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キリ村の夏祭り
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レヴェルとライダは今、レヴェルの自宅に2人で暮らしている。当然、2人で暮らすように作られていないので、ライダの荷物は最低限な物だけだ。
「なぁレヴィ、そろそろ引っ越しをしないか?」
レヴェルはいよいよかと覚悟を決めた。キリ村にも借家という概念はある。レヴェルとライダの家もそれぞれが借りて暮らしていた。キリ村の物件の殆どは木造戸建てだ。一応、集合住宅もあるが、子供がいるファミリー向けとなっている。レヴェルはあるものをライダに見せた。賃貸住宅のお知らせの紙だ。最近、業者に頼んで取り寄せていた。
「これがいいのかなって」
レヴェルが指をさすと、ライダもじっと見つめる。レヴェルが示した物件は3LDKのものだ。キリ村は街から離れインフラなどが少し不便なこともあり、土地を含め全体的に安めな価格である。レヴェルもライダも仕事をしており、少しだが蓄えもある。
「一度見に行ってみるか。良ければ買おう」
「え?買うの?!」
びっくりしてしまったレヴェルである。
「キリ村の土地は安いからな。資産は作れるときに作っておこう」
「しさん…?」
レヴェルは混乱している。
「レヴィ、大丈夫か?」
「あ、はい。資産を運用するんですよね」
「ちゃんと意味、分かってるか?」
くすりと、ライダに笑われてレヴェルは恥ずかしくなってきた。幼い頃から一緒に成長してきたはずなのだが、どうもレヴェルは同年代より幼いらしい。
「ライダ、本当に良かったの?」
「何がだ?」
レヴェルはそっと左手を上げた。
「俺たち、番なんだよ?」
「そうだけど、それがどうしたんだ?」
「俺みたいなのでよかった?」
レヴェルは少し泣きそうになってしまった。自分が情けなくてたまらない。
「レヴィ」
名前を呼ばれて抱きしめられた。ライダの厚い胸板にレヴェルはしがみつく形になっていた。
「いいか?レヴィ。俺はお前が好きで番になったんだぞ?なんでそんな悲しいこと言うんだよ」
「ごめん、だって」
レヴェルの自慢の耳はへにょんと下がってしまっている。
ライダが屈んでレヴェルの視線に合わせてきた。
「俺はお前が好きだ。信じてもらえないか?」
レヴェルは何も言えず、ただライダにしがみついた。
「俺だってライダが大好きだよ」
もごもごと言ったがちゃんと伝わったらしい。よしよしと頭を撫でられた。
「キュイ!」
エメラルドが何してるの?とやってくる。先程まで眠っていたのだ。赤ん坊のエメラルドは眠っている事が多い。
「エメラルド、俺たち引っ越すんだよ。一緒に家を見に行こうね」
「キュ!」
三人は不動産屋に向かうことにした。中から出てきたのはタヌキの獣人だ。腹がでっぷりと出ている。
「いやぁこの暑い中よく来てくださいました。今お茶を出しますので」
キリ村の夏は比較的涼しいが、彼にとっては暑いらしい。汗を拭き拭き対応してくれた。
「こちらの物件を内見したいと」
「はい。空いてますか?」
タヌキの獣人はダヌと名乗った。資料を見て確認している。
「あぁ、空いてますよ。本日良ろしければ見に行きます?」
「お願いします」
ライダが即答していた。
✢
「こちらは築5年の新しい物件となっています。では順番にご案内していきますね」
新しい物件にレヴェルは舌を巻いていた。やはり出来たばかりとあって、綺麗である。そして、キッチンが広かった。ライダは料理をするのが好きだ。インフラがイマイチなキリ村だが、このキッチンはそれを考慮した作りになっているそうだ。収納もたっぷりあり、今の家より遥かに住みやすそうである。この家にはウッドデッキもあった。ライダがプランターを置いて家庭菜園を作りたいとぽつんと呟いていた。
念の為、他の物件もいくつか見ていたが、ここが一番良さそうだとレヴェルとライダは話し合った。価格も思っていたより安い。最後はライダの判断だった。頭金はライダが支払い、ローンは2人の給与から払うことになった。契約があっさり決まり、ダヌは驚いているようだ。
「ありがとうございます!」
「よろしくお願いします」
✢
新しい家は今暮らしている家から少し距離がある。引っ越し自体は業者に任せることにして、2人は処分出来そうな家具や家の中の物を整理することにする。引っ越しは夏祭りの後にしようと2人は決めた。
