22 / 191
Scene04 五古河逆と俺の保健室
第22話
しおりを挟む
五古河逆、ごふるかわさからう。
ジャージのようなパンツ。
上はTシャツ。
トレーニングウェアのようだ。
冬だと言うのに寒く無いのか。
こいつ女だ。
何故分かったかと言えば。
腰から尻のライン。
間違いなく女性の物。
逆に上半身は分かりづらい。
黒いTシャツの胸部分を押し上げる物体は筋肉。
肩も腕も筋肉が付き、女性らしい丸みは薄い。
髪も短く刈り込んでいる。
前髪だけ眉に掛る程伸ばしている。
てっきり男だと思った。
先程のゾンビとの戦い。
素早い身のこなし。
怯む様子も無く凶器を頭部に突き立てる。
何かの戦闘訓練を受けてるか、格闘技でも経験している。
格闘技をしている女性だって昨今では少なくない。
これは早とちりだったな。
しかし五古河逆か。
俺は小声で円花に訊く。
「さからうって女性の名前に使うモノなのか?」
「男にだって使いませんわ」
そうか。
確かに聞いた事が無いな。
まあいいか。
「何だ、コソコソと」
五古河逆はこちらを睨む。
「何でも有りませんわ。
五古河家の方ですのね。
間違いなく私が七鮎川円花ですわ」
「まぁどぉかぁさまーーーーーー!!!」
イキナリ走ってくる。
黒いロングドレスと白いエプロン。
頭にはヘッドドレス。
凄い勢いで走り寄って来た。
俺はとりあえずバットを振っておいた。
相手は円花に向かって突っ込んでくる。
円花が危険だ。
カッキーンッ。
凄い音でバットと突っ込んで来た人物がぶつかる。
正面衝突。
メイド服で突っ込んできたのは。
背の高い人物、女性だろう。
ヘッドドレスと思ったモノは猫ミミ?
ネコミミ付ヘッドドレスなのか。
彼女は俺のバットで頭を打たれてフラフラしてる。
フラフラしながら円花に近付く。
今度は俺も攻撃しない。
円花が怯えてない。
顔見知りのようだ。
それに近くで見るとメイド服を着た人物は美人。
整った眉、高い鼻梁。
キツイ眼つきが可愛らしいヘッドドレスとイマイチ似合っていないが。
「円花お嬢様!
御無事ですか?!」
メイドは円花に抱き着いた。
「どこもケガしてませんか」
「ケガしてるのはアナタよ。
頭から血がでてるわ」
うん。
俺のバットで打たれてメイドは頭から出血してる。
あっ。
倒れた。
頭から血を流しながらメイドが倒れた。
バットを強く振り過ぎたかもしれない。
最初から美女と分かっていれば手加減したのだが。
ジャージのようなパンツ。
上はTシャツ。
トレーニングウェアのようだ。
冬だと言うのに寒く無いのか。
こいつ女だ。
何故分かったかと言えば。
腰から尻のライン。
間違いなく女性の物。
逆に上半身は分かりづらい。
黒いTシャツの胸部分を押し上げる物体は筋肉。
肩も腕も筋肉が付き、女性らしい丸みは薄い。
髪も短く刈り込んでいる。
前髪だけ眉に掛る程伸ばしている。
てっきり男だと思った。
先程のゾンビとの戦い。
素早い身のこなし。
怯む様子も無く凶器を頭部に突き立てる。
何かの戦闘訓練を受けてるか、格闘技でも経験している。
格闘技をしている女性だって昨今では少なくない。
これは早とちりだったな。
しかし五古河逆か。
俺は小声で円花に訊く。
「さからうって女性の名前に使うモノなのか?」
「男にだって使いませんわ」
そうか。
確かに聞いた事が無いな。
まあいいか。
「何だ、コソコソと」
五古河逆はこちらを睨む。
「何でも有りませんわ。
五古河家の方ですのね。
間違いなく私が七鮎川円花ですわ」
「まぁどぉかぁさまーーーーーー!!!」
イキナリ走ってくる。
黒いロングドレスと白いエプロン。
頭にはヘッドドレス。
凄い勢いで走り寄って来た。
俺はとりあえずバットを振っておいた。
相手は円花に向かって突っ込んでくる。
円花が危険だ。
カッキーンッ。
凄い音でバットと突っ込んで来た人物がぶつかる。
正面衝突。
メイド服で突っ込んできたのは。
背の高い人物、女性だろう。
ヘッドドレスと思ったモノは猫ミミ?
ネコミミ付ヘッドドレスなのか。
彼女は俺のバットで頭を打たれてフラフラしてる。
フラフラしながら円花に近付く。
今度は俺も攻撃しない。
円花が怯えてない。
顔見知りのようだ。
それに近くで見るとメイド服を着た人物は美人。
整った眉、高い鼻梁。
キツイ眼つきが可愛らしいヘッドドレスとイマイチ似合っていないが。
「円花お嬢様!
御無事ですか?!」
メイドは円花に抱き着いた。
「どこもケガしてませんか」
「ケガしてるのはアナタよ。
頭から血がでてるわ」
うん。
俺のバットで打たれてメイドは頭から出血してる。
あっ。
倒れた。
頭から血を流しながらメイドが倒れた。
バットを強く振り過ぎたかもしれない。
最初から美女と分かっていれば手加減したのだが。
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる