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インフェルノ
怒れる迷宮の忌み子
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グノートス遺跡 第6階層 16:04 p.m.(推定) フランチェスコ
ガヤガヤと騒がしい音。酒場で聞くような活気あるものではない。その音は荘園にモンスターが侵入したときの阿鼻叫喚に似ていた。眠りについていたフランチェスコは、暗闇の中で異変を感じ取る。
まぶたが上がる。揺らめく灯りの中を影が忙しなく動く。傭兵たちは慌てて装備を着込んでいた。
「何があったんですか」フランチェスコは慌てて近くにいた傭兵に聞く。
「モンスターだ。上の階層から大量になだれ込んできて」
モンスターだと。一体どんなやつだ。
フランチェスコは盾を身に着ける暇もなく、側に置いていたファルシオンだけをひったくると戦線へ向かう。
傭兵たちの向かう先は第6階層上り階段方向。陣形が組まれているようで、モンスターの姿は確認できない。時折傭兵たちの苦しむ声が聞こえ、陣形はじりじりと押されている。
ここにいては状況の掴みようがない。フランチェスコは後退の指示を決心した。
「半分は護衛対象とともに第7階層へ後退。残り半分は共に戦線を支えろ」
指示はモンスターの知識に秀でた彼が状況を把握するためのものだ。しかし、切羽詰まった状況での撤退指示に戦線は混乱。守備陣系は歪んで穴を造り、結果としてモンスターの突破を許した。
音もなく灰色の塊が抜け出ると傭兵の足に噛みつく。傭兵は応戦するも強靭な顎と揺さぶりに姿勢を崩した。
次いで2匹目3匹目とモンスターが陣形を抜け出し、倒れ込んだ傭兵にかじりついていく。
フランチェスコは驚愕する。
あれは、クロウル・ドラゴン。全長は成人男性のより大きく、鋭い牙と爪を持つ爬虫類系のモンスター。這う姿勢と獰猛な食性から、悪魔の化身ドラゴンの名を取ってそう呼ばれる。
武器による斬撃がクロウル・ドラゴンの皮膚に直撃する。しかし肉を裂くどころか皮膚を切ることも出来ず、傭兵たちの足元をスルスルとすり抜けていく。後方へ行ったモンスターを追おうとすると次のクロウル・ドラゴンに背中から攻撃され、一人また一人とやられていく。
フランチェスコの迂闊な指示は、戦線は完全に崩壊させた。
もはや彼らは逃げ出すしかなかった。阿鼻叫喚に包まれる戦場を情けなく疾走する男たち。だが、クロウル・ドラゴンは逃げ出すことも許さない。大の大人の全力疾走に追いつき、体当たりで転倒させる。
首や足に噛みついて万力のような力をこめる。男は必至に抵抗し退けると、再び走り出す。そしてしばらく走ると力なく膝から崩れ落ちた。
「逃げろ、逃げるんだ。クロウル・ドラゴンの毒は他のやつの比じゃないんだ」
必至の叫び。彼の声は傭兵たちの泣き叫ぶ声にかき消され、誰の耳にも届かない。
第7階層に降りる階段が見える。フランチェスコは2段飛ばしで降りていく。
瞬間、グキッと左足が挫け、バランスを崩してそのまま階下へ転がり落ちた。
痛みにあえぐ声が漏れる。次々降りてくる傭兵たちに体を踏まれ、なかなか立ち上がれない。
四つん這いになり、乱れた息を整える。するとフランチェスコの左腕が持ち上げられて何者かが肩を貸した。驚いて見ると、昨晩のフードの女がそこにいた。フンッと呼吸を合わせると2人で立ち上がる。
「ありがとうございます、あなたは昨日の」
言下に「僕に仕事を押し付けた人」と続けるつもりが、こみ上げる咳に邪魔される。
「いいから急ぐよ」
のろのろと歩き始める。挫いた左足を何度か踏み込み、まだ動けることを確認した。
背後から抜く者もいなくなり、ついにクロウル・ドラゴンが第7階層に降りてくる。
女傭兵はフランチェスコの背中を押すと、左腕にくくりつけられたクロスボウを構えた。
「ここは私とザザで引き受けた」
彼女1人に任せることは避けたかったが、やむを得ずその場を後にする。たった一本のファルシオンではどうあっても太刀打ちは出来ない。一方、彼女の矢であれば一点集中の威力によって硬い皮膚を貫けるかも知れない。
フランチェスコは走り出す。毒が回って倒れた傭兵たちの体を飛び越え、奥へ奥へと逃げていく。
領主と学者たちを探す。彼らは護衛対象であり、彼らを中心に傭兵たちが集結しているはずだからだ。
