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グランドバザール開催!
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「レヴィ、荷物はこれで全部か?」
ライダにそう尋ねられて、レヴェルは最後の確認をした。明日は街で春のグランドバザールが開催される。毎週末に定期的に開催されるもので、レヴェルは隔週で参加していた。
「うん、全部だよ。ライダ、手伝ってくれてありがとう」
「いや、構わない。ほら」
ライダが差し出してきたのはハンカチだ。レヴェルが額から汗を流していたため渡してくれたのだろう。
「ライダありがとう」
ハンカチで汗を拭ってレヴェルはハッとなった。ハンカチを汚してしまった。
「お洗濯して返すね」
「いや、構わない。とりあえず街に行こう」
レヴェルからハンカチを受け取り、ライダは荷車を持ち上げ引き始める。
「うん!行こ!」
キリ村から街まで、徒歩で2時間ほどかかる。レヴェルは後ろから荷車を押した。ライダの力は強い。ぐいぐいと荷車を引いていく。
森を抜け、途中の川原で休憩をする。
太陽の位置からもう昼になっていた。街までもう少しだ。
「レヴィ、昼飯にしよう」
「うん、お腹空いたねー」
ライダはいつものリュックを開けている。この中にはライダの必需品が入っているのだ。もちろん弁当もその中の1つである。
「いつもので悪いな」
ライダが差し出してきたのはサンドイッチである。
「いつもありがとう。ライダの作るサンドイッチ大好き」
「…そうか」
レヴェルが微笑むとライダも少しだが笑った。あまり表情を変えないライダだが、時折笑ってくれる。そんなライダもレヴェルは大好きだった。
「美味しい!」
レヴェルがあむとサンドイッチをどんどん頬張るのを見て、ライダもサンドイッチを食べ始める。
「美味しい!これ魚?」
「あぁ。揚げたのを挟んでみたんだ。美味いならよかった」
「美味しいよ!このタレもちょっと酸っぱくていいね」
「マヨネーズって言うらしいぞ。この間ラジオで作り方を聞いてな」
「えぇ!そうなんだ。美味しい!」
レヴェルの食欲が満たされる頃、ライダがお茶の入ったカップを手渡してくれた。レヴェルは夢中になってお茶を飲む。
「うーん、お茶も美味しい!ライダ、ありがとう!」
「いや。準備したら行こうか」
「うん!ごちそうさまでした!」
2人は再び荷車を移動させた。街の門が見えてくる。
【ようこそ フラワータウンへ】と書かれていた。
この街の中央広場でグランドバザールが開催される。今日、レヴェルとライダはいつもの宿を取っていた。前日入りするのは、グランドバザールが早朝から開催されるからである。それに出店するための登録手続きもしなければならない。街に入ると、見知った顔が挨拶してくる。
「坊主、来たか」
「こんにちは。新作の罠ができたから持ってきたよ」
「なんだって?」
なんだなんだ?と他の者も集まってきてしまい、ちょっとした人だかりになってしまった。レヴェルはそれに慌てた。
「えーと、これから出店登録するからまたお知らせするね!」
レヴェルの言葉に人々は納得したようだ。人だかりが引いていく。レヴェルはホッと息をついた。
「レヴィ、大丈夫か?」
「うん、ありがとう。ライダ。あとで街の掲示板にお店のお品書きを貼らせてもらわなくちゃ」
「そうだな。何かあれば俺もいる。頼ってくれ」
ライダの心強い言葉にレヴェルは頷いた。
店の登録は街のギルドで行う。レヴェルが向かうと、あっさりと登録はすんだ。登録料を支払い、チラシの掲示の許可をもらう。毎回この手続きがドキドキしてしまうレヴェルである。いつものようにライダが一緒にいてくれるのが有り難い。持ってきた商品は明日のバザールまでギルドで預かってもらえる。
