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225話 夏輝サイド・退院セレモニー
12月28日になった。今日はお兄さんの待望の退院だ。俺も昨日から掃除しまくって、ご馳走も作ったよ。
莉子もわくわくで、何を着ていこうかな?と迷っているよ。髪もかわいくまとめ髪にしている。これは俺の作品だよ。
もう両手を後ろにやって髪をいじるのがしんどいんだそうだ。そうなんだ。俺にはわからないからさ。動作の一つ一つがどっこいしょと掛け声がいるよ。
おなかが大きいって大変なんだなと思うよ。莉子はいつもそっくり返って腰に手を当てているか、どこかにつかまりながら歩いているよ。まあ、ほとんど俺が支えているんだけどね。(笑)
さあ、退院のお迎えに行くよ! 予定の1時間前から迎えに行ったんだ。それなのに、荷物は全部お兄さんが自分でまとめていたよ。俺の出番はなかった。よほど帰りたいんだね。ふふふ。
さあ、行こうと思って、会計は済ませたし、外科病棟の皆さんに挨拶をしようと思って医局を見たけど、ほとんどいないんだよね。あれっ??
じゃあ、よろしくお伝えくださいと言って、エレベーターに乗って玄関前のロビーに近づくと、人の数が半端なくいるんだよ。
なになに?? 何事なんだ?とお兄さんが言うと、ぱっと花道が出来た。みんながお兄さんを見ながら拍手して並んで待っているんだよね。
「退院おめでとう!!北原春樹先生へ」って垂れ幕まであるんだぜ。凄いっ!!
ええーーーっ?!とお兄さんも莉子も俺も驚いたよ。
病院長や岩城先生や川瀬先生もいたし、外科だけじゃなくて、内科や婦人科のお世話になった人たちも並んでいた。
病院長が花束を持っていて、
「北原君、長い間本当に良く頑張ってくれたね。そして多くの人を助けてくれて本当にありがとう。君のお陰だよ。こうして元気になってくれて俺の人生で一番うれしいよ。本当にどうもありがとう。退院おめでとう!」と挨拶をしてくれた。 そして花束が贈呈された。
そしたらみんながわーっと言って拍手喝さいをしたんだ。
そばにいた岩城先生がお兄さんに、
「北原が皆をかばってくれたから、あの時のロビーで倒れた人たちが皆駆けつけてくれているよ」と言ったんだ。そしたら一人一人が並んでいて、みんなお兄さんに感謝の言葉を言って握手を求めたんだよ。
もうお兄さんも涙もろいからさ、まあ、俺と莉子もそうなんだけど、涙なしでは見られなかったよ。
本当にお兄さんは泣いていたよ。泣き笑いだよね。
最後に岩城先生と泣きながらしっかり抱き合っていたよ。それから川瀬先生ともね。本当に仲良しだなあ。ふふふ。
(待ってろよ、俺だってその仲間に入って見せるぜと決意もあらたにしたよ)
莉子もわくわくで、何を着ていこうかな?と迷っているよ。髪もかわいくまとめ髪にしている。これは俺の作品だよ。
もう両手を後ろにやって髪をいじるのがしんどいんだそうだ。そうなんだ。俺にはわからないからさ。動作の一つ一つがどっこいしょと掛け声がいるよ。
おなかが大きいって大変なんだなと思うよ。莉子はいつもそっくり返って腰に手を当てているか、どこかにつかまりながら歩いているよ。まあ、ほとんど俺が支えているんだけどね。(笑)
さあ、退院のお迎えに行くよ! 予定の1時間前から迎えに行ったんだ。それなのに、荷物は全部お兄さんが自分でまとめていたよ。俺の出番はなかった。よほど帰りたいんだね。ふふふ。
さあ、行こうと思って、会計は済ませたし、外科病棟の皆さんに挨拶をしようと思って医局を見たけど、ほとんどいないんだよね。あれっ??
じゃあ、よろしくお伝えくださいと言って、エレベーターに乗って玄関前のロビーに近づくと、人の数が半端なくいるんだよ。
なになに?? 何事なんだ?とお兄さんが言うと、ぱっと花道が出来た。みんながお兄さんを見ながら拍手して並んで待っているんだよね。
「退院おめでとう!!北原春樹先生へ」って垂れ幕まであるんだぜ。凄いっ!!
ええーーーっ?!とお兄さんも莉子も俺も驚いたよ。
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病院長が花束を持っていて、
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もうお兄さんも涙もろいからさ、まあ、俺と莉子もそうなんだけど、涙なしでは見られなかったよ。
本当にお兄さんは泣いていたよ。泣き笑いだよね。
最後に岩城先生と泣きながらしっかり抱き合っていたよ。それから川瀬先生ともね。本当に仲良しだなあ。ふふふ。
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