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俺の周りは心霊塗れで疲労困憊2 その4
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「三島を離せ、骸骨ヤロォォォ~~~~~~~~~~~~~!!!!!」
無我夢中で駆け出した俺は、そのまま骸骨の顎先めがけて渾身の拳をたたきつけた。
全体重の乗った拳が骸骨の顔面を綺麗に捉え、力づくで体ごと吹っ飛ばした。
骸骨は錐揉み回転しながら、未だ詰まっている骸骨軍団に突撃した。
その瞬間――
『ウキャァァァァァァァァ~~~~~~~~~~!!!!!』
骸骨の声にしては可愛過ぎる、小動物チックな声が響き渡った。
……アレ?
土埃が晴れると、そこにいたのは大量の骸骨、では無く小動物チックな不思議生物だった。
これは……狸?
「なんだ、コイツラ?」
「貴方達の仕業でしたのね?」
と、疑問を口にするも、返答ではなく何やら不穏な響きが……。
「何なんですか、コイツラ」
それに気付いてか気付かずにか、三島が華京院に問いかける。
「これは、化け狸ですわ」
「化け狸?」
「この辺りに住む狸たちが年月を経て化ける事が出来るようになった妖怪ですわ。昔話に出てくる狸は、この化け狸だと言われております」
「そう……なのか」
すらすらとした説明の中に含まれた怒気にあてられて、ついつい言葉が詰まってしまう。
『ウキュウ~。痛いキュ~』
と、化け狸達がめいめい悲鳴を上げながら、丸く小さい体を起こしていた。
とりあえず、立ち上る邪悪なオーラを無視して、狸達に歩み寄り、一匹の耳をつまんで持ち上げる。
『痛い、痛いキュ~。話して欲しいキュ~』
「おい、お前ら。何のつもりで俺達を追い回しやがった?」
マスコットらしい謎の語尾を連呼する狸を睨みつけながら尋ねると、狸は観念したように暴れるのをやめて答えた。
『ソ、ソレは……、久しぶりに知らない人が来たから、脅かしてみようと思ったんだキュ~』
「思ったんだキュ~じゃねぇ」
引っ張ってのびた耳に、思いっきり怒鳴りつけた。
要するに、俺達はコイツラの悪戯のせいでとんでもない目にあったわけだな。
全く、勘弁してくれよ。ってか、キュ~ってなんだよ。狸ってそんな鳴き方すんの?
『御免なさいキュ~』
泣きべそをかきながら、しおらしく謝るボール型の化け狸。
おいおい。これじゃ俺が苛めてるみたいじゃねぇか。
「ったく」
『キュウ』
仕方なく耳を離してやると、支えを失った狸はあっという間に地面に叩きつけられた。
『急に離さないで欲しいキュ~』
立ち上がった狸は、丸型の体を精一杯そらせて文句を言ってきた。全く面倒くせぇな、コイツラ。
「で、コイツラどうするよ?」
とりあえず、狸の抗議は無視して振り返ると、後ろの二人に尋ねる。
そこで邪悪なオーラを放つ奴が目に入った。
ヤベッ。
今の地雷踏んだぞ。
「あら、そんなの分りきっているではありませんか」
ニヤリといや~な笑みを向けてくる華京院。
いや、こっち見ないで、怖いから。
同じように思ったのか、三島も恐怖に戦いているのが分った。
ついでに……俺達を散々追い回してくれた化け狸達も恐怖に震えているのが分る。まぁ、お前らについては自業自得だからね。
「こんな悪戯をする悪い子には、お仕置きが必要ですわ」
より一層濃い邪悪なオーラを立ち上らせながら、華京院はゆっくりと狸達の方へ歩みよった。
『ヒィィィ~~』
『許して欲しいキュ~』
『この通りだキュ~』
昇降口を埋めつくす狸達の群れは、一糸乱れずに土下座。その体が小刻みに震えている。
「これだけの事をしておいて、お咎め無しというわけには参りませんわよ」
だが、そんな狸達の事など意に介さぬ様子で、華京院は一歩、また一歩と近づいていった。
「さぁ、可愛い悲鳴を聞かせて下さいな!」
『ウキャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ~~~~~~~~~』
――結論、この七不思議探検で一番の恐怖は、華京院のお仕置きタイムだった。
「……ふあぁぁ~」
翌朝、眠い目を擦りながら登校する。