まっすぐ走っているとT字路にぶつかった。右を見ても左を見ても、通路と部屋があるのみだ。彼らの姿も階下へ降りる階段も見当たらない。脂汗がじっとりと首筋を垂れる。
右を向いて彼らの名を呼んだ。
「誰かいませんか。レアンドロ、アイディン」
呼びかけは、無常にも石造りの空間に響き渡る。返事はない。
振り返ってもう一度叫ぶ。
「リュディガー、エーレンフリート。いないんですか」
ウンウンと空間が振動する。フランチェスコは愕然としてその場に立ち尽くした。
ゴトッと背後で音がなる。急いで振り返ると、通路の先で床の石畳がめくり上がっている。そして黒い影の中から金髪の頭がひょっこり飛び出た。
「戦奴、こっちだ」
「エーレンフリートぉ」
フランチェスコは脇目も振らずに駆け出す。呼吸は不規則に乱れて苦しかったが、それよりも自分がまだ救われると思って嬉しかった。
「はやくしろ、この下だ」
長方形の大きな石畳は墓場で見たものとそっくりだった。下には階段が続いており、灯りを持って人が集まっている様子が垣間見えた。
フランチェスコは焦りながら云う。
「まだ後ろに人が残ってるんです」
階下の灯りの中からリュディガーがこちらに向かって怒声を飛ばす。
「そんな悠長なこと云っていられるか」
「お願いします、あと1人なんです」
今まで見せたことのない懇願する表情に騎士たちは呆気に取られた。
フランチェスコはエーレンフリートを押し込んで中に入る。両手で石畳を持ち上げると、通路の曲がり角を辛抱強く凝視する。 早く来い、間に合ってくれ、と心の内で反芻する。
「おい、本当に来るんだろうな」
エーレンフリートが肩に手を置いて質問した。フランチェスコは頷く。確実に生きているとは言い切れないが、そう考えなければ自分が救われなかった。
すると人影が曲がり角から現れる。彼女だ。声を張り上げて彼女を呼ぶ。
「ロミー、こっちだ」
名前を呼ばれ、彼女がこちらを向く。走り出した次の瞬間、クロウル・ドラゴンがT字路の壁に激突した。ドスンと地面が揺れる。かなりの衝撃のはずだが、まったく物ともせず彼女を追跡する。
ロミーも走るが、クロウル・ドラゴンの俊敏な体躯によって距離はどんどん詰められていく。
彼女は決心を固めると体を反り、スライディングの姿勢を取る。滑りながら足を開き、そのままフランチェスコの腹をめがけて股ぐらから突っ込んだ。
2人は団子のように丸まりながら階段を転げ落ちた。支えを失った石畳は道を閉じようとする。そのまま侵入しようとするモンスターを挟み込んだ。
グエエェェ!!
モンスターの叫び。胴体を挟み込まれ、じたばたともがく。ガリガリと石に爪を立て、中へ入ろうとしていた。
「くそっ、仕方ない」
エーレンフリートはロングソードを鞘から抜き、鋭利な剣先をモンスターの胸元に突き立てた。剣先はわずかに食い込んで血が刀身に垂れる。だがクロウル・ドラゴンはこの攻撃で更に身を捩ると、挟まった下半身を階下にねじ込んだ。ゴトンと音を立てて石畳が閉まる。
一同はモンスターの侵入を許した。カサカサと足元を動きまわる。暗闇の中に隠れようとする瞬間、ダミアンのポールアックスがすばやく腹部を突き刺した。
ギャァア!!
ダミアンは両手で踏ん張りながらモンスターの逃亡を妨げ、壁際に追い込む。壁にぶつかったことで更に深く穂先が刺さり、クロウル・ドラゴンは完全に抜け出せなくなった。
「私がこいつを押さえているうちに、早く」
フランチェスコは立ち上がりダミアンのもとへ駆けつける。ファルシオンを振り上げ、頭部へ懇親の一撃を叩き込んだ。
肉がうねるような衝撃。分厚い皮下脂肪と皮によって、彼の斬撃はクロウル・ドラゴンの傷にもならない。
ロミーはぐるぐるとクランクを回し、クロスボウに矢を装填する。
「2人とも、そこ動くな」
クロスボウの照準がモンスターに向く。放たれた一閃は顔を捉え、上口蓋から後頭部へかけてを貫いた。持ち上がっていた脚は力なく地に伏せる。
モンスターは死んだのだった。
ガヤガヤと騒がしい音。酒場で聞くような活気あるものではない。その音は荘園にモンスターが侵入したときの阿鼻叫喚に似ていた。眠りについていたフランチェスコは、暗闇の中で異変を感じ取る。
まぶたが上がる。揺らめく灯りの中を影が忙しなく動く。傭兵たちは慌てて装備を着込んでいた。
「何があったんですか」フランチェスコは慌てて近くにいた傭兵に聞く。
「モンスターだ。上の階層から大量になだれ込んできて」
