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第17章 夏輝・人気と自由と……
338話 KAIサイド・サテの仲間として・2
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皆でゆっくり風呂に入ると、もう20時を過ぎていた。
リュウ「みんな一斉に食べてるんじゃないの?」
でも俺が思い切ってダイニングのドアを開けると、皆が一斉に俺達を見た。
「ええーーーっ?」とナースの女性が驚いていた。
「なんでえ~?」と別の女性も食べるのをやめて俺達を見た。
川瀬「ほら、みんな入って。皆も知ってると思うけど、うちの音楽事務所で専属契約をしてて、本館5階の個室に皆入ってるから、寮生になります。これから食事やお風呂はここを利用しますから、色々教えてあげてくださいね」
「はーい!」
川瀬「じゃあ、ヴォクシブのみんなも自己紹介してね」
俺達は一人ずつ自己紹介をした。するとスタッフの人たちも一人ずつ自己紹介をしてくれた。
KAI「皆さんはお医者さんや技師やナースの方なんですね?」
青山精神科医「うんそうだよ。7階が医師寮で、6階が技師寮なんだけど、三浦小児科部長もいるんだよ。5階の奥に夜間勤務のナース夫婦がいて、6階の宿直室には夜間勤務の事務の二人が入ってるんだよ。
それと医師寮には菜の花唯一の奨学生で長谷川君が今大学病院で初期研修中なんだよね」
KAI「へえ~そうなんですね」
上間結衣内科医「具合が悪くなったらいつでも診てあげるからねえ~」
他の男性たちがクスクス笑っていた。
川瀬「じゃあ、みんな食事の時は汁物があるから、ここにカップやお椀を持って取りに来るのよ」
とガス台の上の大鍋から汁物をよそってくれた。
お弁当もカードを出して受け取り、みんなで長机の席に着いた。
村上亜衣ナース「そこにあるドリンクバーも自由に飲んでいいんだよ」と教えてくれた。
ノア「はい、すみません。トーマは何を貰う?持ってきてあげるよ」
トーマ「俺はお茶を貰うわ」
三浦小児科部長「そうだ、トーマ君だっけ。膝の半月板損傷で手術したんだって?その後はどうですか?」
トーマ「はい。お陰様で大分治って、今理学療法士の方に来てもらってリハビリをしています」
三浦「へえ~そうなんだ。それはね、特別大サービスだよ」
皆クスクス笑っていた。
トーマ「ええ?俺の為にわざわざ来てくれてるんだ。申し訳ないです」
青山「いやいや、君が下に行くとみんな大騒ぎになるからさ、いいんだよ。イケメンの理学療法士が行っただろう?」
トーマ「はい、すごいイケメンで最初はモデルさんかと思ったんですよ」
皆がプーっと吹き出した。
青山「理学療法士の二人はあんな感じだから、土曜日のクラブ活動ではモデルクラブをやってるんだよ。面白いでしょう?」
KAI「えー?すごい。病院だとは思えない」
田村放射線技師「面白いよね。とても普通の病院の発想じゃないよ。院長や理事が見た目よりずっと面白い人なんだよ」
KAI「面白い……ですか?」
佐藤放射線技師「面白いというか、病院主体の考え方じゃなくて、スタッフ重視の考え方だから、俺達が飽きないように色々楽しませてくれるんだよね」
村上慎也ナース「そうなんですよね。ファッションショーを福利厚生にしたり、私達みんなでCMに出演したこともあるもんね!KAI君も出演してくれたじゃないですか?覚えてますか?」
ちょっと笑った。俺皆に内緒だったんだよね。
KAI「はい、もちろん覚えているんですけど、実はメンバーには内緒だったんですよ」
えー?とみんながちょっとシーンとした。
ジュン「ええ?どういうことですか?皆さんがKAIと共に全員CMに出演されたんですか?」
「そう!」と一斉に声が揃って返ってきた。
俺達はあまりのことに驚いて頬が緩んでしまった――。
KAI「あのね。テレビCMは事務所の許可が出なかったんだけど、メーカーさんのHPの方は多分出ていると思う、夏へのお返しの友情出演だったんだよ」
「えー、知らなかったー!」皆の声が揃った。
亜衣ナース「土曜日の午後がクラブ活動の日だから、仕事が終わって6階の休憩室で食事をしたら、サテの3階の菜の花の丘のフロアや音楽室でみんなやってるから行ってみて!すっごい喜ぶと思うよ」
慎也「歌唱部とダンス部とモデルクラブと、写真クラブだっけ?あと荷物持ち隊だよね?」
亜衣「そうそう、今んとこそれくらいかな?」
ノア「荷物持ち隊って何ですか?」
青山「つまり、ミーハークラブだね。なんかやる時はその人たちの荷物を見張ってますって、ついでに見物もしますって部隊なんだよね」
あははは! 俺達はどっと笑ってしまった。
KAI「ファンクラブ代表って感じですか?ウソみたい――本当に病院の人たちなの?」
皆もへらへら笑っていた。
寮母さんも面白がって聞いていた。
亜衣「その中には山科看護部長や川瀬看護師長も入ってるんだから。そうですよねえ?」
川瀬寮母「フフフ。まあね、ミーハーには違いないわ」
トーマ「俺達すごいとこに来たのかもしれない。とりあえず、土曜日にクラブ活動に行こうか?」
青山「うん、行ったらみんな大喜びだけどさ。でもいきなり押しかけた方がいいよ。事前に言うと病院中のスタッフが見に来ちゃうからさ」
KAI「はい、わかりました。じゃあ、内緒にしておいてください」