あの後すぐにお開きになったので睡眠時間自体はあったのだが、よく寝付けなかった。
主に華京院の恐怖のお仕置きが目に焼きついて。
……正直、思い出したくも無ぇな、アレは。アイツには逆らわないようにしよう。
「よう! 東郷」
ひそかにそんな事を考えていたら、背後から能天気な声が聞こえた。
確認するまでも無く、三島明雄だ。
「おう。昨日はよく寝れたか?」
「ああ、ばっちりすっきりだぜ!」
眠い目を擦りながら尋ねると、いつも通りの能天気そのものな答えが返ってきた。
あまりにも普段通りで、思わず苦笑してしまう。
昨日あんな目にあったというのに、コイツときたら。
あれだけの事があったら、普通は嫌にもなる筈なんだけどな。まぁ、変にトラウマとかになっていないなら、別に良いんだけど。
「あのさ……東郷」
とか思っていたら、真剣な様子で声をかけてきた。
「ん?」
「あの、その……昨日は、ありがとな。助けてくれて」
そのはにかむような笑顔に、俺は自分でも驚く程に動揺していた。
「なんだよ……急に」
戸惑いは、声になって自然に漏れ出ていた。感謝されるような事をした覚えは無い。
「いや、昨日は嫌々付き合ってもらった上に、化け狸から助けてもらったじゃねぇか」
「いやいや、それは当然だろ。知り合いが襲われていたら、普通助けるだろ」
少なくとも、俺にとってあの場で人を見捨てるなんて選択肢はありえない。たとえどんな状況であろうとも。
「普通あの状況で助けるなんて出来ねぇよ。あんな気持ち悪い骸骨相手に」
「別にあれぐらい……」
俺にとって、あの程度は恐怖に値しない。何しろ幽霊だの何だのは、特に。
「いやいや、ホントありがとな。これからもヨロシク頼む」
だというのにコイツと来たら、眩しいぐらいの笑顔で臆面もなく感謝を述べるのだ。
頬が熱くなるのが、自分でも分った。
「……別に大した事じゃない。気にすんな」
あまりの気恥ずかしさに憎まれ口を叩いてしまう。ってか、サラッとこれからもヨロシクって何だよ。
「それと、ああいうのは二度と御免だぞ。面倒くせぇから」
「ああ。分ってるって」
照れ隠し紛れに釘を刺しておくと、三島はニヤニヤと笑って答えた。
全く、コイツは本当に分ってんのかね?
「楽しそうですわね、お二人とも」
三島の一切変わらない態度に呆れ半分でいると、今度は聞きなれたお嬢様然とした声が聞こえてきた。
此方も確認するまでも無く、昨日ともにいた華京院静香その人だった。
「お、おう」
「ああ、華京院さん。おはようございます」
「おはようございます、お二人とも」
昨日の事もあって引き攣っている俺達二人の顔に気付いているのかいないのか、華京院は変わらぬ笑顔で挨拶を返してきた。
というかその笑顔怖いんだけど……。
「そういえばさ」
三人連れ立って学校へ向かいながら、ふと気になって三島に問いかける。
「昨日聞き損ねた七不思議の七つ目って何なんだ?」
そう。
あの馬鹿騒ぎが起こる寸前、幻の七つ目がどうとかって話になったのだ。
現実、七つ目なんてあるのか分らないのだが、妙に気になってしまったのも寝不足の理由の一つだった。
「ああ、その事か……」
三島は手をポンと叩くと、得意げな顔で言った。
「昇降口の間近の廊下、第一トイレの真横で誰もいない虚空に話し掛ける奇妙な男子生徒だ」
「は?」
告げられた意外な言葉に、これ以上無いくらい間抜けな声が出ていた。
昇降口近くのトイレ前?
「おい……それって確か……、一週間前とか言ってたよな?」
「ああ」
それがどうした?と言わんばかりに、首を傾げる三島。
なんかそれ、身に覚えがあり過ぎる。
「あら? 一週間前といえば、私が雅貴さんと初めてお会いした」
「待て華京院! それ以上言うな!!」
華京院の言葉を強引に押しとどめる。
ってか、もうソレ完璧に俺じゃん。
一週間前といえば、華京院静香の幽体と出くわしたのだ。恐らくソレを見られていたって事で。
「マジでか……」
愕然と呟く。あんな姿を……誰かに見られていたって言うのかよ?
「雅貴さん?」
「東郷?」
そんな俺を、二人はどうしたのかとお互いの顔を見合わせながらいぶかしんでいる。
ああ。
どうやら俺は、生きた身でありながら、学校の七不思議にまでなってしまったらしい。
畜生!