「ふう、手続き完了。ライダ、チラシを貼りに行こ」
「あぁ」
2人は広場に向かった。広場の隅に大きな掲示板が置かれている。他に出店する店のチラシも貼られており、レヴェルは楽しそうと見つめた。だが、バザール時は店から動けない。一度客としてバザールに来てみたいと思うが懐の余裕を思うと先延ばしになってしまうのだった。掲示板の空いている場所にチラシを貼る。レヴェルのチラシは手書きだ。目に留まりやすいよう目立つ色で書いている。
「レヴィのチラシが一番読みやすいな」
ライダにそう言われて、レヴェルは照れてしまった。まだ周りは明るい。2人はいつものように街の図書館に向かった。ここなら安く時間を潰せる。
お金のない者に優しい施設だ。
2人はまた後でと館内の入り口で別れた。ライダは真っ先に料理のレシピ集のある棚の方に向かった。レヴェルはレヴェルで、魔獣の特徴や生態に関する本のコーナーに向かう。罠の質を上げるために勉強は欠かせない。レヴェルは数冊、棚から抜き取って、読みふけった。
✢
レヴェルはライダと宿に来ている。いつも使っている宿なので、主人やその家族とも親しい。レストランも併設してありとても便利だ。夕飯を食べようと2人はレストランのメニューを眺めている。
「レヴィ、どうする?」
「日替わりにする。ライダは?」
「俺はシチューにする」
ここでライダはシチューを初めて食べたのだ。どうやら気に入ったらしい。それからは毎回シチューを頼むようになった。ライダはシチューの作り方をここで尋ね、自作するようになった。これも、ライダの手料理でレヴェルの大好きなメニューのひとつだ。しばらくすると、料理がやってくる。
「2人とも、沢山食べてね」
「ありがとうございます」
頂きますと2人は食べ始めた。日替わりは鶏肉の唐揚げだ。甘辛いタレがかかっている。唐揚げに白米がとても合うので、ついかきこんでしまう。
「レヴィ、よく噛んで食べろ」
「はーい」
レヴェルは噛むことに集中した。食べ終えて、2人は部屋に戻ってきている。節約するために2人は同じ部屋に泊まっていた。ベッドは大きめなものの、1つきりである。
「レヴィ、先にシャワー浴びてこい」
「分かった」
宿屋のシャワーは村のものより遥かに快適だ。洗ったらさっぱりして気分がよくなった。宿が貸してくれたガウンを着る。
「ライダ、空いたよーって何作ってるの?」
ライダがなにやら丁寧に作業している。
「今回は俺の作った商品も出してくれるだろ?店の飾り付けにいいかなって」
ライダが作っていたのはリボンの花だった。女性客なら気になるだろう。
「えー、ライダすごーい!店の飾り付けなんて考えもしなかったよ」
「レヴィの作る罠の人気に乗っからせてもらうんだ。これくらいはな」
「気にしなくていいのに」
ライダの気持ちがレヴェルには嬉しい。つい、ぎゅっとライダに抱き着いてしまった。ライダも優しく抱き寄せてくれる。この距離ならキスしちゃうかも、とレヴェルはドキドキしてしまった。恥ずかしい気持ちもあるが、ライダになら委ねられる。
「レヴィ、俺はお前に乱暴しちまうかもしれねえ」
ライダが急にレヴェルを引き剥がすようにした。レヴェルとしては少しショックだ。
「ごめん、レヴィ」
しゅん、と肩を落とすライダにレヴェルは首を振った。
「俺のこと大事にしてくれてありがとう。大好きだよ、ライダ」
ライダはその言葉に嬉しそうに顔を緩ませた。
✢
夜、レヴェルはなかなか寝付けなかった。明日のグランドバザールの緊張もあるが、隣で横になっているライダが気になる。
「ライダ?起きてる?」
「眠れないのか?」
「うん、なんか緊張しちゃって」
「おいで」
レヴェルはライダの胸にしがみついた。まるで赤ちゃんのようだが落ち着く。どうやらライダは半分寝ぼけているらしい。レヴェルを抱き締めていると認識していないようだ。なんだか騙しているような気持ちになってしまうレヴェルである。
