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Scene.EX01 華沢香奈と俺のいない夜の屋上
第33話
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EX EPISODE 04
不良男がゾンビに噛みつかれる。
女子がゾンビに囲まれる。
「ギャー、助けて助けて」
茶髪娘の腕が食われてる。
金髪男が三体のゾンビに内臓を喰われる。
男はもう、声も出せない。
ビクビクと体を動かすのだけが見える。
柔道男はさすがに強かった。
状況を理解すると、すぐにゾンビどもを殴りつけ追い出す。
部長も加勢した。
太い体の部長、僕よりは力が有る。
僕も加勢した。
屋上に鉄パイプのような物を見つけたんだ。
素手でゾンビと戦いたくはないけど、これがあれば。
なんとかゾンビを追い出し、鉄扉を閉める。
鉄パイプで無理やり栓をする。
鉄扉をドンドン叩く音がするけど。
頑丈な鉄製の扉だ。
破られる事は無い。
残っていたのは柔道男。
茶髪女子が一人。
大人しそうな長髪の女子。
部長と僕とミリオタ。
香奈さん。
不良たちはやられてしまった。
僕らはゾンビを知っていたから慎重だった。
不良たちはケンカは強かっただろう。
事態を理解してなかった彼らは突っ込んでった。
殴ろうが、蹴ろうがゾンビは気にしない。
用心してない不良たちはゾンビの仲間入りしてしまったんだ。
「チクショウ、何だこりゃ」
柔道男が屋上の金網を叩きながら言う。
ハッキリ言って助かったのはほとんど彼のおかげだ。
嫌なヤツだけど今だけは頼もしい。
とにかく助かった。
安堵のため息をつく僕ら。
だけどミリオタは言う。
「この女、ヤツらに噛まれてる。
早く追い出さないとこの女もゾンビになっちまう」
ミリオタが指差してるのは茶髪女子。
スカートが破れて、足が見えてる。
足にはクッキリ歯で噛まれた跡が有る。
「やめてよ、冗談でしょ。
こんなのただのケガ。
噛まれてなんかいないって」
屋上は金網で囲まれてる。
人の背の高さを越える金網。
柔道男が金網の扉に肩から体当たり。
外へと扉が開く。
「その女連れて来い。
ここから外へ落とす」
「やめてって言ってるだろ。
やだやだ、ホントにやだ」
無理やり彼女を引っ張ていく。
大人しそうな女子は彼女を引っ張りながら笑みを浮かべてる。
喜悦の笑み。
嫌な人間関係が有ったんだと思う。
「アタシが悪かった。
謝る、謝るから許してよ」
大人しそうな女子は足を止めない。
虐められた人間の復讐か。
部長もミリオタも手伝った。
僕も茶髪女子の体を押す。
この女がゾンビ化したら、香奈さんだって危険だ。
香奈さんだけは守らなきゃ。
それにこの茶髪女は大人しそうな女子にヒドイ事をしていた。
自業自得なんだ。
この茶髪女はヒドイ奴。
そう心のなかで何度も唱える。
そう思わなければ無理だった。
金網の外は足場がほとんど無い。
茶髪女が最後の抵抗をする。
身体を振り回して無茶苦茶に暴れる。
僕らじゃ数人がかりでも抑えきれない。
柔道男が茶髪女の胸倉を掴む。
そのまま女子に背負い投げ。
茶髪女は金網の先から消えて行った。
不良男がゾンビに噛みつかれる。
女子がゾンビに囲まれる。
「ギャー、助けて助けて」
茶髪娘の腕が食われてる。
金髪男が三体のゾンビに内臓を喰われる。
男はもう、声も出せない。
ビクビクと体を動かすのだけが見える。
柔道男はさすがに強かった。
状況を理解すると、すぐにゾンビどもを殴りつけ追い出す。
部長も加勢した。
太い体の部長、僕よりは力が有る。
僕も加勢した。
屋上に鉄パイプのような物を見つけたんだ。
素手でゾンビと戦いたくはないけど、これがあれば。
なんとかゾンビを追い出し、鉄扉を閉める。
鉄パイプで無理やり栓をする。
鉄扉をドンドン叩く音がするけど。
頑丈な鉄製の扉だ。
破られる事は無い。
残っていたのは柔道男。
茶髪女子が一人。
大人しそうな長髪の女子。
部長と僕とミリオタ。
香奈さん。
不良たちはやられてしまった。
僕らはゾンビを知っていたから慎重だった。
不良たちはケンカは強かっただろう。
事態を理解してなかった彼らは突っ込んでった。
殴ろうが、蹴ろうがゾンビは気にしない。
用心してない不良たちはゾンビの仲間入りしてしまったんだ。
「チクショウ、何だこりゃ」
柔道男が屋上の金網を叩きながら言う。
ハッキリ言って助かったのはほとんど彼のおかげだ。
嫌なヤツだけど今だけは頼もしい。
とにかく助かった。
安堵のため息をつく僕ら。
だけどミリオタは言う。
「この女、ヤツらに噛まれてる。
早く追い出さないとこの女もゾンビになっちまう」
ミリオタが指差してるのは茶髪女子。
スカートが破れて、足が見えてる。
足にはクッキリ歯で噛まれた跡が有る。
「やめてよ、冗談でしょ。
こんなのただのケガ。
噛まれてなんかいないって」
屋上は金網で囲まれてる。
人の背の高さを越える金網。
柔道男が金網の扉に肩から体当たり。
外へと扉が開く。
「その女連れて来い。
ここから外へ落とす」
「やめてって言ってるだろ。
やだやだ、ホントにやだ」
無理やり彼女を引っ張ていく。
大人しそうな女子は彼女を引っ張りながら笑みを浮かべてる。
喜悦の笑み。
嫌な人間関係が有ったんだと思う。
「アタシが悪かった。
謝る、謝るから許してよ」
大人しそうな女子は足を止めない。
虐められた人間の復讐か。
部長もミリオタも手伝った。
僕も茶髪女子の体を押す。
この女がゾンビ化したら、香奈さんだって危険だ。
香奈さんだけは守らなきゃ。
それにこの茶髪女は大人しそうな女子にヒドイ事をしていた。
自業自得なんだ。
この茶髪女はヒドイ奴。
そう心のなかで何度も唱える。
そう思わなければ無理だった。
金網の外は足場がほとんど無い。
茶髪女が最後の抵抗をする。
身体を振り回して無茶苦茶に暴れる。
僕らじゃ数人がかりでも抑えきれない。
柔道男が茶髪女の胸倉を掴む。
そのまま女子に背負い投げ。
茶髪女は金網の先から消えて行った。
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