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初夜①
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先生は俺を優しく抱き上げてくれる。
そのまま布団の上で押し倒された。
うわぁ、俺、本当にセックスしちゃうんだ!
しかも俺は抱かれる側らしい。
なんとなくは分かってはいたけれど、大丈夫なのか不安になってきたぞ。
男同士ってどうするんだ?
すごく痛いのかなぁ。
「せ、先生。優しくしてください」
「善処するよ」
瑠馬先生に覆いかぶさられて唇にキスされるとやっぱり気持ちよかった。
それでも怖くて、先生の服をぎゅっと握りしめる。
「ん…っ、んう」
先生の長い髪が手にあたる。ツヤツヤのサラサラだ。シャンプーの香りがする。
誤って引っ張ってしまわないように気を付ける。
先生の舌が俺の口の中を探るように触るのがまた気持ちいい。
ちゅ、と音がするのがより興奮する。
「ん、せんせ、もっと」
なんでだか分からないけれど涙が溢れてくる。
先生は再びキスをくれた。
「ん…っう」
気持ちいい。先生に触れてもらって嬉しい。幸せだ。
そのキスは唇から首筋に徐々に下がっていく。それにとてもドキドキする。
「ん、くすぐったい」
我慢できずにそう言って体をよじったら先生に腕を掴まれる。
「たっくん、我慢だよ」
「ん。分かりました。っあ…」
瑠馬先生のキスは優しい。すごく大事なものに触れるようなキスにじんとくる。俺、今すごく愛されている。
「たっくん、服上げるね」
「あ…はい」
Tシャツを上にたくし上げられる。ああ…恥ずかしい。
先生は俺の鎖骨にキスを落とした。ちゅ、と肌を唇で吸われる。
体が熱い。
「たっくん、気持ちいい?」
「ん…気持ち…っあ!!!」
答えようとしたら先生に乳首を指で摘まれて驚いた。
きゅ、と指先で摘まれて優しく転がされる。
「や…それ、嫌」
「痛いのかな?」
「痛くない…へんっ、だから、あ!」
ぎゅ、と乳首を執拗に攻められる。
だんだん乳首がぷっくりと勃ってきた。
俺の体がこんなふうになるなんて知らなかった。
「すごく美味しそうだよ」
瑠馬先生が俺の胸に吸い付く。
唇で食まれるのが刺激が足りなくてもどかしい。
「んぅ、せんせっ…はぁ…」
瑠馬先生の指と唇で乳首を弄られるのがとても気持ちいい。
俺の下半身はとっくに反応している。
そこを触られたらどうなってしまうんだろう。怖い。
先生のキスは俺の下腹部にまでおりていた。
「たっくん、こんなにシミを作って」
「あ…」
とん、とズボン越しに性器を指で突かれて、俺は震えた。ズボンにシミが出来るほど感じてしまったのか。
恥ずかしい。
「たっくんの体は素直で可愛いね」
ちゅ、とへそのあたりにキスをされる。そして更に吸われた。
「っあ…気持ちいい」
先生の手が俺のズボンにかけられる。
そのまま一気にずり下ろされた。
性器があらわになる。
恥ずかしい。
「たっくん、こっちにおいで」
先生に俺は抱き起こされていた。
そのまま布団の上で押し倒された。
うわぁ、俺、本当にセックスしちゃうんだ!
しかも俺は抱かれる側らしい。
なんとなくは分かってはいたけれど、大丈夫なのか不安になってきたぞ。
男同士ってどうするんだ?
すごく痛いのかなぁ。
「せ、先生。優しくしてください」
「善処するよ」
瑠馬先生に覆いかぶさられて唇にキスされるとやっぱり気持ちよかった。
それでも怖くて、先生の服をぎゅっと握りしめる。
「ん…っ、んう」
先生の長い髪が手にあたる。ツヤツヤのサラサラだ。シャンプーの香りがする。
誤って引っ張ってしまわないように気を付ける。
先生の舌が俺の口の中を探るように触るのがまた気持ちいい。
ちゅ、と音がするのがより興奮する。
「ん、せんせ、もっと」
なんでだか分からないけれど涙が溢れてくる。
先生は再びキスをくれた。
「ん…っう」
気持ちいい。先生に触れてもらって嬉しい。幸せだ。
そのキスは唇から首筋に徐々に下がっていく。それにとてもドキドキする。
「ん、くすぐったい」
我慢できずにそう言って体をよじったら先生に腕を掴まれる。
「たっくん、我慢だよ」
「ん。分かりました。っあ…」
瑠馬先生のキスは優しい。すごく大事なものに触れるようなキスにじんとくる。俺、今すごく愛されている。
「たっくん、服上げるね」
「あ…はい」
Tシャツを上にたくし上げられる。ああ…恥ずかしい。
先生は俺の鎖骨にキスを落とした。ちゅ、と肌を唇で吸われる。
体が熱い。
「たっくん、気持ちいい?」
「ん…気持ち…っあ!!!」
答えようとしたら先生に乳首を指で摘まれて驚いた。
きゅ、と指先で摘まれて優しく転がされる。
「や…それ、嫌」
「痛いのかな?」
「痛くない…へんっ、だから、あ!」
ぎゅ、と乳首を執拗に攻められる。
だんだん乳首がぷっくりと勃ってきた。
俺の体がこんなふうになるなんて知らなかった。
「すごく美味しそうだよ」
瑠馬先生が俺の胸に吸い付く。
唇で食まれるのが刺激が足りなくてもどかしい。
「んぅ、せんせっ…はぁ…」
瑠馬先生の指と唇で乳首を弄られるのがとても気持ちいい。
俺の下半身はとっくに反応している。
そこを触られたらどうなってしまうんだろう。怖い。
先生のキスは俺の下腹部にまでおりていた。
「たっくん、こんなにシミを作って」
「あ…」
とん、とズボン越しに性器を指で突かれて、俺は震えた。ズボンにシミが出来るほど感じてしまったのか。
恥ずかしい。
「たっくんの体は素直で可愛いね」
ちゅ、とへそのあたりにキスをされる。そして更に吸われた。
「っあ…気持ちいい」
先生の手が俺のズボンにかけられる。
そのまま一気にずり下ろされた。
性器があらわになる。
恥ずかしい。
「たっくん、こっちにおいで」
先生に俺は抱き起こされていた。
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