医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語

スピカナ

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272話 婦人科受診

 連休も開けて仕事が始まった。今日はオンライン診療の日だが4時に終わるので、大学病院の婦人科に来た。

莉子の産後の健診があるんだ。産後1か月は過ぎたんだけど、連休があったから今日になった。

妊娠末期に妊娠中毒症になったから、出産後も要注意期間なんだ。

でも無事に過ごせて良かったよ。シッターさんのおかげで、莉子が十分に身体を休められた。

むしろ大学に行っていた頃の方が、毎日身体を消耗していたから、ハラハラしていた。

今は家に帰ると莉子がいるので、本当にうれしいんだ。

毎日を無理をなくゆっくり過ごせるから安心できる。

川瀬が今日はなんと言うかなあ?聞きたいことがあるからね。

さて、莉子が呼ばれた。一緒に診察室に入る。

「川瀬先生、こんにちは」

「莉子ちゃん元気かな?その後はどうですか?怠さとか、むくみとか、ありますか?」

「特にないです。今はベビーシッターさんがフォローしてくれるので、私は楽に休養が取れているので元気です」

「ああ~そうなんだねえ。さすが北原だねえ……。致せり尽くせりだもんなあ~すごいよねえ、あははは」

「おい、よせよ。恥ずかしいだろ。普通だろう?」

「あははは、普通ねえ~?」それから、エコーもしたし、内診もあった。で、結果は?

「リコちゃん、すごく順調に回復していますね。中毒症の後遺症もないし、もう大丈夫かなあ」

「北原はねえ、夫婦生活はそろそろいいよと言いたいけど、あと1か月かなあ??」

「はーーっ?嘘だろう?なんでだよ!」

「あははは、と言いたいところだけど、今夜からしていいぞ。でもやり過ぎるなよ」

「おい、俺を殺す気か?俺はそれだけを聞きたかったのに、どんだけ待ったと思ってんだよ!」

あはははと二人で大笑いした。莉子は恥ずかしそうにうつむいていたよ。ごめん、莉子。

さあ、莉子帰ろう!と手を繋いで病院内を歩く。

俺と莉子はもう病院内では有名だから、スタッフの目を気にしないで歩けるから、本当に楽になったよ。
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