32 / 191
Scene.EX01 華沢香奈と俺のいない夜の屋上
第32話
しおりを挟む
EX EPISODE 03
屋上にはガラの悪い男が五、六人。
さっきまでしゃがんでいた大人しそうな少女。
さらに女生徒が二人いた。
頭を茶髪にした女子。
「ねえ、見た事忘れてよ」
「ただのバイトなの」
「この娘がお金欲しいって言うから~」
「ウチらが紹介してあげたのよ~」
「三十分お口を動かして三千円」
「ねっ、いいバイトでしょ」
茶髪の女子は口々に言ってる。
大人しそうな娘は下を見て俯いてる。
これは……。
唯の不純異性交遊よりももっとダメな状況じゃ無いの。
「良く言うぜ」
「二千円はお前らが持ってくんだろ」
「紹介料よ、紹介料」
不良と女達は軽い口調でジョーダンの様に笑う。
僕には笑える話に聞こえない。
「お前らズボンを脱げよ。
下半身丸出しにするんだ」
柔道男が僕らに言ってくる。
「俺達はお前らに見られたくない所を見られた。
弱みを握られたんだ。
お前らの見られたくないシーンも俺達に見せな。
それでアイコだ」
「それいいわね」
「とっとと脱いでよ、パンツもよ~」
「デブはアレも太いのか」
「俺達が確認してやるよ」
不良が囃し立てる。
下半身を丸出しにって。
ここには僕とミリオタ、部長だけじゃない。
華沢香奈さんもいる。
僕たちの後ろに回った金髪は香奈さんの足を見てる。
腰から足をジロジロと見詰めてるんだ。
「本当にそれどころじゃないんだよ」
僕は言う。
言うけど、さっきのような大声じゃない。
僕の喉から出たのは独り言のような小さな音。
金髪が香奈さんに近付く。
スカートを乱暴に引っ張る。
「オラァ、早くしろよ」
「キャァッ!!」
香奈さんのスカートが捲り上げられ、白いモノが見える。
香奈さんは屋上の鉄扉の方へ。
逃げ出そうとするけど、二人の女子が回り込んでる。
「手間かけさせんじゃねーよ」
「脱ぐだけだろ」
香奈さんのスカートが下に落ちる。
乱暴に扱われ、壊れたらしい。
下半身が丸見え、お尻の丸みが僕の目に焼き付く。
こんな時だと言うのに、僕の目線は香奈さんの下半身に吸い付いて離れない。
その時、鉄扉が開く。
入ってきたのは。
蒼黒い肌、ノロノロした足取り。
「何だ、お前」
「チッ、扉閉めとけよ」
「そいつら変だよ……」
「チ、血が血が流れてるよ」
茶髪女が血相を変える。
屋上に数体のゾンビが雪崩れ込んできたんだ。
屋上にはガラの悪い男が五、六人。
さっきまでしゃがんでいた大人しそうな少女。
さらに女生徒が二人いた。
頭を茶髪にした女子。
「ねえ、見た事忘れてよ」
「ただのバイトなの」
「この娘がお金欲しいって言うから~」
「ウチらが紹介してあげたのよ~」
「三十分お口を動かして三千円」
「ねっ、いいバイトでしょ」
茶髪の女子は口々に言ってる。
大人しそうな娘は下を見て俯いてる。
これは……。
唯の不純異性交遊よりももっとダメな状況じゃ無いの。
「良く言うぜ」
「二千円はお前らが持ってくんだろ」
「紹介料よ、紹介料」
不良と女達は軽い口調でジョーダンの様に笑う。
僕には笑える話に聞こえない。
「お前らズボンを脱げよ。
下半身丸出しにするんだ」
柔道男が僕らに言ってくる。
「俺達はお前らに見られたくない所を見られた。
弱みを握られたんだ。
お前らの見られたくないシーンも俺達に見せな。
それでアイコだ」
「それいいわね」
「とっとと脱いでよ、パンツもよ~」
「デブはアレも太いのか」
「俺達が確認してやるよ」
不良が囃し立てる。
下半身を丸出しにって。
ここには僕とミリオタ、部長だけじゃない。
華沢香奈さんもいる。
僕たちの後ろに回った金髪は香奈さんの足を見てる。
腰から足をジロジロと見詰めてるんだ。
「本当にそれどころじゃないんだよ」
僕は言う。
言うけど、さっきのような大声じゃない。
僕の喉から出たのは独り言のような小さな音。
金髪が香奈さんに近付く。
スカートを乱暴に引っ張る。
「オラァ、早くしろよ」
「キャァッ!!」
香奈さんのスカートが捲り上げられ、白いモノが見える。
香奈さんは屋上の鉄扉の方へ。
逃げ出そうとするけど、二人の女子が回り込んでる。
「手間かけさせんじゃねーよ」
「脱ぐだけだろ」
香奈さんのスカートが下に落ちる。
乱暴に扱われ、壊れたらしい。
下半身が丸見え、お尻の丸みが僕の目に焼き付く。
こんな時だと言うのに、僕の目線は香奈さんの下半身に吸い付いて離れない。
その時、鉄扉が開く。
入ってきたのは。
蒼黒い肌、ノロノロした足取り。
「何だ、お前」
「チッ、扉閉めとけよ」
「そいつら変だよ……」
「チ、血が血が流れてるよ」
茶髪女が血相を変える。
屋上に数体のゾンビが雪崩れ込んできたんだ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる