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第一話
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数ヶ月前
『ねぇ山村ぁ、今日もいじめの時間がやって来たよー。今日もあの部屋行くから、逃げたらどうなるか、わかってるよねぇ?』
『……はい』
ドンッ
『ちょっと早くしてよデブ』
『す、すみません』
『あんた臭すぎ、汚い』
『すみません……』
――私のクラスには、いじめがある。
いじめられているのは隣の席の山村さん。
三人程に囲まれて、どこかへ連れていかれてしまう。
いじりだなんて生ぬるい。
そんな軽いものではなく、暴力を振るったり物を壊したり、喝上げしたり罵倒したり、かなり重度のものだった。
勿論可哀想だとは思う。
可哀想だとは思うが、同時に、安心している自分もいる。
自分じゃなくて良かった。
そう思ったことは何度あったか。
連れていかれるのを見る度に毎回思う。ホッとする。
目立ちたくないから、だから毎回無視してきた。
助けるなんて無理。
自分が標的になるから。
いつか、誰かがきっと助けてくれる。
そう思って見て見ぬふりをしていた。
◇
ある日、いつもとは違うことが起きた。
山村さんはいつものように連れていかれ、私もまたいつものように知らないふりをする。
だがその矢先、山村さんは口を開き、こう言った。
「スイレンちゃん……助けて……」
え……?
思考が追い付かなかった。
今、スイレンって言ったの?
私に、そう言ったの?
私は慌てて振り向いた。
だが思考に費やす時間が長かったせいか、もう見えない。
スイレンとは。「鼓明治 彗恋」私の名前だ。
助けを求められた。
助けを求められてしまった。
一番恐れていたことだった。
よりによって私に。
私は基本的に人の頼みを断ることができない。
断れば、相手が怒るから。
怒る人ばかりじゃないということは、本当はわかっているけど、嫌われたくないから断らない。
断れない。
断れないが、私が標的になるのはもっと嫌だ。
誰だってそう思うはず。
いつだって自分が最優先で、わざわざ自分を犠牲にしてまで他人を助けようとは思わない。
それが人間だから。
だから、無視するという選択は間違っていないよね?
私は無視することにした。
反応しちゃダメ。
無視だ。無視。
無視……。
無視……。
無視──────できなかった。
身体が勝手に追いかける。
思考に逆らい動く。
運動不足の私の肺では酸素を効率よく吸収できず、すぐに息が切れる。
なぜ助けようと思ったのか。
今の私にその理由はわからなかった。
なんてことを考えてる暇はない。
何も考えず追いかける。
見えた……。
「ま……待って!」
普段大きな声を出さないせいか、小さな声しか出せなかった。
だが幸い声は届いていたらしく、全員がこちらを振り向いた。
「ん?誰、なんか用?」
一人が私に問いかけるが、私のことは覚えていないらしい。一見特に警戒はしていなさそうに見える。
「ねぇ、あなた同じクラスの彗恋ちゃんじゃな~い?どうかしたの?」
一人は私ことを覚えていた。妖艶な笑みを浮かべながら問うその圧に足がすくむ。
私は助けを求められ咄嗟に追いかけただけで、計画していた訳ではない。
何を話そうかなんて考えている筈もなく、言葉が詰まる。
「あ、あのっ……。」
上手く言葉を作れない。
皆こっちを見てる。
それだけでプレッシャーになる。
冷や汗が垂れる。
「……そ、その子をいじめるの……もう、やめよう?」
言えた……けど、ここからどうすれば…。
「は?何あんた。邪魔しないでくれる?なんでやめなきゃいけないの?」
鼓動が早くなる。
息が苦しい。
心臓が痛い。
冷や汗が止まらない。
私の言葉を聞いた瞬間から、彼女の言葉には敵意がこもり、言葉のトゲが私に刺さる。
「あなたさ~、自分が可愛いからって良い子ぶってるわよね~。大人しくしていたから今まで気にしないでいたけれど、こういうことされるとイライラするのよね。ねぇ、あなたどうしてこんなやつを助けようとするの?」
どうして?
