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Scene19 シスター・クリスティーナと俺の海底神殿
第114話
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俺は木の扉を蹴り飛ばす。
「ムッ、何者ダ?」
「神殿ノ奥マデ入ッテクルトハ」
「不敬ナ奴ラメ」
こちらに向かってくるインスマスども。
だがスペース刑事ゲンが立ちはだかる。
「超電磁原子核融合殺戮剣!」
ゲンの戦闘力は大したものだ。
ザコなど相手にもならない。
シスターを捕えていた無粋な男を俺がバットで打ち据える。
自由になったシスターをキャンディーが抱きしめる。
「大丈夫だった?
ケガしてない」
「は、はい。
ありがとうございます。
大丈夫です」
シスターは怯えている様だがケガは無い。
両生類を思わせる不気味な男達に子作りさせられかけたのだ。
精神的ショックを受けるのも当然。
俺はシスターの手を握る。
「無事か、シスター・クリスティーナ。
すまない、もっと早く助けられれば良かった」
「貴方、確か草薙さん」
シスターはこんな時もさっと俺の手を避ける。
思ったほどショックは無さそうだ。
「草薙さん、あなたのお友達と由羅が大変なんです。
私の事はいいから、二人を助けてあげて」
円花と由羅。
赤と青、二人の魔法少女。
二人はどうやらここまで攻め込んだらしい。
魔法少女が二人いればインスマスなど敵ではない。
しかしそこで他ならぬシスターが人質となった。
この女を殺したくなければ降参しろ。
そう言われて、二人は捕らわれたらしい。
シスター・クリスティーナは炎城寺由羅の育ての母だ。
由羅はそう言われたなら抵抗できないだろう。
円花のヤツも頭はいい筈だが、そういった卑怯な手口に機転の利く女では無い。
「二人は上の階にいます。
助けてあげて」
シスター・クリスティーナは俺の目を見てそう言った。
「勿論だ。
任せて置け」
考えが有る訳では無いが。
女性に助けを求められて、安心させる言葉を返せないようなヤツは男じゃ無いのだ。
俺は力の籠る眼で彼女の顔を見返し、そう言った。
「カ、カッコいい」
キャンディーまで俺の顔を見て顔を赤らめている。
だが。
その途端、俺の居る部屋に何かが雪崩れ込む。
凄まじい音と質量。
水。
海水が部屋に流れ込んで来た。
水道水のようなチャチな物じゃない。
学校のプールをひっくり返したかのような大量の海水が俺の居る部屋に流れ込んできたのである。
「ムッ、何者ダ?」
「神殿ノ奥マデ入ッテクルトハ」
「不敬ナ奴ラメ」
こちらに向かってくるインスマスども。
だがスペース刑事ゲンが立ちはだかる。
「超電磁原子核融合殺戮剣!」
ゲンの戦闘力は大したものだ。
ザコなど相手にもならない。
シスターを捕えていた無粋な男を俺がバットで打ち据える。
自由になったシスターをキャンディーが抱きしめる。
「大丈夫だった?
ケガしてない」
「は、はい。
ありがとうございます。
大丈夫です」
シスターは怯えている様だがケガは無い。
両生類を思わせる不気味な男達に子作りさせられかけたのだ。
精神的ショックを受けるのも当然。
俺はシスターの手を握る。
「無事か、シスター・クリスティーナ。
すまない、もっと早く助けられれば良かった」
「貴方、確か草薙さん」
シスターはこんな時もさっと俺の手を避ける。
思ったほどショックは無さそうだ。
「草薙さん、あなたのお友達と由羅が大変なんです。
私の事はいいから、二人を助けてあげて」
円花と由羅。
赤と青、二人の魔法少女。
二人はどうやらここまで攻め込んだらしい。
魔法少女が二人いればインスマスなど敵ではない。
しかしそこで他ならぬシスターが人質となった。
この女を殺したくなければ降参しろ。
そう言われて、二人は捕らわれたらしい。
シスター・クリスティーナは炎城寺由羅の育ての母だ。
由羅はそう言われたなら抵抗できないだろう。
円花のヤツも頭はいい筈だが、そういった卑怯な手口に機転の利く女では無い。
「二人は上の階にいます。
助けてあげて」
シスター・クリスティーナは俺の目を見てそう言った。
「勿論だ。
任せて置け」
考えが有る訳では無いが。
女性に助けを求められて、安心させる言葉を返せないようなヤツは男じゃ無いのだ。
俺は力の籠る眼で彼女の顔を見返し、そう言った。
「カ、カッコいい」
キャンディーまで俺の顔を見て顔を赤らめている。
だが。
その途端、俺の居る部屋に何かが雪崩れ込む。
凄まじい音と質量。
水。
海水が部屋に流れ込んで来た。
水道水のようなチャチな物じゃない。
学校のプールをひっくり返したかのような大量の海水が俺の居る部屋に流れ込んできたのである。
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