こんな事になったのも全て心霊のせいだ。
心霊なんて大嫌いだ! !
無我夢中で駆け出した俺は、そのまま骸骨の顎先めがけて渾身の拳をたたきつけた。
全体重の乗った拳が骸骨の顔面を綺麗に捉え、力づくで体ごと吹っ飛ばした。
骸骨は錐揉み回転しながら、未だ詰まっている骸骨軍団に突撃した。
その瞬間――
『ウキャァァァァァァァァ~~~~~~~~~~!!!!!』
骸骨の声にしては可愛過ぎる、小動物チックな声が響き渡った。
……アレ?
土埃が晴れると、そこにいたのは大量の骸骨、では無く小動物チックな不思議生物だった。
これは……狸?
「なんだ、コイツラ?」
「貴方達の仕業でしたのね?」
と、疑問を口にするも、返答ではなく何やら不穏な響きが……。
「何なんですか、コイツラ」
それに気付いてか気付かずにか、三島が華京院に問いかける。
「これは、化け狸ですわ」
「化け狸?」
「この辺りに住む狸たちが年月を経て化ける事が出来るようになった妖怪ですわ。昔話に出てくる狸は、この化け狸だと言われております」
「そう……なのか」
すらすらとした説明の中に含まれた怒気にあてられて、ついつい言葉が詰まってしまう。
『ウキュウ~。痛いキュ~』
と、化け狸達がめいめい悲鳴を上げながら、丸く小さい体を起こしていた。
とりあえず、立ち上る邪悪なオーラを無視して、狸達に歩み寄り、一匹の耳をつまんで持ち上げる。
『痛い、痛いキュ~。話して欲しいキュ~』
「おい、お前ら。何のつもりで俺達を追い回しやがった?」
マスコットらしい謎の語尾を連呼する狸を睨みつけながら尋ねると、狸は観念したように暴れるのをやめて答えた。
『ソ、ソレは……、久しぶりに知らない人が来たから、脅かしてみようと思ったんだキュ~』
「思ったんだキュ~じゃねぇ」
引っ張ってのびた耳に、思いっきり怒鳴りつけた。
要するに、俺達はコイツラの悪戯のせいでとんでもない目にあったわけだな。
全く、勘弁してくれよ。ってか、キュ~ってなんだよ。狸ってそんな鳴き方すんの?
『御免なさいキュ~』
泣きべそをかきながら、しおらしく謝るボール型の化け狸。
おいおい。これじゃ俺が苛めてるみたいじゃねぇか。
「ったく」
『キュウ』
仕方なく耳を離してやると、支えを失った狸はあっという間に地面に叩きつけられた。
『急に離さないで欲しいキュ~』
立ち上がった狸は、丸型の体を精一杯そらせて文句を言ってきた。全く面倒くせぇな、コイツラ。
「で、コイツラどうするよ?」
とりあえず、狸の抗議は無視して振り返ると、後ろの二人に尋ねる。
そこで邪悪なオーラを放つ奴が目に入った。
ヤベッ。
今の地雷踏んだぞ。
「あら、そんなの分りきっているではありませんか」
ニヤリといや~な笑みを向けてくる華京院。
いや、こっち見ないで、怖いから。
同じように思ったのか、三島も恐怖に戦いているのが分った。
ついでに……俺達を散々追い回してくれた化け狸達も恐怖に震えているのが分る。まぁ、お前らについては自業自得だからね。
「こんな悪戯をする悪い子には、お仕置きが必要ですわ」
より一層濃い邪悪なオーラを立ち上らせながら、華京院はゆっくりと狸達の方へ歩みよった。
『ヒィィィ~~』
『許して欲しいキュ~』
『この通りだキュ~』
昇降口を埋めつくす狸達の群れは、一糸乱れずに土下座。その体が小刻みに震えている。
「これだけの事をしておいて、お咎め無しというわけには参りませんわよ」
だが、そんな狸達の事など意に介さぬ様子で、華京院は一歩、また一歩と近づいていった。
「さぁ、可愛い悲鳴を聞かせて下さいな!」
『ウキャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ~~~~~~~~~』
――結論、この七不思議探検で一番の恐怖は、華京院のお仕置きタイムだった。
「……ふあぁぁ~」
翌朝、眠い目を擦りながら登校する。
あの後すぐにお開きになったので睡眠時間自体はあったのだが、よく寝付けなかった。
主に華京院の恐怖のお仕置きが目に焼きついて。
……正直、思い出したくも無ぇな、アレは。アイツには逆らわないようにしよう。
「よう! 東郷」