村人総出でキリ村の夏祭りは行われる。当然、レヴェルやライダにも役割が与えられていた。
「お家が決まってよかったよ」
レヴェルがホッとして言うと、ライダも頷いた。
「キュイ!」
エメラルドも理由は分かっていないだろうが喜んでいる。新居での暮らしにレヴェルは思いを馳せた。
✢
昼頃、祭りの会場である広場にありとあらゆる屋台が建てられていく。レヴェルも毎年焼きそば屋の屋台を手伝っている。ライダはクレープ屋だ。
「坊、ライダと番になったってのは本当みたいだな」
いつもレヴェルが手伝っている焼きそば屋の店主ヤギの獣人に言われ、レヴェルは頷いた。
「これからも幸せにな」
「ありがとうございます」
「よし、今日も売るぞ」
だんだん日が傾き始める。広場には人が集まってきたていた。
「焼きそば2つ」
「あいよっ!」
店主が炒めた焼きそばをパックに詰める。レヴェルの仕事は袋に焼きそばのパックと割りばしを入れて渡す係だ。
「どうぞ」
「ありがとう」
客をようやく捌き終えて、レヴェルはホッと息を吐いた。
「坊、腹減ったろ?焼きそばでいいなら作るぞ」
「ありがとう!」
毎年屋台が暇になる頃、こうして焼きそばを作ってもらっているレヴェルである。
「いただきまーす」
屋台の隅に座って焼きそばを啜り始める。他の客がそれを見て美味そうだなと近寄ってきた。
これも毎度のことなので、レヴェルは食べるのを一旦辞め、慣れた手つきで客を捌いた。
「坊が食べていると客が来るな」
「えー、たまたまじゃない?」
レヴェルは続きの焼きそばを食べている。
「レヴィ」
やって来たのはライダだった。手にはクレープが握られている。
「もらったからやる」
「ありがとう!」
焼きそばを完食したレヴェルは今度はクレープを食べ始めた。夏祭りはもう終盤だ。しばらくして、焼きそばも全てなくなり、ここはもういいからとレヴェルは帰された。ライダが向こうから歩いてくる。
「ライダ!」
レヴェルが駆け寄るとライダも気が付いたらしい。手を振ってくれた。
「お疲れ様」
「ライダもね。エメラルドを迎えに行かなくちゃ」
今日、エメラルドは村長に預けていた。2人がエメラルドのもとに行くと、すやすやと村長の膝の上で眠っていた。
「エメラルド、大丈夫でしたか?」
レヴェルがこそっと尋ねると、村長が頷く。
「いい子にしていた」
ホッとした2人だった。レヴェルはエメラルドを抱えて、ライダと自宅に戻った。今週は引っ越しにグランドバザールもある。忙しいが楽しみだった。
「なぁレヴィ、そろそろ引っ越しをしないか?」
レヴェルはいよいよかと覚悟を決めた。キリ村にも借家という概念はある。レヴェルとライダの家もそれぞれが借りて暮らしていた。キリ村の物件の殆どは木造戸建てだ。一応、集合住宅もあるが、子供がいるファミリー向けとなっている。レヴェルはあるものをライダに見せた。賃貸住宅のお知らせの紙だ。最近、業者に頼んで取り寄せていた。
「これがいいのかなって」
レヴェルが指をさすと、ライダもじっと見つめる。レヴェルが示した物件は3LDKのものだ。キリ村は街から離れインフラなどが少し不便なこともあり、土地を含め全体的に安めな価格である。レヴェルもライダも仕事をしており、少しだが蓄えもある。
「一度見に行ってみるか。良ければ買おう」
「え?買うの?!」
びっくりしてしまったレヴェルである。
「キリ村の土地は安いからな。資産は作れるときに作っておこう」
「しさん…?」
レヴェルは混乱している。
「レヴィ、大丈夫か?」
「あ、はい。資産を運用するんですよね」
「ちゃんと意味、分かってるか?」
くすりと、ライダに笑われてレヴェルは恥ずかしくなってきた。幼い頃から一緒に成長してきたはずなのだが、どうもレヴェルは同年代より幼いらしい。
「ライダ、本当に良かったの?」
「何がだ?」
レヴェルはそっと左手を上げた。
「俺たち、番なんだよ?」
「そうだけど、それがどうしたんだ?」
「俺みたいなのでよかった?」
レヴェルは少し泣きそうになってしまった。自分が情けなくてたまらない。
「レヴィ」
名前を呼ばれて抱きしめられた。ライダの厚い胸板にレヴェルはしがみつく形になっていた。
「いいか?レヴィ。俺はお前が好きで番になったんだぞ?なんでそんな悲しいこと言うんだよ」
「ごめん、だって」
レヴェルの自慢の耳はへにょんと下がってしまっている。
ライダが屈んでレヴェルの視線に合わせてきた。
「俺はお前が好きだ。信じてもらえないか?」
レヴェルは何も言えず、ただライダにしがみついた。
「俺だってライダが大好きだよ」
もごもごと言ったがちゃんと伝わったらしい。よしよしと頭を撫でられた。
「キュイ!」
エメラルドが何してるの?とやってくる。先程まで眠っていたのだ。赤ん坊のエメラルドは眠っている事が多い。
「エメラルド、俺たち引っ越すんだよ。一緒に家を見に行こうね」
「キュ!」
三人は不動産屋に向かうことにした。中から出てきたのはタヌキの獣人だ。腹がでっぷりと出ている。
「いやぁこの暑い中よく来てくださいました。今お茶を出しますので」
キリ村の夏は比較的涼しいが、彼にとっては暑いらしい。汗を拭き拭き対応してくれた。
「こちらの物件を内見したいと」
「はい。空いてますか?」
タヌキの獣人はダヌと名乗った。資料を見て確認している。
「あぁ、空いてますよ。本日良ろしければ見に行きます?」
「お願いします」
ライダが即答していた。
✢
「こちらは築5年の新しい物件となっています。では順番にご案内していきますね」
新しい物件にレヴェルは舌を巻いていた。やはり出来たばかりとあって、綺麗である。そして、キッチンが広かった。ライダは料理をするのが好きだ。インフラがイマイチなキリ村だが、このキッチンはそれを考慮した作りになっているそうだ。収納もたっぷりあり、今の家より遥かに住みやすそうである。この家にはウッドデッキもあった。ライダがプランターを置いて家庭菜園を作りたいとぽつんと呟いていた。
念の為、他の物件もいくつか見ていたが、ここが一番良さそうだとレヴェルとライダは話し合った。価格も思っていたより安い。最後はライダの判断だった。頭金はライダが支払い、ローンは2人の給与から払うことになった。契約があっさり決まり、ダヌは驚いているようだ。
「ありがとうございます!」
「よろしくお願いします」
✢
新しい家は今暮らしている家から少し距離がある。引っ越し自体は業者に任せることにして、2人は処分出来そうな家具や家の中の物を整理することにする。引っ越しは夏祭りの後にしようと2人は決めた。
村人総出でキリ村の夏祭りは行われる。当然、レヴェルやライダにも役割が与えられていた。
「お家が決まってよかったよ」
レヴェルがホッとして言うと、ライダも頷いた。
「キュイ!」
エメラルドも理由は分かっていないだろうが喜んでいる。新居での暮らしにレヴェルは思いを馳せた。
✢
昼頃、祭りの会場である広場にありとあらゆる屋台が建てられていく。レヴェルも毎年焼きそば屋の屋台を手伝っている。ライダはクレープ屋だ。
「坊、ライダと番になったってのは本当みたいだな」
いつもレヴェルが手伝っている焼きそば屋の店主ヤギの獣人に言われ、レヴェルは頷いた。
「これからも幸せにな」
「ありがとうございます」
「よし、今日も売るぞ」
だんだん日が傾き始める。広場には人が集まってきたていた。
「焼きそば2つ」
「あいよっ!」
店主が炒めた焼きそばをパックに詰める。レヴェルの仕事は袋に焼きそばのパックと割りばしを入れて渡す係だ。
「どうぞ」
「ありがとう」
客をようやく捌き終えて、レヴェルはホッと息を吐いた。
「坊、腹減ったろ?焼きそばでいいなら作るぞ」
「ありがとう!」
毎年屋台が暇になる頃、こうして焼きそばを作ってもらっているレヴェルである。
「いただきまーす」
屋台の隅に座って焼きそばを啜り始める。他の客がそれを見て美味そうだなと近寄ってきた。
これも毎度のことなので、レヴェルは食べるのを一旦辞め、慣れた手つきで客を捌いた。
「坊が食べていると客が来るな」
「えー、たまたまじゃない?」
レヴェルは続きの焼きそばを食べている。
「レヴィ」
やって来たのはライダだった。手にはクレープが握られている。
「もらったからやる」
「ありがとう!」
焼きそばを完食したレヴェルは今度はクレープを食べ始めた。夏祭りはもう終盤だ。しばらくして、焼きそばも全てなくなり、ここはもういいからとレヴェルは帰された。ライダが向こうから歩いてくる。
「ライダ!」
レヴェルが駆け寄るとライダも気が付いたらしい。手を振ってくれた。
「お疲れ様」
「ライダもね。エメラルドを迎えに行かなくちゃ」
今日、エメラルドは村長に預けていた。2人がエメラルドのもとに行くと、すやすやと村長の膝の上で眠っていた。
「エメラルド、大丈夫でしたか?」
レヴェルがこそっと尋ねると、村長が頷く。
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