どうしてだろう。
その問いは、自分で自分にした質問と同じだった。
私は考えた。
なぜか。
なぜ私は助けようとしたのか。
数秒フリーズし思考を巡らせて、答えは出た。
今まで自分でもわからなかった問いが今、やっと解った。
頼まれたからだ。
なんてここでは言えないけど、それだけだった。本当にただそれだけ。
それ以外のことは何も考えてはいなかった。と言うより、考えることができなかったと言った方が正しい。
でも理由なんてどうでもいいんだ。
それより今はこの場をどうにかしなければいけない。
何でも良い。建前でも良い。嘘だって良い。
でも…………駄目だ。
注目されると頭が真っ白になる。
何も考えられなくなる。
「はぁ。あなた、こついを助けようとしたのよねぇ。いいわよ別に、正直もう飽きちゃっていたから」
そ、それじゃあ――
「そろそろ別のおもちゃが欲しいと思っていたからちょうど良かったわ~。今日からあなたで遊ぶわね、よろしくね彗恋ちゃん」
「……え?」
何も喋ることができずただただ聞くだけの私に投げられた言葉は、さらに思考を不可能にするものだった。
「嘘……でしょ?」
「嘘じゃないわよ~。ただで助けられるとでも思っていたの?あなたが今日からのおもちゃよ?何度言えばわかるの?」
そんな……ことって……。
現実だと受け止めきれない。
嘘だと信じたい。
もしくは夢か。
だが胸をえぐられるような痛みが、現実だということを物語っている。
「そんな…ちょっとまって!」
「どうしたの?助けることができて良かったじゃない、おめでとう~」
……まってよ。
「今日からはあなたが私たちのおもちゃね。せいぜい楽しませてちょうだい?」
……いや。
「あとはお昼にパンとジュース買ってきて貰うし~」
……いや。
「定期的に集金もあるから忘れないでよ~?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」
自分がいじめられている姿が一気に頭に浮かぶ。まるで走馬灯のように、次から次へと断片的に映る。こういうときに限ってものすごいスピードで動く思考。目まぐるしく頭に浮かぶ光景は、絶望そのものだった。
「なんで…私が……こんな……こん…な……」
すごく頭が……痛い。
吐き気もする……。
だんだん意識が遠のいて……。
「あれ?どうしたの?もしかしてショックで気絶しちゃったの?」
「丁度いいじゃん、このまま連れてこう」
「あっ、山村いたの忘れてた~。もう帰っていいよ~」
どうして……。
どうして私が……こんな目に。
誰か助けて……助けてよ……。
もう……諦めるしか……ないのかな。
――私の意識はここで途絶えた。
『ねぇ山村ぁ、今日もいじめの時間がやって来たよー。今日もあの部屋行くから、逃げたらどうなるか、わかってるよねぇ?』
『……はい』
ドンッ
『ちょっと早くしてよデブ』
『す、すみません』
『あんた臭すぎ、汚い』
『すみません……』
――私のクラスには、いじめがある。
いじめられているのは隣の席の山村さん。
三人程に囲まれて、どこかへ連れていかれてしまう。
いじりだなんて生ぬるい。
そんな軽いものではなく、暴力を振るったり物を壊したり、喝上げしたり罵倒したり、かなり重度のものだった。
勿論可哀想だとは思う。
可哀想だとは思うが、同時に、安心している自分もいる。
自分じゃなくて良かった。
そう思ったことは何度あったか。
連れていかれるのを見る度に毎回思う。ホッとする。
目立ちたくないから、だから毎回無視してきた。
助けるなんて無理。
自分が標的になるから。
いつか、誰かがきっと助けてくれる。
そう思って見て見ぬふりをしていた。
◇
ある日、いつもとは違うことが起きた。
山村さんはいつものように連れていかれ、私もまたいつものように知らないふりをする。
だがその矢先、山村さんは口を開き、こう言った。
「スイレンちゃん……助けて……」
え……?
思考が追い付かなかった。
今、スイレンって言ったの?
私に、そう言ったの?
私は慌てて振り向いた。
だが思考に費やす時間が長かったせいか、もう見えない。
スイレンとは。「鼓明治 彗恋」私の名前だ。
助けを求められた。
助けを求められてしまった。
一番恐れていたことだった。
よりによって私に。
私は基本的に人の頼みを断ることができない。
断れば、相手が怒るから。
怒る人ばかりじゃないということは、本当はわかっているけど、嫌われたくないから断らない。
断れない。
断れないが、私が標的になるのはもっと嫌だ。
誰だってそう思うはず。
いつだって自分が最優先で、わざわざ自分を犠牲にしてまで他人を助けようとは思わない。
それが人間だから。
だから、無視するという選択は間違っていないよね?
私は無視することにした。
反応しちゃダメ。
無視だ。無視。
無視……。
無視……。
無視──────できなかった。
身体が勝手に追いかける。
思考に逆らい動く。
運動不足の私の肺では酸素を効率よく吸収できず、すぐに息が切れる。
なぜ助けようと思ったのか。
今の私にその理由はわからなかった。
なんてことを考えてる暇はない。
何も考えず追いかける。
見えた……。
「ま……待って!」
普段大きな声を出さないせいか、小さな声しか出せなかった。
だが幸い声は届いていたらしく、全員がこちらを振り向いた。
「ん?誰、なんか用?」
一人が私に問いかけるが、私のことは覚えていないらしい。一見特に警戒はしていなさそうに見える。
「ねぇ、あなた同じクラスの彗恋ちゃんじゃな~い?どうかしたの?」
一人は私ことを覚えていた。妖艶な笑みを浮かべながら問うその圧に足がすくむ。
私は助けを求められ咄嗟に追いかけただけで、計画していた訳ではない。
何を話そうかなんて考えている筈もなく、言葉が詰まる。
「あ、あのっ……。」
上手く言葉を作れない。
皆こっちを見てる。
それだけでプレッシャーになる。
冷や汗が垂れる。
「……そ、その子をいじめるの……もう、やめよう?」
言えた……けど、ここからどうすれば…。
「は?何あんた。邪魔しないでくれる?なんでやめなきゃいけないの?」
鼓動が早くなる。
息が苦しい。
心臓が痛い。
冷や汗が止まらない。
私の言葉を聞いた瞬間から、彼女の言葉には敵意がこもり、言葉のトゲが私に刺さる。
「あなたさ~、自分が可愛いからって良い子ぶってるわよね~。大人しくしていたから今まで気にしないでいたけれど、こういうことされるとイライラするのよね。ねぇ、あなたどうしてこんなやつを助けようとするの?」
どうして?
どうしてだろう。
その問いは、自分で自分にした質問と同じだった。
私は考えた。
なぜか。
なぜ私は助けようとしたのか。
数秒フリーズし思考を巡らせて、答えは出た。
今まで自分でもわからなかった問いが今、やっと解った。
頼まれたからだ。
なんてここでは言えないけど、それだけだった。本当にただそれだけ。
それ以外のことは何も考えてはいなかった。と言うより、考えることができなかったと言った方が正しい。
でも理由なんてどうでもいいんだ。
それより今はこの場をどうにかしなければいけない。
何でも良い。建前でも良い。嘘だって良い。
でも…………駄目だ。
注目されると頭が真っ白になる。
何も考えられなくなる。
「はぁ。あなた、こついを助けようとしたのよねぇ。いいわよ別に、正直もう飽きちゃっていたから」
そ、それじゃあ――
「そろそろ別のおもちゃが欲しいと思っていたからちょうど良かったわ~。今日からあなたで遊ぶわね、よろしくね彗恋ちゃん」
「……え?」
何も喋ることができずただただ聞くだけの私に投げられた言葉は、さらに思考を不可能にするものだった。
「嘘……でしょ?」
「嘘じゃないわよ~。ただで助けられるとでも思っていたの?あなたが今日からのおもちゃよ?何度言えばわかるの?」
そんな……ことって……。
現実だと受け止めきれない。
嘘だと信じたい。
もしくは夢か。
だが胸をえぐられるような痛みが、現実だということを物語っている。
「そんな…ちょっとまって!」
「どうしたの?助けることができて良かったじゃない、おめでとう~」
……まってよ。
「今日からはあなたが私たちのおもちゃね。せいぜい楽しませてちょうだい?」
……いや。
「あとはお昼にパンとジュース買ってきて貰うし~」
……いや。
「定期的に集金もあるから忘れないでよ~?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」
自分がいじめられている姿が一気に頭に浮かぶ。まるで走馬灯のように、次から次へと断片的に映る。こういうときに限ってものすごいスピードで動く思考。目まぐるしく頭に浮かぶ光景は、絶望そのものだった。
「なんで…私が……こんな……こん…な……」
すごく頭が……痛い。
吐き気もする……。
だんだん意識が遠のいて……。
「あれ?どうしたの?もしかしてショックで気絶しちゃったの?」
「丁度いいじゃん、このまま連れてこう」
「あっ、山村いたの忘れてた~。もう帰っていいよ~」
どうして……。
どうして私が……こんな目に。
誰か助けて……助けてよ……。
もう……諦めるしか……ないのかな。
――私の意識はここで途絶えた。
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─────────────
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