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駆け抜けた先
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「ここで一回止まろう」
門が見える場所で走ってきた三人は兵士には見えない場所で一度立ち止まった。屋根の上は比較的兵士たちから死角になりやすく、自分たちからは兵士たちが見えやすい場所が多い。まだまだ静かな住宅街で、三人は物音をたてないように静かに息を潜める。
「…いよいよだな…」
「そうだね…」
三人の間には緊張感が漂っていて、流石のカイも笑顔が消え、コウも真剣な表情をしていた。レンはゴクリと生唾を飲む。
「武器はちゃんと持っとけよ。兵士たちの交代が始まったらすぐ出るぞ」
「うん」
「わかった」
カイはギュッと心臓辺りを握りしめた。心臓の鼓動がうるさい。呼吸が上手くできない気がする。おそらく一番緊張しているのはカイだろう。カイの中にはたくさんの思いが溢れそうになっていた。
もし自分以外の誰かが死ぬようなことがあったら。そう思うと恐怖に呑み込まれてしまいそうになる。
レナには今日ここを出ていくことを言ってはいない。今頃自分の家で寝ているのだろうか。いつ、自分がいなくなったことに気付くんだろうか。信じて待っていてくれるだろうか。
そして、ジュン兄。今日、…必ず…
「カイ?」
「っ!」
レンがカイの顔を心配そうに覗き込む。カイはハッとしてレンの方を向いた。
「大丈夫?体調でも悪い?」
「大丈夫だ…ただ少し緊張してるだけだ、問題ねぇよ」
カイは深く息を吸い込み、吐いた。大丈夫。絶対に成功させる。
「…兄さんたちの夢、今日叶えよう。絶対。ね」
レンが微笑みながら言った。カイも笑う。
「そうだな。コウも、絶対やるぞ」
「おう」
コウも無表情ながら、少し笑ったような気がした。
「!…カイ、来たよ」
遠くに交代のために歩いてくる兵士の姿が見える。いよいよ始まる。三人は息をのんだ。そして目を合わせ、頷き合った。
三人の作戦は、交代した兵士を見送った交代後のアジトに戻る兵士をまず襲い、いち早く戦闘不能にする。その後、交代して門の前にいる兵士を片付けるというものだ。
交代後アジトに戻る兵士はすぐに門からの死角に入る。そこを襲うのだ。
アジトに戻る兵士との戦闘中に異変に気付いた門の前の兵士数人が三人のもとに来る可能性が高いが、戦闘を始めると同時に煙幕を出す手榴弾が投げ込まれるように機械をセットしている。少しは足止めができるはずだ。その間に交代後の兵士をすべて片付ける手筈になっている。
その後すぐに門の前の兵士たちに奇襲を仕掛ける。煙幕の手榴弾は何個も用意してあって、時間をおいて次々発射される仕組みになっているので、門の前に行った頃もまだ煙幕で三人は見えない状況だろう。その状態で、一秒でも早く全滅させる。それが作戦のすべての流れだった。
必ず成功させる。そう意気込んでカイはナイフを握りしめた。
「もうすぐ交代後の兵士が門からの死角に入る。準備はいいな?」
レンとコウは頷く。そして歩いてくる兵士たちを屋根の上から見つめた。
「今だ!!行くぞ!!」
三人はカイの合図とともに屋根から飛び降り、そのまま兵士たちに切りかかった。
「なっ!撃て!!反逆者だ!!」
兵士たちは銃を構えカイたちに向けて発砲する。しかし近距離戦でライフル型の長い銃は不向き。銃弾は当たらず三人は兵士に向かっていく。しかし、兵士たちも今まで国を支配し続けてきただけある。戦ってみるとわかる、その運動神経、銃の扱いの上手さ。個人差はあるがレベルは高い。三人とも苦戦していた。
「そんな長い銃なんて近距離戦じゃ使い物にならないよな!!!こういうのじゃねぇとな!」
「!?」
カイが取り出したのは小型の拳銃。この国は兵士の支配により銃器の所持そして使用はもちろん禁止。それに銃というものはあまり流通しておらず、作ることはほとんど不可能だった。それをカイは当たり前のように持っている。兵士が驚くのも当たり前だ。
「お前!それをどこで!」
兵士たちの視線が一斉にカイに向けられる。カイはニヤリと笑った。
「作ったのさ。お前らが持っているそれよりかは性能は劣るけど…」
