闇と光のコントラスト

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闇と光の危機

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俊也「はぁはぁ...」
俊也はひたすら暗い夜道を走り続けた。気づくと闇の世界との狭間まで来ていた。闇の世界の住人以外が出入りすることがめったにないため、門番はいつもサボっている。いつものようにその門をくぐり抜けた。まぁ心はいつもとは違うが。通り抜けると酒によった男が一枚の紙を渡してきた。
紙「○○裏の空き地で待つ。」
俊也「おい!お前!」
俊也は男につかみかかった。
男「なんだよ!その紙のことならフードを被った奴に渡されたんだよ!もうすぐこの門から子どもが来るからそいつに渡せってな。金も貰ったしな!」
俊也「っち」
俊也は手を放してその場を離れようとした。
男「おい。こんだけ壁に叩きつけといて何にもなしかよ。慰謝料くらいあるだろ普通。」
俊也(これだからここの住人は...)
男「ひっ」
俊也は鋭く男を睨み付けて走って行った。

~空き地~
?「ふんふーん。お、来たか。」
フードを被った男は鼻唄を歌いながら待っていた。
俊也「光太!」
?「そんな焦らないで。光太くんならここだよ。」
光太「う...」
?「気は失っているけど生きてるから、ちゃんと。」
俊也「お前もしかして!」
?「あれ?もうばれちゃったか。まあしょうがないね。」
男はフードをとり、顔を見せた。
俊也「昴!」
昴「やだなぁ。昔のように父さんって呼んでよ。」
俊也「お前なんか父親の資格ないだろ!何で今さら顔だして来たんだよ!」
昴「ちょっとね、色々と足止めを食らっちゃって。おっと」
俊也は思い切り昴に殴りかかった。しかし上手く交わされてしまう。
昴「父親を殴ろうとするなんて反抗期?(笑)」
何度も何度も殴ったり蹴ったりしようとしても、すべて交わされる。
昴「それにしても強くなったね、俊也。荒削りではあるけどずいぶん頑張ったんだね。」
俊也「うるさいっ!」
昴「おっと。今のは少し危なかった。」
危なかったと言ったわりには、とても余裕の表情だ。
昴「さぁて。今夜は帰ろうかな。俊也とも遊べたし。」
俊也「ふざけるな!帰らせるか!」
思い切り降った腕は空気だけ殴り、殴ろうとした相手はもう屋根の上だった。
俊也「待て!」
昴「じゃあね。また会えるよ。」
そう言って昴は去って行った。
俊也「くそっ」
地面を殴った。腕がジンジンした。


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