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Scene04 五古河逆と俺の保健室
第23話
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「お嬢様、無事ですかー。
どこもケガはしておりませんか。
よもや屍人に噛まれてたりしませんか」
「ちょっとちょっと!
人前で服を脱がそうとしないで、ネコ」
ネコと呼ばれた女性は円花に抱き着いてる。
抱きついたあげく、カーゴパンツを脱がして肌を確認しようとしている。
けしからん。
もっとやれ。
「どこにも外傷は無い。
彼女も俺もお互い確かめた」
俺はネコと呼ばれたメイド服の女性に言う。
嘘ではない。
昨夜、シャワーを浴びた時お互いの肌を確認した。
その結果俺はイチャイチャしないとすまない状態になったのだ。
俺だって理由も無く常に発情してる訳じゃないのだ。
「何だと、キサマ。
今なんと言った!」
メイド服は俺に拳銃を向けた。
改造モデルガンなどでは無い。
本物くさい。
トカレフT33。
ロシアの自動拳銃。
正確に言うとソ連。
ソ連軍時代の正式採用銃だ。
日本では比較的手に入りやすい拳銃だが粗悪品が多い。
映画などでよくチンピラが持たされてるのがこの拳銃だ。
俺の知識は小説やネットで手に入れた物なのでどこまで真実かは分からない。
改造銃なら安くて粗悪品の多いと言われる拳銃にわざわざ似せはしない。
そんな拳銃を俺に向けるメイド服。
冗談じゃ無いぞ。
俺の知識が真実ならトカレフの最大の特徴は安全装置が無い事だ。
メイドが指を引けばもう弾が飛び出るのだ。
「やめなさい、ネコ!」
「しかし、お嬢様。
この男は今聞き捨てならない事を言いました」
「彼は学校の先輩です。昨夜わたしは先輩に助けられたのです。
言ってみれば恩人です。
わたしの恩人に銃を向ける事は許しません」
「そうでしたか……」
ネコ耳メイド服女が俺を見る。
どう見てもその眼つきは納得していない。
親の仇でも見るような眼光。
「草薙先輩、ウチのモノがすいません。
彼女は猫屋敷三毛寝子。
七鮎川家の侍女長ですわ」
円花が俺に頭を下げる。
猫屋敷三毛寝子、ねこやしきみけねこ。
どんな字を書くのか知りたくも無いな。
ネコでいいだろう。
「ネコ、貴方も頭を下げなさい」
「いえ、お嬢様。
七鮎川家の方以外に下げる頭は持っておりません」
「ネコ!
アナタはわたしの先輩に凶器を向けたのです。
キチンとお詫びなさい」
「かまわないぞ、円花」
俺は円花を止める。
「俺こそネコさんをバットで殴ってしまった。
すまなかった。
ネコさんがあまりに勢いよく近付いてくるのでな。
つい思い切り打ってしまったんだ。
キミのお嬢様を護るためだ。
許してくれないか」
「むっ、お嬢様を護るためか……
よかろう、バットで殴られた事は不問としましょう」
彼女の頭からは血が流れてる。
ネコミミを付けたヘッドドレスからつーっと血が眉間へ垂れてるのだ。
痛くないのか。
どこもケガはしておりませんか。
よもや屍人に噛まれてたりしませんか」
「ちょっとちょっと!
人前で服を脱がそうとしないで、ネコ」
ネコと呼ばれた女性は円花に抱き着いてる。
抱きついたあげく、カーゴパンツを脱がして肌を確認しようとしている。
けしからん。
もっとやれ。
「どこにも外傷は無い。
彼女も俺もお互い確かめた」
俺はネコと呼ばれたメイド服の女性に言う。
嘘ではない。
昨夜、シャワーを浴びた時お互いの肌を確認した。
その結果俺はイチャイチャしないとすまない状態になったのだ。
俺だって理由も無く常に発情してる訳じゃないのだ。
「何だと、キサマ。
今なんと言った!」
メイド服は俺に拳銃を向けた。
改造モデルガンなどでは無い。
本物くさい。
トカレフT33。
ロシアの自動拳銃。
正確に言うとソ連。
ソ連軍時代の正式採用銃だ。
日本では比較的手に入りやすい拳銃だが粗悪品が多い。
映画などでよくチンピラが持たされてるのがこの拳銃だ。
俺の知識は小説やネットで手に入れた物なのでどこまで真実かは分からない。
改造銃なら安くて粗悪品の多いと言われる拳銃にわざわざ似せはしない。
そんな拳銃を俺に向けるメイド服。
冗談じゃ無いぞ。
俺の知識が真実ならトカレフの最大の特徴は安全装置が無い事だ。
メイドが指を引けばもう弾が飛び出るのだ。
「やめなさい、ネコ!」
「しかし、お嬢様。
この男は今聞き捨てならない事を言いました」
「彼は学校の先輩です。昨夜わたしは先輩に助けられたのです。
言ってみれば恩人です。
わたしの恩人に銃を向ける事は許しません」
「そうでしたか……」
ネコ耳メイド服女が俺を見る。
どう見てもその眼つきは納得していない。
親の仇でも見るような眼光。
「草薙先輩、ウチのモノがすいません。
彼女は猫屋敷三毛寝子。
七鮎川家の侍女長ですわ」
円花が俺に頭を下げる。
猫屋敷三毛寝子、ねこやしきみけねこ。
どんな字を書くのか知りたくも無いな。
ネコでいいだろう。
「ネコ、貴方も頭を下げなさい」
「いえ、お嬢様。
七鮎川家の方以外に下げる頭は持っておりません」
「ネコ!
アナタはわたしの先輩に凶器を向けたのです。
キチンとお詫びなさい」
「かまわないぞ、円花」
俺は円花を止める。
「俺こそネコさんをバットで殴ってしまった。
すまなかった。
ネコさんがあまりに勢いよく近付いてくるのでな。
つい思い切り打ってしまったんだ。
キミのお嬢様を護るためだ。
許してくれないか」
「むっ、お嬢様を護るためか……
よかろう、バットで殴られた事は不問としましょう」
彼女の頭からは血が流れてる。
ネコミミを付けたヘッドドレスからつーっと血が眉間へ垂れてるのだ。
痛くないのか。
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