カイは近くにいた兵士の一人に素早く銃口を向けて撃つ。兵士はそのまま倒れた。赤い血が地面を赤黒く染めていく。
「お前らみたいなやつでも血が赤い同じ人間なんだな」
兵士から流れる血をカイはゴミを見るような目で見た。
「っ!殺せ!!!違反者を殺せ!!」
動きを止めていた兵士たちが一斉にカイに向かって走り出す。それを見たレンとコウは兵士の前へ飛び出し数人の兵士を足止めした。
「カイ!!」
レンがカイのほうに少し視線をやりながら兵士と相手をしている。カイの方に行った兵士の数が多いのだ。
「俺は大丈夫だ!!よそ見してるとやられるぞ!!心配するならそっち早く片付けてからこっちに来い!」
「う、うん!!」
まだ兵士の数は十人近くいる。その半分ほどをカイは相手をしていた。それでもカイは今日のために用意していた小道具や拳銃をうまく使い、少しずつ兵士の数を減らしている。
「っ!」
コウの使っていたナイフが弾き飛ばされる。その隙をついて銃から剣に切り替えた兵士がコウに向かって走ってくる。
「コウ!!」
カイがとっさにコウの方へ何かを投げる。地面に落ちたそれは爆発し、兵士の動きを一瞬止めた。その瞬間を逃さずコウは兵士の剣を奪い取り兵士に刺した。
「ありがとうカイっ」
「おう!」
レンが一足先に自分を標的にしていた兵士を倒し終わり、カイの方に向かう。
「カイ!こっちは終わった!」
「サンキュー!じゃあ背中は頼むな!やっとこれで、しっかり戦える」
背中合わせに兵士たちと向き合った二人は同時に兵士に切りかかっていった。
「俺は、ジュン兄の、夢を叶えるんだよ!!そうやって俺は俺に約束してんだ!!!邪魔すんじゃねぇ!!」
「ぐっ…ぁ…」
カイとレンが相手をしていた兵士の最後の一人が倒れた。コウの方もほぼ同じタイミングで片付け終わったらしい。体を払うコウの姿が視界の端に映り、カイは少し安心する。
「終わったな。思ったより時間がかかってる…門の方の兵士はまだ来てない。早く門の方に行くぞ!」
カイが走り出すと二人もついていく。まだ終わっていない。カイの緊張感が二人を安堵感から覚めさせた。
レンとコウは唾を飲み、気合を入れなおし、次の戦場の舞台へと走った。
門が見える場所で走ってきた三人は兵士には見えない場所で一度立ち止まった。屋根の上は比較的兵士たちから死角になりやすく、自分たちからは兵士たちが見えやすい場所が多い。まだまだ静かな住宅街で、三人は物音をたてないように静かに息を潜める。
「…いよいよだな…」
「そうだね…」
三人の間には緊張感が漂っていて、流石のカイも笑顔が消え、コウも真剣な表情をしていた。レンはゴクリと生唾を飲む。
「武器はちゃんと持っとけよ。兵士たちの交代が始まったらすぐ出るぞ」
「うん」
「わかった」
カイはギュッと心臓辺りを握りしめた。心臓の鼓動がうるさい。呼吸が上手くできない気がする。おそらく一番緊張しているのはカイだろう。カイの中にはたくさんの思いが溢れそうになっていた。
もし自分以外の誰かが死ぬようなことがあったら。そう思うと恐怖に呑み込まれてしまいそうになる。
レナには今日ここを出ていくことを言ってはいない。今頃自分の家で寝ているのだろうか。いつ、自分がいなくなったことに気付くんだろうか。信じて待っていてくれるだろうか。
そして、ジュン兄。今日、…必ず…
「カイ?」
「っ!」
レンがカイの顔を心配そうに覗き込む。カイはハッとしてレンの方を向いた。
「大丈夫?体調でも悪い?」
「大丈夫だ…ただ少し緊張してるだけだ、問題ねぇよ」
カイは深く息を吸い込み、吐いた。大丈夫。絶対に成功させる。
「…兄さんたちの夢、今日叶えよう。絶対。ね」
レンが微笑みながら言った。カイも笑う。
「そうだな。コウも、絶対やるぞ」
「おう」
コウも無表情ながら、少し笑ったような気がした。
「!…カイ、来たよ」
遠くに交代のために歩いてくる兵士の姿が見える。いよいよ始まる。三人は息をのんだ。そして目を合わせ、頷き合った。
三人の作戦は、交代した兵士を見送った交代後のアジトに戻る兵士をまず襲い、いち早く戦闘不能にする。その後、交代して門の前にいる兵士を片付けるというものだ。
交代後アジトに戻る兵士はすぐに門からの死角に入る。そこを襲うのだ。
