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Scene03 七鮎川円花と俺の車
第20話
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「このゾンビの方たち。
制服ですわ。
学校の制服」
それは最初からわかってた。
ゾンビ達は俺の高校の制服を着ている。
紺のブレザー。
チェックのズボン。
女子は同じチェックのスカート。
たまに制服じゃないゾンビも混じっているが。
そいつらは野球の制服やサッカーのユニフォーム。
要するに部活の格好だ。
俺の家の周りでゾンビ騒動が起きたのが18時前後。
その頃まだ学校に居た部活帰りの生徒たち。
同じ学校に通う生徒がゾンビになった。
円花は今さらのようにその事に気が付きショックを受けてるらしい。
「あ、あああああ。
何で学校の制服を……」
俺は円花の手を引いて逃げ出す。
校庭の真ん中、日の当たる処。
俺と円花は車の近くまで逃げ込む。
「学校って何時まで残っていいんだっけ?」
「……はい。
18時までですわ。
部活の方は届けを出せば19時半までは活動出来るはずです」
円花がフラフラとしながら答える。
現実をまだ受け止められない風情。
「ふーむ。
ゾンビが近付いてくるな」
俺達の方へとゾンビがジリジリと近づいてくる。
車は日当たりの良い場所に停車している。
日陰から徐々にゾンビが近づいてくるのだ。
「話が違いますわ。
太陽が苦手なハズじゃなかったんですの」
どうやら苦手なだけで出歩けない訳じゃないらしい。
ゾンビは日光の下、嫌そうな顔でノロノロ歩きになるが動いてる。
実際に数体のゾンビが近づいてくるのだ。
俺はバットを上段に構える。
上から振り下ろすスタイル。
頭を狙い一発で倒す。
ノロノロ歩きのゾンビなら狙うのは難しくなさそうだが、問題は数体同時に近づいてくることだ。
「円花、変身するんだ」
「嫌ですわ」
「屋上に人がいます。
わたしが魔法少女に変身するのを見られてしまいます。
それに……
相手は同じ学校の生徒です……」
そんな事言ってる場合か。
近付いてくるゾンビは6体。
こちらの戦力が俺一人だけは無いだろう。
円花が折りたたみノコギリを取り出し、刃を広げる。
ハンマーよりはリーチの有る武器。
円花に持たせておいた。
でもなー、お前ゾンビにマトモに攻撃できないだろう。
「円花。
アイスビュレットはその姿でも使えると言っていたな」
「はい、アイスビュレットなら
……アレなら殺すほどのダメージを与えませんわ」
円花なりに納得したらしい。
だが、相手はもう死んでるゾンビなんだがな。
アイスビュレット
氷の礫よ、敵を撃て!
円花が右手の先をゾンビに向ける。
と彼女の手先から飛び出していく。
氷の塊、人間の拳くらいは有るだろうか。
氷の礫が動く死体を打つ。
先頭のゾンビが衝撃を受けて後退るが、それだけ。
胴体に氷の後、ちょっとした霜が付いてる。
「殴られたくらいのダメージしか受けてないみたいだな」
制服ですわ。
学校の制服」
それは最初からわかってた。
ゾンビ達は俺の高校の制服を着ている。
紺のブレザー。
チェックのズボン。
女子は同じチェックのスカート。
たまに制服じゃないゾンビも混じっているが。
そいつらは野球の制服やサッカーのユニフォーム。
要するに部活の格好だ。
俺の家の周りでゾンビ騒動が起きたのが18時前後。
その頃まだ学校に居た部活帰りの生徒たち。
同じ学校に通う生徒がゾンビになった。
円花は今さらのようにその事に気が付きショックを受けてるらしい。
「あ、あああああ。
何で学校の制服を……」
俺は円花の手を引いて逃げ出す。
校庭の真ん中、日の当たる処。
俺と円花は車の近くまで逃げ込む。
「学校って何時まで残っていいんだっけ?」
「……はい。
18時までですわ。
部活の方は届けを出せば19時半までは活動出来るはずです」
円花がフラフラとしながら答える。
現実をまだ受け止められない風情。
「ふーむ。
ゾンビが近付いてくるな」
俺達の方へとゾンビがジリジリと近づいてくる。
車は日当たりの良い場所に停車している。
日陰から徐々にゾンビが近づいてくるのだ。
「話が違いますわ。
太陽が苦手なハズじゃなかったんですの」
どうやら苦手なだけで出歩けない訳じゃないらしい。
ゾンビは日光の下、嫌そうな顔でノロノロ歩きになるが動いてる。
実際に数体のゾンビが近づいてくるのだ。
俺はバットを上段に構える。
上から振り下ろすスタイル。
頭を狙い一発で倒す。
ノロノロ歩きのゾンビなら狙うのは難しくなさそうだが、問題は数体同時に近づいてくることだ。
「円花、変身するんだ」
「嫌ですわ」
「屋上に人がいます。
わたしが魔法少女に変身するのを見られてしまいます。
それに……
相手は同じ学校の生徒です……」
そんな事言ってる場合か。
近付いてくるゾンビは6体。
こちらの戦力が俺一人だけは無いだろう。
円花が折りたたみノコギリを取り出し、刃を広げる。
ハンマーよりはリーチの有る武器。
円花に持たせておいた。
でもなー、お前ゾンビにマトモに攻撃できないだろう。
「円花。
アイスビュレットはその姿でも使えると言っていたな」
「はい、アイスビュレットなら
……アレなら殺すほどのダメージを与えませんわ」
円花なりに納得したらしい。
だが、相手はもう死んでるゾンビなんだがな。
アイスビュレット
氷の礫よ、敵を撃て!
円花が右手の先をゾンビに向ける。
と彼女の手先から飛び出していく。
氷の塊、人間の拳くらいは有るだろうか。
氷の礫が動く死体を打つ。
先頭のゾンビが衝撃を受けて後退るが、それだけ。
胴体に氷の後、ちょっとした霜が付いてる。
「殴られたくらいのダメージしか受けてないみたいだな」
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