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Scene10 ネコ耳メイドだったモノと俺の夜の保健室
第57話
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モニターの画面で円花は襲われる。
黒いフードを被った男の腕が彼女へ伸びる。
「七鮎川の、逃げろ」
逆がそう言う。
聞こえてる筈だが、円花は動かない。
頭部を半壊させたグロイ死体が動く。
逆を捉え離さない。
「チッ、舐めるな。
五古河逆を甘く見るな」
逆は蹴りを放つ。
下段を大きく、ローキック。
ネコだった死体は足元を攫われバランスを崩す。
逆の左腕を掴んでいた腕。
その腕を掴んで関節を決める。
ネコだった死体はそのまま逆に振り回されるが、動きを止めない。
「クッ。死体相手では効かないか」
乾いた音が響く。
ネコだった死体の腕が肘から変な方向を向いている。
五古河逆が折って見せたのだ。
死体は痛そうなそぶりも見せない。
肘から下をブラブラさせたまま逆を襲う。
「クソッ。
頭を破壊しても動きを止めない。
関節も効かない。
ゾンビより始末に負えんじゃないか」
「そうさ、言ってるだろう。
Glaakiの棘の犠牲者等と一緒にするなと」
言っているのは黒い男。
黒いフードを着た細身の死霊術師、ミクトランテクゥト。
男の手が伸びる。
円花の腕に。
その腕に嵌められた碧いブレスレット。
“水流のブレスレット”
「憎きあの勇者の装備。
おそらくはこれこそが魔王様の復活を妨げている。
ブレスレットを破壊し魔王様に捧げよう」
ずいぶんと丁寧に説明してくれるものだ。
親切な奴だな。
お礼に俺が相手してやろう。
円花に伸びた男の腕が離れる。
炎。
火が噴射されたのだ。
円花に伸びた腕へ。
殺虫剤のスプレー容器。
アウトドア用の先が長いライター。
どちらも地下の非常用倉庫に有った。
殺虫剤には可燃性の物も多い。
即席の火炎放射器。
使っている側にも引火しかねない危険なシロモノ。
通常ならやりたいマネじゃない。
がまあ、手元の空気の操作くらいなら今の俺でも出来ない事は無いだろう。
円花の危機に現れたのは誰あろう、俺である。
モニターを見ていたのはウツ。
俺は非常用倉庫を探しながら、胸元のスマホでウツの現場実況を聞いていた。
目当ての物を見つけ保健室へと上がってきたのだ。
「円花、正気に戻れ。
君を守ると約束しただろう。
俺がついている」
正気を失ってる円花へのサービス。
これ位のセリフは言ってやる。
俺は男で、円花は俺のセフレだからな。
黒いフードを被った男の腕が彼女へ伸びる。
「七鮎川の、逃げろ」
逆がそう言う。
聞こえてる筈だが、円花は動かない。
頭部を半壊させたグロイ死体が動く。
逆を捉え離さない。
「チッ、舐めるな。
五古河逆を甘く見るな」
逆は蹴りを放つ。
下段を大きく、ローキック。
ネコだった死体は足元を攫われバランスを崩す。
逆の左腕を掴んでいた腕。
その腕を掴んで関節を決める。
ネコだった死体はそのまま逆に振り回されるが、動きを止めない。
「クッ。死体相手では効かないか」
乾いた音が響く。
ネコだった死体の腕が肘から変な方向を向いている。
五古河逆が折って見せたのだ。
死体は痛そうなそぶりも見せない。
肘から下をブラブラさせたまま逆を襲う。
「クソッ。
頭を破壊しても動きを止めない。
関節も効かない。
ゾンビより始末に負えんじゃないか」
「そうさ、言ってるだろう。
Glaakiの棘の犠牲者等と一緒にするなと」
言っているのは黒い男。
黒いフードを着た細身の死霊術師、ミクトランテクゥト。
男の手が伸びる。
円花の腕に。
その腕に嵌められた碧いブレスレット。
“水流のブレスレット”
「憎きあの勇者の装備。
おそらくはこれこそが魔王様の復活を妨げている。
ブレスレットを破壊し魔王様に捧げよう」
ずいぶんと丁寧に説明してくれるものだ。
親切な奴だな。
お礼に俺が相手してやろう。
円花に伸びた男の腕が離れる。
炎。
火が噴射されたのだ。
円花に伸びた腕へ。
殺虫剤のスプレー容器。
アウトドア用の先が長いライター。
どちらも地下の非常用倉庫に有った。
殺虫剤には可燃性の物も多い。
即席の火炎放射器。
使っている側にも引火しかねない危険なシロモノ。
通常ならやりたいマネじゃない。
がまあ、手元の空気の操作くらいなら今の俺でも出来ない事は無いだろう。
円花の危機に現れたのは誰あろう、俺である。
モニターを見ていたのはウツ。
俺は非常用倉庫を探しながら、胸元のスマホでウツの現場実況を聞いていた。
目当ての物を見つけ保健室へと上がってきたのだ。
「円花、正気に戻れ。
君を守ると約束しただろう。
俺がついている」
正気を失ってる円花へのサービス。
これ位のセリフは言ってやる。
俺は男で、円花は俺のセフレだからな。
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