アジトに戻る兵士との戦闘中に異変に気付いた門の前の兵士数人が三人のもとに来る可能性が高いが、戦闘を始めると同時に煙幕を出す手榴弾が投げ込まれるように機械をセットしている。少しは足止めができるはずだ。その間に交代後の兵士をすべて片付ける手筈になっている。
その後すぐに門の前の兵士たちに奇襲を仕掛ける。煙幕の手榴弾は何個も用意してあって、時間をおいて次々発射される仕組みになっているので、門の前に行った頃もまだ煙幕で三人は見えない状況だろう。その状態で、一秒でも早く全滅させる。それが作戦のすべての流れだった。
必ず成功させる。そう意気込んでカイはナイフを握りしめた。
「もうすぐ交代後の兵士が門からの死角に入る。準備はいいな?」
レンとコウは頷く。そして歩いてくる兵士たちを屋根の上から見つめた。
「今だ!!行くぞ!!」
三人はカイの合図とともに屋根から飛び降り、そのまま兵士たちに切りかかった。
「なっ!撃て!!反逆者だ!!」
兵士たちは銃を構えカイたちに向けて発砲する。しかし近距離戦でライフル型の長い銃は不向き。銃弾は当たらず三人は兵士に向かっていく。しかし、兵士たちも今まで国を支配し続けてきただけある。戦ってみるとわかる、その運動神経、銃の扱いの上手さ。個人差はあるがレベルは高い。三人とも苦戦していた。
「そんな長い銃なんて近距離戦じゃ使い物にならないよな!!!こういうのじゃねぇとな!」
「!?」
カイが取り出したのは小型の拳銃。この国は兵士の支配により銃器の所持そして使用はもちろん禁止。それに銃というものはあまり流通しておらず、作ることはほとんど不可能だった。それをカイは当たり前のように持っている。兵士が驚くのも当たり前だ。
「お前!それをどこで!」
兵士たちの視線が一斉にカイに向けられる。カイはニヤリと笑った。
「作ったのさ。お前らが持っているそれよりかは性能は劣るけど…」
カイは近くにいた兵士の一人に素早く銃口を向けて撃つ。兵士はそのまま倒れた。赤い血が地面を赤黒く染めていく。
「お前らみたいなやつでも血が赤い同じ人間なんだな」
兵士から流れる血をカイはゴミを見るような目で見た。
「っ!殺せ!!!違反者を殺せ!!」
動きを止めていた兵士たちが一斉にカイに向かって走り出す。それを見たレンとコウは兵士の前へ飛び出し数人の兵士を足止めした。
「カイ!!」
レンがカイのほうに少し視線をやりながら兵士と相手をしている。カイの方に行った兵士の数が多いのだ。
「俺は大丈夫だ!!よそ見してるとやられるぞ!!心配するならそっち早く片付けてからこっちに来い!」
「う、うん!!」
まだ兵士の数は十人近くいる。その半分ほどをカイは相手をしていた。それでもカイは今日のために用意していた小道具や拳銃をうまく使い、少しずつ兵士の数を減らしている。
「っ!」
コウの使っていたナイフが弾き飛ばされる。その隙をついて銃から剣に切り替えた兵士がコウに向かって走ってくる。
「コウ!!」
カイがとっさにコウの方へ何かを投げる。地面に落ちたそれは爆発し、兵士の動きを一瞬止めた。その瞬間を逃さずコウは兵士の剣を奪い取り兵士に刺した。
「ありがとうカイっ」
「おう!」
レンが一足先に自分を標的にしていた兵士を倒し終わり、カイの方に向かう。
「カイ!こっちは終わった!」
「サンキュー!じゃあ背中は頼むな!やっとこれで、しっかり戦える」
背中合わせに兵士たちと向き合った二人は同時に兵士に切りかかっていった。
「俺は、ジュン兄の、夢を叶えるんだよ!!そうやって俺は俺に約束してんだ!!!邪魔すんじゃねぇ!!」
「ぐっ…ぁ…」
カイとレンが相手をしていた兵士の最後の一人が倒れた。コウの方もほぼ同じタイミングで片付け終わったらしい。体を払うコウの姿が視界の端に映り、カイは少し安心する。
「終わったな。思ったより時間がかかってる…門の方の兵士はまだ来てない。早く門の方に行くぞ!」
カイが走り出すと二人もついていく。まだ終わっていない。カイの緊張感が二人を安堵感から覚めさせた。
レンとコウは唾を飲み、気合を入れなおし、次の戦場の舞台へと走った。
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