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サエさん、お聞きしたいことがあります
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ハル、タカ、サエの3人が会って1週間が経った頃、サエにハルからメッセージが届いた。
「サエさん、こんにちは。先日はありがとうございました。もしサエさんが迷惑でなければ、今度お茶しませんか?お聞きしたいことがあるんです」
「こちらこそありがとうございました。楽しかったよー!お茶大丈夫だよ、いつにする?」
その数日後、ハルとサエ、2人だけで会うこととなった。
約束当日。
ハルが待ち合わせ場所の駅に到着する。
その10分後、サエがやってきた。
「ハル君」
「あ、どうも。こんにちは」
「待たせちゃったよね。ごめんね」
「あ、いえ、僕が早く来ただけなので」
サエの微笑む表情を見て、兄はこの笑顔をいつも見ていたんだな、とハルは思った。
「じゃあ、行きましょうか。こっちです。すぐ近くです」
「うん」
ハルは甘いもの好きのサエのことを考え、スイーツのメニューが評判なダイニングカフェを予約していた。
「サエさんは自分でよくケーキとか作るんでしたっけ」
「うん、作るよ。最近は頻度減ったけど作ってる」
「へえ。お店でも食べますか?ケーキとか」
「食べる食べる」
「そうですか。よかった。今から行くとこケーキ人気みたいで。もしお腹空いたら食べてみてください」
「ええ!わざわざありがとう、そういうお店選んでくれて」
「いえ、こちらこそ時間を作ってもらいましたし」
そう言いながら歩いていると、お店の前に到着した。
歩いている途中、すれ違う男性があまりにもサエを見るので、ハルは隣にいるのがなんだか申し訳なく感じた。
お店に入り、注文した飲み物が到着する前にハルが話をきりだす。
「サエさん。あの、今日会ってほしいってお願いした理由なんですけど……」
「ヒロのことでしょ?」
「ああ、はい。それと……タカさんのことも」
「え?そうなの?なんかあったの?」
「あ、いや、何かあったわけじゃないんですけど。あの、兄のことはもちろんそうですし、タカさんは兄と仲良かったみたいだから。2人のことも知りたくて」
「うん、すっっっごく仲良かったよ。私からしたら兄弟のようで。って、ハル君の前でこんな言い方は良くないか、ごめん」
「いえ、全然大丈夫です。あの、いまさらではあると思うんですけど、僕が兄のことをサエさんから聞くってことは、兄との思い出を引っ張り出すわけで……その、辛くなったら本当に無理しないでくださいね、本当に」
「タカ君みたいなこと言うね。全然大丈夫だよ、ハル君。ありがとうね」
そういってコーヒーを飲んで、続けて言う。
「優しいところもそっくり」
「あ……いや、そう……なんですかね」
「うん。それに、もし嫌だったらそもそもハル君と連絡先を交換なんてしないし、ここにも来てないよ。ハル君が誘ってくれたとはいえ、私が今ここにいるってことは私の意思で来たことだから。だから気にしないでね」
サエはハルの目をまっすぐと見つめて言った。
「ありがとうございます。兄は……。その、兄とタカさんとサエさん、どんな出会いだったんですか?」
「そうだよね。気になるよね~!私が2人に会ったのはね、大学生のときだよ。18、19とかかな?」
「みなさんの出会い、すごく聞きたいです」
「話す話す。ヒロとの出会いから話すね。最初に会ったのは大学の講義のあと!同じ講義受けてたんだよね、ヒロも私も。その講義がね、びっくりするくらい難しくて何言ってるかわかんなくて!笑 哲学なんだけど。その講義のあとに、ヒロが話しかけてくれたんだ」
「へえ」
ふふふっと、目を細めて笑いながらサエは当時の状況を話しはじめた。
「サエさん、こんにちは。先日はありがとうございました。もしサエさんが迷惑でなければ、今度お茶しませんか?お聞きしたいことがあるんです」
「こちらこそありがとうございました。楽しかったよー!お茶大丈夫だよ、いつにする?」
その数日後、ハルとサエ、2人だけで会うこととなった。
約束当日。
ハルが待ち合わせ場所の駅に到着する。
その10分後、サエがやってきた。
「ハル君」
「あ、どうも。こんにちは」
「待たせちゃったよね。ごめんね」
「あ、いえ、僕が早く来ただけなので」
サエの微笑む表情を見て、兄はこの笑顔をいつも見ていたんだな、とハルは思った。
「じゃあ、行きましょうか。こっちです。すぐ近くです」
「うん」
ハルは甘いもの好きのサエのことを考え、スイーツのメニューが評判なダイニングカフェを予約していた。
「サエさんは自分でよくケーキとか作るんでしたっけ」
「うん、作るよ。最近は頻度減ったけど作ってる」
「へえ。お店でも食べますか?ケーキとか」
「食べる食べる」
「そうですか。よかった。今から行くとこケーキ人気みたいで。もしお腹空いたら食べてみてください」
「ええ!わざわざありがとう、そういうお店選んでくれて」
「いえ、こちらこそ時間を作ってもらいましたし」
そう言いながら歩いていると、お店の前に到着した。
歩いている途中、すれ違う男性があまりにもサエを見るので、ハルは隣にいるのがなんだか申し訳なく感じた。
お店に入り、注文した飲み物が到着する前にハルが話をきりだす。
「サエさん。あの、今日会ってほしいってお願いした理由なんですけど……」
「ヒロのことでしょ?」
「ああ、はい。それと……タカさんのことも」
「え?そうなの?なんかあったの?」
「あ、いや、何かあったわけじゃないんですけど。あの、兄のことはもちろんそうですし、タカさんは兄と仲良かったみたいだから。2人のことも知りたくて」
「うん、すっっっごく仲良かったよ。私からしたら兄弟のようで。って、ハル君の前でこんな言い方は良くないか、ごめん」
「いえ、全然大丈夫です。あの、いまさらではあると思うんですけど、僕が兄のことをサエさんから聞くってことは、兄との思い出を引っ張り出すわけで……その、辛くなったら本当に無理しないでくださいね、本当に」
「タカ君みたいなこと言うね。全然大丈夫だよ、ハル君。ありがとうね」
そういってコーヒーを飲んで、続けて言う。
「優しいところもそっくり」
「あ……いや、そう……なんですかね」
「うん。それに、もし嫌だったらそもそもハル君と連絡先を交換なんてしないし、ここにも来てないよ。ハル君が誘ってくれたとはいえ、私が今ここにいるってことは私の意思で来たことだから。だから気にしないでね」
サエはハルの目をまっすぐと見つめて言った。
「ありがとうございます。兄は……。その、兄とタカさんとサエさん、どんな出会いだったんですか?」
「そうだよね。気になるよね~!私が2人に会ったのはね、大学生のときだよ。18、19とかかな?」
「みなさんの出会い、すごく聞きたいです」
「話す話す。ヒロとの出会いから話すね。最初に会ったのは大学の講義のあと!同じ講義受けてたんだよね、ヒロも私も。その講義がね、びっくりするくらい難しくて何言ってるかわかんなくて!笑 哲学なんだけど。その講義のあとに、ヒロが話しかけてくれたんだ」
「へえ」
ふふふっと、目を細めて笑いながらサエは当時の状況を話しはじめた。
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