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第16章 光 ― スポットライトの向こうへ
307話 メグちゃんのプレゼン
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スケッチブックには、クレヨンで塗られたカラフルなお店屋さんが描かれていた。
手描きだ。──微笑ましい。
「なんだ?……お店?」
夏と二人でじーっと眺めていたが、よく分からない。
メグ「ええっと、本館1階の入り口で、最初は月に1回で、日曜日だけ店開きをしたいんです。
そこで売るのは、夏さんのグッズです。
万引きされるのは困るので、在庫はいくつかショーケースに入れて、
残りは段ボールのまま台車に積んで後ろに置いておきます。
見本品は1個だけ。販売はバイトと私が担当します。
1000円以上買ってくれた方には、特典として──
この前作ったスタンプカード2種類のうち、どちらかを選んでプレゼントします。
これはネットでは販売していないので、ファンにとってはレアな宝物になると思います。
さらに、購入者には特典として──
本館1階のカフェで、夏さんセレクトのデザートセットが2割引きで食べられます。
このセットは限定数で、早い者勝ちです。
デザートセットは3種類くらい用意して、ドリンク付きのセットメニューにします。
全部で1000円くらいにして、最初は各種類30個ずつでスタートします。
もし大評判になって店が回らなくなったら、
本館の外にキッチンカーを呼んで、ソフトクリームを販売します。
名前は『夏好みスペシャルソフト』──これはまだ仮名です。
なので、夏さんにお好みのソフトクリームとデザートセットを考えていただきたいんです。
私もいくつか案はあるんですが、夏さん好みでないと意味がないので。
カフェと店には、夏さんの等身大パネルをあちこちに立てます。
一部の椅子には、夏さんと同じテーブルに座っているような演出をします。
だから、夏さんにはスプーンで“恋人にあーん”して食べさせてあげるような写真を何枚か撮ってほしいんです。
それを等身大で座っている感じの写真にして、設置します。
等身大写真は、2号館の入り口にも3つくらい立てます。
この企画は、ファンクラブやSNS、インスタでも宣伝して、ファンの方に来てもらいます。
そして、ここでしか買えない“特別な夏さんの写真”を用意して1枚ずつ販売します。
これはネットには出しません。
来ないと見られないんです。
それを撮りだめしておいて、毎回違う写真を販売。
例えば100枚などの枚数限定の早い者勝ちにします。
──なので、院長先生。
本館の入り口を日曜日にお店として使ってもよろしいでしょうか?
夏さん、カフェで出す“夏さん好みのデザート”を考えていただけないでしょうか?
あと、菜の花フーズからカフェに来てくれる方はいないでしょうか?
以上です。よろしくお願いします!」
──ペコリと頭を下げた。
夏と顔を見合わせて「??」──二人でぷっと笑ってしまった。
桐生さんたちもニヤニヤしている。
「どうなの?理事の考えは?」
「院長だって、どうなんですか?先に答えてくださいよ」
「俺がメグちゃんの言うことに反対するわけないだろ?全部賛成だよ」
あははは、と夏が笑い転げている。
夏「分かりました!メグちゃんの言う通りにします。
デザートも考えるし、ちょうどいい写真もいっぱい撮ってもらいます。
それから菜の花フーズにも頼みに行きます。
あと、レジはこの前の自動精算機でいいよね?それくらいかな?
ああ、でもちょっと待っててね。やっぱり病院を使うなら社長の許可がいるからさ」
みんなで「わーーっ!」と拍手が起きた!
メグちゃんも笑いながら手を叩いて、喜んでいた。
──いや~、まいったねえ。
メグちゃんじゃないと、これは考えつかないよ。
手描きだ。──微笑ましい。
「なんだ?……お店?」
夏と二人でじーっと眺めていたが、よく分からない。
メグ「ええっと、本館1階の入り口で、最初は月に1回で、日曜日だけ店開きをしたいんです。
そこで売るのは、夏さんのグッズです。
万引きされるのは困るので、在庫はいくつかショーケースに入れて、
残りは段ボールのまま台車に積んで後ろに置いておきます。
見本品は1個だけ。販売はバイトと私が担当します。
1000円以上買ってくれた方には、特典として──
この前作ったスタンプカード2種類のうち、どちらかを選んでプレゼントします。
これはネットでは販売していないので、ファンにとってはレアな宝物になると思います。
さらに、購入者には特典として──
本館1階のカフェで、夏さんセレクトのデザートセットが2割引きで食べられます。
このセットは限定数で、早い者勝ちです。
デザートセットは3種類くらい用意して、ドリンク付きのセットメニューにします。
全部で1000円くらいにして、最初は各種類30個ずつでスタートします。
もし大評判になって店が回らなくなったら、
本館の外にキッチンカーを呼んで、ソフトクリームを販売します。
名前は『夏好みスペシャルソフト』──これはまだ仮名です。
なので、夏さんにお好みのソフトクリームとデザートセットを考えていただきたいんです。
私もいくつか案はあるんですが、夏さん好みでないと意味がないので。
カフェと店には、夏さんの等身大パネルをあちこちに立てます。
一部の椅子には、夏さんと同じテーブルに座っているような演出をします。
だから、夏さんにはスプーンで“恋人にあーん”して食べさせてあげるような写真を何枚か撮ってほしいんです。
それを等身大で座っている感じの写真にして、設置します。
等身大写真は、2号館の入り口にも3つくらい立てます。
この企画は、ファンクラブやSNS、インスタでも宣伝して、ファンの方に来てもらいます。
そして、ここでしか買えない“特別な夏さんの写真”を用意して1枚ずつ販売します。
これはネットには出しません。
来ないと見られないんです。
それを撮りだめしておいて、毎回違う写真を販売。
例えば100枚などの枚数限定の早い者勝ちにします。
──なので、院長先生。
本館の入り口を日曜日にお店として使ってもよろしいでしょうか?
夏さん、カフェで出す“夏さん好みのデザート”を考えていただけないでしょうか?
あと、菜の花フーズからカフェに来てくれる方はいないでしょうか?
以上です。よろしくお願いします!」
──ペコリと頭を下げた。
夏と顔を見合わせて「??」──二人でぷっと笑ってしまった。
桐生さんたちもニヤニヤしている。
「どうなの?理事の考えは?」
「院長だって、どうなんですか?先に答えてくださいよ」
「俺がメグちゃんの言うことに反対するわけないだろ?全部賛成だよ」
あははは、と夏が笑い転げている。
夏「分かりました!メグちゃんの言う通りにします。
デザートも考えるし、ちょうどいい写真もいっぱい撮ってもらいます。
それから菜の花フーズにも頼みに行きます。
あと、レジはこの前の自動精算機でいいよね?それくらいかな?
ああ、でもちょっと待っててね。やっぱり病院を使うなら社長の許可がいるからさ」
みんなで「わーーっ!」と拍手が起きた!
メグちゃんも笑いながら手を叩いて、喜んでいた。
──いや~、まいったねえ。
メグちゃんじゃないと、これは考えつかないよ。
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