ひそかにそんな事を考えていたら、背後から能天気な声が聞こえた。
確認するまでも無く、三島明雄だ。
「おう。昨日はよく寝れたか?」
「ああ、ばっちりすっきりだぜ!」
眠い目を擦りながら尋ねると、いつも通りの能天気そのものな答えが返ってきた。
あまりにも普段通りで、思わず苦笑してしまう。
昨日あんな目にあったというのに、コイツときたら。
あれだけの事があったら、普通は嫌にもなる筈なんだけどな。まぁ、変にトラウマとかになっていないなら、別に良いんだけど。
「あのさ……東郷」
とか思っていたら、真剣な様子で声をかけてきた。
「ん?」
「あの、その……昨日は、ありがとな。助けてくれて」
そのはにかむような笑顔に、俺は自分でも驚く程に動揺していた。
「なんだよ……急に」
戸惑いは、声になって自然に漏れ出ていた。感謝されるような事をした覚えは無い。
「いや、昨日は嫌々付き合ってもらった上に、化け狸から助けてもらったじゃねぇか」
「いやいや、それは当然だろ。知り合いが襲われていたら、普通助けるだろ」
少なくとも、俺にとってあの場で人を見捨てるなんて選択肢はありえない。たとえどんな状況であろうとも。
「普通あの状況で助けるなんて出来ねぇよ。あんな気持ち悪い骸骨相手に」
「別にあれぐらい……」
俺にとって、あの程度は恐怖に値しない。何しろ幽霊だの何だのは、特に。
「いやいや、ホントありがとな。これからもヨロシク頼む」
だというのにコイツと来たら、眩しいぐらいの笑顔で臆面もなく感謝を述べるのだ。
頬が熱くなるのが、自分でも分った。
「……別に大した事じゃない。気にすんな」
あまりの気恥ずかしさに憎まれ口を叩いてしまう。ってか、サラッとこれからもヨロシクって何だよ。
「それと、ああいうのは二度と御免だぞ。面倒くせぇから」
「ああ。分ってるって」
照れ隠し紛れに釘を刺しておくと、三島はニヤニヤと笑って答えた。
全く、コイツは本当に分ってんのかね?
「楽しそうですわね、お二人とも」
三島の一切変わらない態度に呆れ半分でいると、今度は聞きなれたお嬢様然とした声が聞こえてきた。
此方も確認するまでも無く、昨日ともにいた華京院静香その人だった。
「お、おう」
「ああ、華京院さん。おはようございます」
「おはようございます、お二人とも」
昨日の事もあって引き攣っている俺達二人の顔に気付いているのかいないのか、華京院は変わらぬ笑顔で挨拶を返してきた。
というかその笑顔怖いんだけど……。
「そういえばさ」
三人連れ立って学校へ向かいながら、ふと気になって三島に問いかける。
「昨日聞き損ねた七不思議の七つ目って何なんだ?」
そう。
あの馬鹿騒ぎが起こる寸前、幻の七つ目がどうとかって話になったのだ。
現実、七つ目なんてあるのか分らないのだが、妙に気になってしまったのも寝不足の理由の一つだった。
「ああ、その事か……」
三島は手をポンと叩くと、得意げな顔で言った。
「昇降口の間近の廊下、第一トイレの真横で誰もいない虚空に話し掛ける奇妙な男子生徒だ」
「は?」
告げられた意外な言葉に、これ以上無いくらい間抜けな声が出ていた。
昇降口近くのトイレ前?
「おい……それって確か……、一週間前とか言ってたよな?」
「ああ」
それがどうした?と言わんばかりに、首を傾げる三島。
なんかそれ、身に覚えがあり過ぎる。
「あら? 一週間前といえば、私が雅貴さんと初めてお会いした」
「待て華京院! それ以上言うな!!」
華京院の言葉を強引に押しとどめる。
ってか、もうソレ完璧に俺じゃん。
一週間前といえば、華京院静香の幽体と出くわしたのだ。恐らくソレを見られていたって事で。
「マジでか……」
愕然と呟く。あんな姿を……誰かに見られていたって言うのかよ?
「雅貴さん?」
「東郷?」
そんな俺を、二人はどうしたのかとお互いの顔を見合わせながらいぶかしんでいる。
ああ。
どうやら俺は、生きた身でありながら、学校の七不思議にまでなってしまったらしい。
畜生!
こんな事になったのも全て心霊のせいだ。
心霊なんて大嫌いだ! !
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