「ごめんね、ライダ」
そう言いながらもライダから離れずにいるのは自分がずるいからだ。レヴェルはライダにもう一度しがみついて目を閉じた。
ライダにそう尋ねられて、レヴェルは最後の確認をした。明日は街で春のグランドバザールが開催される。毎週末に定期的に開催されるもので、レヴェルは隔週で参加していた。
「うん、全部だよ。ライダ、手伝ってくれてありがとう」
「いや、構わない。ほら」
ライダが差し出してきたのはハンカチだ。レヴェルが額から汗を流していたため渡してくれたのだろう。
「ライダありがとう」
ハンカチで汗を拭ってレヴェルはハッとなった。ハンカチを汚してしまった。
「お洗濯して返すね」
「いや、構わない。とりあえず街に行こう」
レヴェルからハンカチを受け取り、ライダは荷車を持ち上げ引き始める。
「うん!行こ!」
キリ村から街まで、徒歩で2時間ほどかかる。レヴェルは後ろから荷車を押した。ライダの力は強い。ぐいぐいと荷車を引いていく。
森を抜け、途中の川原で休憩をする。
太陽の位置からもう昼になっていた。街までもう少しだ。
「レヴィ、昼飯にしよう」
「うん、お腹空いたねー」
ライダはいつものリュックを開けている。この中にはライダの必需品が入っているのだ。もちろん弁当もその中の1つである。
「いつもので悪いな」
ライダが差し出してきたのはサンドイッチである。
「いつもありがとう。ライダの作るサンドイッチ大好き」
「…そうか」
レヴェルが微笑むとライダも少しだが笑った。あまり表情を変えないライダだが、時折笑ってくれる。そんなライダもレヴェルは大好きだった。
「美味しい!」
レヴェルがあむとサンドイッチをどんどん頬張るのを見て、ライダもサンドイッチを食べ始める。
「美味しい!これ魚?」
「あぁ。揚げたのを挟んでみたんだ。美味いならよかった」
「美味しいよ!このタレもちょっと酸っぱくていいね」
「マヨネーズって言うらしいぞ。この間ラジオで作り方を聞いてな」
「えぇ!そうなんだ。美味しい!」
レヴェルの食欲が満たされる頃、ライダがお茶の入ったカップを手渡してくれた。レヴェルは夢中になってお茶を飲む。
「うーん、お茶も美味しい!ライダ、ありがとう!」
「いや。準備したら行こうか」
「うん!ごちそうさまでした!」
2人は再び荷車を移動させた。街の門が見えてくる。
【ようこそ フラワータウンへ】と書かれていた。
この街の中央広場でグランドバザールが開催される。今日、レヴェルとライダはいつもの宿を取っていた。前日入りするのは、グランドバザールが早朝から開催されるからである。それに出店するための登録手続きもしなければならない。街に入ると、見知った顔が挨拶してくる。
「坊主、来たか」
「こんにちは。新作の罠ができたから持ってきたよ」
「なんだって?」
なんだなんだ?と他の者も集まってきてしまい、ちょっとした人だかりになってしまった。レヴェルはそれに慌てた。
「えーと、これから出店登録するからまたお知らせするね!」
レヴェルの言葉に人々は納得したようだ。人だかりが引いていく。レヴェルはホッと息をついた。
「レヴィ、大丈夫か?」
「うん、ありがとう。ライダ。あとで街の掲示板にお店のお品書きを貼らせてもらわなくちゃ」
「そうだな。何かあれば俺もいる。頼ってくれ」
ライダの心強い言葉にレヴェルは頷いた。
店の登録は街のギルドで行う。レヴェルが向かうと、あっさりと登録はすんだ。登録料を支払い、チラシの掲示の許可をもらう。毎回この手続きがドキドキしてしまうレヴェルである。いつものようにライダが一緒にいてくれるのが有り難い。持ってきた商品は明日のバザールまでギルドで預かってもらえる。
「ふう、手続き完了。ライダ、チラシを貼りに行こ」
「あぁ」
