」
「実は2号館のスタッフが9割ほど決まったんですよ。でも寮が全然足りなくてね。そこで社長が駅の向こうにある大学の学生寮を買い取ってくれたんです」
「えっ、そうなんですか?」
「部屋数は20室ほどありそうです。となると、さらに大幅にスタッフを採用しなければならない。
そのためにも各場所に責任者を置きたいんです。
つまり――山野さんには全体を統括する管理課の課長に昇進していただきます」
「ええっ!?」
驚きつつも、山野さんは少し照れたように笑った。
「2号館オープンの2か月前に大きな人事発表を行います。その時に昇進の辞令を出しますので、今は内緒にしておいてください。いいですか?」
「はい、承知しました」
「それで、本館に1人、サテに1人、2号館に1人、学生寮に1人、それぞれチーフを配置して責任を持ってもらいます。
ただね……一つお願いがあります。チーフになっても、スタッフの能力の差はいろいろあるでしょう。
でも絶対に怒らず、今のように協力し合うスタイルを守ってほしいんです。それが本当に嬉しいから」
「はい、それは絶対に守ります」
「ありがとうございます。スタッフの配置は一任しますので、学生寮の方もお願いします。
ちなみに寮母さんはもう決まっています。フーズから派遣される植村真理子さん、48歳の方です。
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ただ寮が大きいので、水回りだけでなく廊下や外回りの清掃もお願いしたいんです。
大変ですが、よろしくお願いします」
「はい、承知しました。菜の花はどこまでも大きくなっていきますね。本当に勢いがすごいですよ」
「そうですよね。私も驚いています。でもすべては社長の力ですよ。あの後ろ盾がなければ不可能です」
「ああ~院長がそうおっしゃるなら、まさにその通りですね。普通の会社との違いが凄すぎます。感謝金制度なんて、もう感覚が狂いそうですよ」
二人で思わず笑ってしまった。社長の底なしの財力、本当に恐るべしだ。
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