皆がニヤニヤしながら「OK」と言ってくれた。
亜衣「でも私は見に行こうっと!」
慎也「亜衣、俺のこと忘れてない?」
みんなでくすくす笑った。
リュウ「みんな一斉に食べてるんじゃないの?」
でも俺が思い切ってダイニングのドアを開けると、皆が一斉に俺達を見た。
「ええーーーっ?」とナースの女性が驚いていた。
「なんでえ~?」と別の女性も食べるのをやめて俺達を見た。
川瀬「ほら、みんな入って。皆も知ってると思うけど、うちの音楽事務所で専属契約をしてて、本館5階の個室に皆入ってるから、寮生になります。これから食事やお風呂はここを利用しますから、色々教えてあげてくださいね」
「はーい!」
川瀬「じゃあ、ヴォクシブのみんなも自己紹介してね」
俺達は一人ずつ自己紹介をした。するとスタッフの人たちも一人ずつ自己紹介をしてくれた。
KAI「皆さんはお医者さんや技師やナースの方なんですね?」
青山精神科医「うんそうだよ。7階が医師寮で、6階が技師寮なんだけど、三浦小児科部長もいるんだよ。5階の奥に夜間勤務のナース夫婦がいて、6階の宿直室には夜間勤務の事務の二人が入ってるんだよ。
それと医師寮には菜の花唯一の奨学生で長谷川君が今大学病院で初期研修中なんだよね」
KAI「へえ~そうなんですね」
上間結衣内科医「具合が悪くなったらいつでも診てあげるからねえ~」
他の男性たちがクスクス笑っていた。
川瀬「じゃあ、みんな食事の時は汁物があるから、ここにカップやお椀を持って取りに来るのよ」
とガス台の上の大鍋から汁物をよそってくれた。
お弁当もカードを出して受け取り、みんなで長机の席に着いた。
村上亜衣ナース「そこにあるドリンクバーも自由に飲んでいいんだよ」と教えてくれた。
ノア「はい、すみません。トーマは何を貰う?持ってきてあげるよ」
トーマ「俺はお茶を貰うわ」
三浦小児科部長「そうだ、トーマ君だっけ。膝の半月板損傷で手術したんだって?その後はどうですか?」
トーマ「はい。お陰様で大分治って、今理学療法士の方に来てもらってリハビリをしています」
三浦「へえ~そうなんだ。それはね、特別大サービスだよ」
皆クスクス笑っていた。
トーマ「ええ?俺の為にわざわざ来てくれてるんだ。申し訳ないです」
青山「いやいや、君が下に行くとみんな大騒ぎになるからさ、いいんだよ。イケメンの理学療法士が行っただろう?」
トーマ「はい、すごいイケメンで最初はモデルさんかと思ったんですよ」
皆がプーっと吹き出した。
青山「理学療法士の二人はあんな感じだから、土曜日のクラブ活動ではモデルクラブをやってるんだよ。面白いでしょう?」
KAI「えー?すごい。病院だとは思えない」
田村放射線技師「面白いよね。とても普通の病院の発想じゃないよ。院長や理事が見た目よりずっと面白い人なんだよ」
KAI「面白い……ですか?」
佐藤放射線技師「面白いというか、病院主体の考え方じゃなくて、スタッフ重視の考え方だから、俺達が飽きないように色々楽しませてくれるんだよね」
村上慎也ナース「そうなんですよね。ファッションショーを福利厚生にしたり、私達みんなでCMに出演したこともあるもんね!KAI君も出演してくれたじゃないですか?覚えてますか?」
ちょっと笑った。俺皆に内緒だったんだよね。
KAI「はい、もちろん覚えているんですけど、実はメンバーには内緒だったんですよ」
えー?とみんながちょっとシーンとした。
ジュン「ええ?どういうことですか?皆さんがKAIと共に全員CMに出演されたんですか?」
「そう!」と一斉に声が揃って返ってきた。
俺達はあまりのことに驚いて頬が緩んでしまった――。
KAI「あのね。テレビCMは事務所の許可が出なかったんだけど、メーカーさんのHPの方は多分出ていると思う、夏へのお返しの友情出演だったんだよ」
「えー、知らなかったー!」皆の声が揃った。
亜衣ナース「土曜日の午後がクラブ活動の日だから、仕事が終わって6階の休憩室で食事をしたら、サテの3階の菜の花の丘のフロアや音楽室でみんなやってるから行ってみて!すっごい喜ぶと思うよ」
慎也「歌唱部とダンス部とモデルクラブと、写真クラブだっけ?あと荷物持ち隊だよね?」
亜衣「そうそう、今んとこそれくらいかな?」
ノア「荷物持ち隊って何ですか?」
青山「つまり、ミーハークラブだね。なんかやる時はその人たちの荷物を見張ってますって、ついでに見物もしますって部隊なんだよね」
あははは! 俺達はどっと笑ってしまった。
KAI「ファンクラブ代表って感じですか?ウソみたい――本当に病院の人たちなの?」
皆もへらへら笑っていた。
寮母さんも面白がって聞いていた。
亜衣「その中には山科看護部長や川瀬看護師長も入ってるんだから。そうですよねえ?」
川瀬寮母「フフフ。まあね、ミーハーには違いないわ」
トーマ「俺達すごいとこに来たのかもしれない。とりあえず、土曜日にクラブ活動に行こうか?」
青山「うん、行ったらみんな大喜びだけどさ。でもいきなり押しかけた方がいいよ。事前に言うと病院中のスタッフが見に来ちゃうからさ」
KAI「はい、わかりました。じゃあ、内緒にしておいてください」
皆がニヤニヤしながら「OK」と言ってくれた。
亜衣「でも私は見に行こうっと!」
慎也「亜衣、俺のこと忘れてない?」
みんなでくすくす笑った。
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