2人は広場に向かった。広場の隅に大きな掲示板が置かれている。他に出店する店のチラシも貼られており、レヴェルは楽しそうと見つめた。だが、バザール時は店から動けない。一度客としてバザールに来てみたいと思うが懐の余裕を思うと先延ばしになってしまうのだった。掲示板の空いている場所にチラシを貼る。レヴェルのチラシは手書きだ。目に留まりやすいよう目立つ色で書いている。
「レヴィのチラシが一番読みやすいな」
ライダにそう言われて、レヴェルは照れてしまった。まだ周りは明るい。2人はいつものように街の図書館に向かった。ここなら安く時間を潰せる。
お金のない者に優しい施設だ。
2人はまた後でと館内の入り口で別れた。ライダは真っ先に料理のレシピ集のある棚の方に向かった。レヴェルはレヴェルで、魔獣の特徴や生態に関する本のコーナーに向かう。罠の質を上げるために勉強は欠かせない。レヴェルは数冊、棚から抜き取って、読みふけった。
✢
レヴェルはライダと宿に来ている。いつも使っている宿なので、主人やその家族とも親しい。レストランも併設してありとても便利だ。夕飯を食べようと2人はレストランのメニューを眺めている。
「レヴィ、どうする?」
「日替わりにする。ライダは?」
「俺はシチューにする」
ここでライダはシチューを初めて食べたのだ。どうやら気に入ったらしい。それからは毎回シチューを頼むようになった。ライダはシチューの作り方をここで尋ね、自作するようになった。これも、ライダの手料理でレヴェルの大好きなメニューのひとつだ。しばらくすると、料理がやってくる。
「2人とも、沢山食べてね」
「ありがとうございます」
頂きますと2人は食べ始めた。日替わりは鶏肉の唐揚げだ。甘辛いタレがかかっている。唐揚げに白米がとても合うので、ついかきこんでしまう。
「レヴィ、よく噛んで食べろ」
「はーい」
レヴェルは噛むことに集中した。食べ終えて、2人は部屋に戻ってきている。節約するために2人は同じ部屋に泊まっていた。ベッドは大きめなものの、1つきりである。
「レヴィ、先にシャワー浴びてこい」
「分かった」
宿屋のシャワーは村のものより遥かに快適だ。洗ったらさっぱりして気分がよくなった。宿が貸してくれたガウンを着る。
「ライダ、空いたよーって何作ってるの?」
ライダがなにやら丁寧に作業している。
「今回は俺の作った商品も出してくれるだろ?店の飾り付けにいいかなって」
ライダが作っていたのはリボンの花だった。女性客なら気になるだろう。
「えー、ライダすごーい!店の飾り付けなんて考えもしなかったよ」
「レヴィの作る罠の人気に乗っからせてもらうんだ。これくらいはな」
「気にしなくていいのに」
ライダの気持ちがレヴェルには嬉しい。つい、ぎゅっとライダに抱き着いてしまった。ライダも優しく抱き寄せてくれる。この距離ならキスしちゃうかも、とレヴェルはドキドキしてしまった。恥ずかしい気持ちもあるが、ライダになら委ねられる。
「レヴィ、俺はお前に乱暴しちまうかもしれねえ」
ライダが急にレヴェルを引き剥がすようにした。レヴェルとしては少しショックだ。
「ごめん、レヴィ」
しゅん、と肩を落とすライダにレヴェルは首を振った。
「俺のこと大事にしてくれてありがとう。大好きだよ、ライダ」
ライダはその言葉に嬉しそうに顔を緩ませた。
✢
夜、レヴェルはなかなか寝付けなかった。明日のグランドバザールの緊張もあるが、隣で横になっているライダが気になる。
「ライダ?起きてる?」
「眠れないのか?」
「うん、なんか緊張しちゃって」
「おいで」
レヴェルはライダの胸にしがみついた。まるで赤ちゃんのようだが落ち着く。どうやらライダは半分寝ぼけているらしい。レヴェルを抱き締めていると認識していないようだ。なんだか騙しているような気持ちになってしまうレヴェルである。
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