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第16章 光 ― スポットライトの向こうへ
316話 桐生社長の大発表
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火曜日。芸能組全員を招集して、桐生さんがミーティングを開いた。
会議室では入りきらないため、音楽スタジオに椅子を並べて実施。
参加者は──芸能組23名、マコ、かなピン、事務所スタッフ8名、俺と莉子と夏。計36名。
皆は、多分「御礼祭りの報告会」だと思っていたのだろう。
楽しかった達成感に包まれて、すっきりした表情をしていた。
桐生さんが口を開いた。
「皆さん、御礼祭りは本当にお疲れ様でした。
皆様の尽力で、大成功に終わりました」
──ここで、会場から大きな拍手。
「1000人までは、封筒入りのメッセージを配布したので確実です。
それが大体12時頃。
その後、16時までに約700人ほどが来場されたようです。
つまり、1700名ほどが来てくれて、楽しんでくれたと思います。
菜の花病院からも、多くのスタッフが夜遅くまで、または早朝から協力してくれました。
また、当日を迎えるまでに多くの時間を費やしてくれたこと──
この感謝は、決して忘れてはならないと思います。
それと、院長の友人であるカフェの皆さんも、
一緒に盛り上げていただきました。
おかげで、フードがより一層魅力的になりました。感謝しています。
芸能組の皆さんも、本当に力と知恵を尽くしてくれました。
各演奏やダンスにおいて、持てる力を最大限に発揮してくれたと思います」
「実は──この客席の中に、社長夫妻がいらしていました。
皆さんの演奏やダンスを、実際に見てくださっていたんです。
気づいた方はいますか?」
──皆、きょろきょろと顔を見合わせる。
誰もいないようだ。
「私たちも、誰も気づきませんでした。
変装されていたのかもしれませんね」
──ここで、会場にクスクスと笑いが広がる。
「それで──ライブ劇場を作ってくださるそうです」
「ええーーーっ!?」
──驚愕の声。両手で口を押さえる人が続出。
泣いている人もちらほら。感激の涙だろう。
みずきさんもレオさんも、笑顔のまま呆然としていた。
「そういうわけで、これから活動の場が一気に広がります。
そうでなくても年内には、あと2か所のホールを予約しています。
芸能組の皆さんは、一層力を蓄えて備えてください。
披露する場が、どんどん増えていきます。
そもそも、コンサートではライブの専門家集団にお願いしましたが、
これからは舞台の製作・設営・運営のための“別会社”を設立します。
スタッフも採用し、菜の花が自前で製作できる仕組みを整えていきます。
ライブ劇場の運営にあたっても、多くのスタッフが必要になります。
皆さんのお知り合いで、即戦力となるプロの方がいれば、ぜひ声をかけてください。
また、事務所スタッフもさらに採用します。
今のスタッフは精鋭部隊なので手放したくありません。
新しい部署には、別途責任者を採用する予定です。
──長くなりましたが、現状の報告でした。
質問はありますか?」
みずきさんが手を挙げた。
「ライブ会場の場所は、これから探すんですか?」
桐生「そうです。すでにある施設を買収するか、
建物を壊して新たに建設するか、または改築するか──
どれも今は未定です。
ただ、どれも実現には1年以上かかると思います。
ですから、それまでに多くのプログラムを自分たちのものにして、
進めていかないと、すぐに行き詰まってしまいます。
みずきさんとレオさんには、重い責任がかかっています。
どうぞよろしくお願いします」
──みずきさんとレオさんが顔を見合わせて肩をすくめた。
「オーノー」って感じ?(笑)
「はい、承知しました。頑張ります!」
「では以上です。皆さん、頑張ってください。よろしくお願いします」
──ああ~、言い出しにくいな……。
実は、家族4人で3日ほど休養に出かけたいんだよね。
会議室では入りきらないため、音楽スタジオに椅子を並べて実施。
参加者は──芸能組23名、マコ、かなピン、事務所スタッフ8名、俺と莉子と夏。計36名。
皆は、多分「御礼祭りの報告会」だと思っていたのだろう。
楽しかった達成感に包まれて、すっきりした表情をしていた。
桐生さんが口を開いた。
「皆さん、御礼祭りは本当にお疲れ様でした。
皆様の尽力で、大成功に終わりました」
──ここで、会場から大きな拍手。
「1000人までは、封筒入りのメッセージを配布したので確実です。
それが大体12時頃。
その後、16時までに約700人ほどが来場されたようです。
つまり、1700名ほどが来てくれて、楽しんでくれたと思います。
菜の花病院からも、多くのスタッフが夜遅くまで、または早朝から協力してくれました。
また、当日を迎えるまでに多くの時間を費やしてくれたこと──
この感謝は、決して忘れてはならないと思います。
それと、院長の友人であるカフェの皆さんも、
一緒に盛り上げていただきました。
おかげで、フードがより一層魅力的になりました。感謝しています。
芸能組の皆さんも、本当に力と知恵を尽くしてくれました。
各演奏やダンスにおいて、持てる力を最大限に発揮してくれたと思います」
「実は──この客席の中に、社長夫妻がいらしていました。
皆さんの演奏やダンスを、実際に見てくださっていたんです。
気づいた方はいますか?」
──皆、きょろきょろと顔を見合わせる。
誰もいないようだ。
「私たちも、誰も気づきませんでした。
変装されていたのかもしれませんね」
──ここで、会場にクスクスと笑いが広がる。
「それで──ライブ劇場を作ってくださるそうです」
「ええーーーっ!?」
──驚愕の声。両手で口を押さえる人が続出。
泣いている人もちらほら。感激の涙だろう。
みずきさんもレオさんも、笑顔のまま呆然としていた。
「そういうわけで、これから活動の場が一気に広がります。
そうでなくても年内には、あと2か所のホールを予約しています。
芸能組の皆さんは、一層力を蓄えて備えてください。
披露する場が、どんどん増えていきます。
そもそも、コンサートではライブの専門家集団にお願いしましたが、
これからは舞台の製作・設営・運営のための“別会社”を設立します。
スタッフも採用し、菜の花が自前で製作できる仕組みを整えていきます。
ライブ劇場の運営にあたっても、多くのスタッフが必要になります。
皆さんのお知り合いで、即戦力となるプロの方がいれば、ぜひ声をかけてください。
また、事務所スタッフもさらに採用します。
今のスタッフは精鋭部隊なので手放したくありません。
新しい部署には、別途責任者を採用する予定です。
──長くなりましたが、現状の報告でした。
質問はありますか?」
みずきさんが手を挙げた。
「ライブ会場の場所は、これから探すんですか?」
桐生「そうです。すでにある施設を買収するか、
建物を壊して新たに建設するか、または改築するか──
どれも今は未定です。
ただ、どれも実現には1年以上かかると思います。
ですから、それまでに多くのプログラムを自分たちのものにして、
進めていかないと、すぐに行き詰まってしまいます。
みずきさんとレオさんには、重い責任がかかっています。
どうぞよろしくお願いします」
──みずきさんとレオさんが顔を見合わせて肩をすくめた。
「オーノー」って感じ?(笑)
「はい、承知しました。頑張ります!」
「では以上です。皆さん、頑張ってください。よろしくお願いします」
──ああ~、言い出しにくいな……。
実は、家族4人で3日ほど休養に出かけたいんだよね。
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