医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語

スピカナ

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169話 風呂でタオルは要らない*

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 夕飯はエビドリアを作った。莉子が大好きなんだ。大きなエビもいっぱい入れた。それとサラダと野菜スープもある。もちろんドリアには、お気に入りのパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけたよ。

二人で囲む夕飯は静かだけど、莉子がいる幸せを感じることが出来る。一口一口フォークを運ぶ幸せそうな莉子。時々、俺の目を見てニコって笑ってくれる。そんな莉子がうれしくて、生きていてくれて本当にありがとうと言いたい。

(絶対、俺のそばを離れるなよ。今夜は抱き潰すかもしれない。あした一日中寝込んでもいいからさ、今夜は俺の相手をしてほしいよ)と心の中で思ったことは内緒だ。

食べ終わったら歯磨きをして風呂に入ろうな。

莉子は自分で服を脱ぐのに、いまだに恥ずかしそうにするんだよね。それは俺を男として意識しているってこと? ああ~もっと意識してほしい。いいよ、俺が脱がせてあげるよ。抱きしめてキスをしながらだ。

浴室に入ると莉子の身体を先に洗う。なんて色白できれいな肌なんだろう。柔らかくてなめらかで身体も華奢だ。俺の両手に納まるくらいの細いウェストやおなかに、石鹸を付けた手でさするように洗っていく。

タオルでゴシゴシなんて絶対しない。そんなことをしたら莉子の身体が傷だらけになってしまう

全身をそうやって手で撫でて洗っていく。手の平でクルクルと回したり、少し圧をかけてさすったりしていく。その間の莉子は口を半開きにして、じっと目をつぶっているんだ。少し息苦しいのか、口で息をしているんだよね。

その唇がかわいすぎて、思わずキスをしてしまう。ああ~だめだ。莉子が風邪を引いてしまう。身体が冷えないように莉子をバスタブの中に入れる。そこでもずっと目をつぶっているんだよね。なんで?恥ずかしいの?ふふふ。

俺はさっと自分を洗って、一緒にバスタブに入り、莉子を前に抱える。すると莉子は頭を俺の胸に預けるんだ。
顔を少し上向きにして俺の首筋の方に向けるから、熱い吐息が俺の首筋にかかるんだよ。
もう~これは無意識にやっているの? これで俺がどれだけ興奮するのか知っているのか?

自分を抑えるのが大変で・・いや、実はもうビンビンになっていて、それが莉子のお尻あたりに触れていて、いつでもすぐに入れられるくらいになっている。つい、莉子を後ろから犯してしまいそうになるんだ。それに莉子のお尻は柔らかくてかわいいんだ。食べてしまいたいくらいで、ベッドではいつも甘噛みしてしまう。

俺の左手はピンク色の小さな乳首やおなかをいじっている。右手は下の茂みの方に手をやって蕾あたりを刺激するから、ハアハアと息遣いが荒くなる。ああ~ここでやっては駄目だ。どうして俺は我慢ができないのかな?まあ、そんな反省は全然役に立たないんだけどさ。

風呂タイムはここでリミットだ。それ以上にやると莉子が倒れてしまう。さあ上がろうと言って莉子を立ち上がらせて身体を拭いてやる。あとはバスローブで包む。着せない。だってすぐ脱がせるからね。ふふ。

結構この時点で莉子もふらっとしていて、俺にもたれているから、バスローブで巻いたまま姫抱きにしてベッドに運ぶことになる。ふふ。俺、悪い奴かな。

もちろん風呂に入る前には先に枕元の明かりを落として、水だけはペットボトルとコップをナイトテーブルに置いておく。だってあとで莉子に飲ませないといけないからね。
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