モンスターだと。一体どんなやつだ。
フランチェスコは盾を身に着ける暇もなく、側に置いていたファルシオンだけをひったくると戦線へ向かう。
傭兵たちの向かう先は第6階層上り階段方向。陣形が組まれているようで、モンスターの姿は確認できない。時折傭兵たちの苦しむ声が聞こえ、陣形はじりじりと押されている。
ここにいては状況の掴みようがない。フランチェスコは後退の指示を決心した。
「半分は護衛対象とともに第7階層へ後退。残り半分は共に戦線を支えろ」
指示はモンスターの知識に秀でた彼が状況を把握するためのものだ。しかし、切羽詰まった状況での撤退指示に戦線は混乱。守備陣系は歪んで穴を造り、結果としてモンスターの突破を許した。
音もなく灰色の塊が抜け出ると傭兵の足に噛みつく。傭兵は応戦するも強靭な顎と揺さぶりに姿勢を崩した。
次いで2匹目3匹目とモンスターが陣形を抜け出し、倒れ込んだ傭兵にかじりついていく。
フランチェスコは驚愕する。
あれは、クロウル・ドラゴン。全長は成人男性のより大きく、鋭い牙と爪を持つ爬虫類系のモンスター。這う姿勢と獰猛な食性から、悪魔の化身ドラゴンの名を取ってそう呼ばれる。
武器による斬撃がクロウル・ドラゴンの皮膚に直撃する。しかし肉を裂くどころか皮膚を切ることも出来ず、傭兵たちの足元をスルスルとすり抜けていく。後方へ行ったモンスターを追おうとすると次のクロウル・ドラゴンに背中から攻撃され、一人また一人とやられていく。
フランチェスコの迂闊な指示は、戦線は完全に崩壊させた。
もはや彼らは逃げ出すしかなかった。阿鼻叫喚に包まれる戦場を情けなく疾走する男たち。だが、クロウル・ドラゴンは逃げ出すことも許さない。大の大人の全力疾走に追いつき、体当たりで転倒させる。
首や足に噛みついて万力のような力をこめる。男は必至に抵抗し退けると、再び走り出す。そしてしばらく走ると力なく膝から崩れ落ちた。
「逃げろ、逃げるんだ。クロウル・ドラゴンの毒は他のやつの比じゃないんだ」
必至の叫び。彼の声は傭兵たちの泣き叫ぶ声にかき消され、誰の耳にも届かない。
第7階層に降りる階段が見える。フランチェスコは2段飛ばしで降りていく。
瞬間、グキッと左足が挫け、バランスを崩してそのまま階下へ転がり落ちた。
痛みにあえぐ声が漏れる。次々降りてくる傭兵たちに体を踏まれ、なかなか立ち上がれない。
四つん這いになり、乱れた息を整える。するとフランチェスコの左腕が持ち上げられて何者かが肩を貸した。驚いて見ると、昨晩のフードの女がそこにいた。フンッと呼吸を合わせると2人で立ち上がる。
「ありがとうございます、あなたは昨日の」
言下に「僕に仕事を押し付けた人」と続けるつもりが、こみ上げる咳に邪魔される。
「いいから急ぐよ」
のろのろと歩き始める。挫いた左足を何度か踏み込み、まだ動けることを確認した。
背後から抜く者もいなくなり、ついにクロウル・ドラゴンが第7階層に降りてくる。
女傭兵はフランチェスコの背中を押すと、左腕にくくりつけられたクロスボウを構えた。
「ここは私とザザで引き受けた」
彼女1人に任せることは避けたかったが、やむを得ずその場を後にする。たった一本のファルシオンではどうあっても太刀打ちは出来ない。一方、彼女の矢であれば一点集中の威力によって硬い皮膚を貫けるかも知れない。
フランチェスコは走り出す。毒が回って倒れた傭兵たちの体を飛び越え、奥へ奥へと逃げていく。
領主と学者たちを探す。彼らは護衛対象であり、彼らを中心に傭兵たちが集結しているはずだからだ。
まっすぐ走っているとT字路にぶつかった。右を見ても左を見ても、通路と部屋があるのみだ。彼らの姿も階下へ降りる階段も見当たらない。脂汗がじっとりと首筋を垂れる。
右を向いて彼らの名を呼んだ。
「誰かいませんか。レアンドロ、アイディン」
呼びかけは、無常にも石造りの空間に響き渡る。返事はない。
振り返ってもう一度叫ぶ。
「リュディガー、エーレンフリート。いないんですか」
ウンウンと空間が振動する。フランチェスコは愕然としてその場に立ち尽くした。
ゴトッと背後で音がなる。急いで振り返ると、通路の先で床の石畳がめくり上がっている。そして黒い影の中から金髪の頭がひょっこり飛び出た。
「戦奴、こっちだ」
「エーレンフリートぉ」
フランチェスコは脇目も振らずに駆け出す。呼吸は不規則に乱れて苦しかったが、それよりも自分がまだ救われると思って嬉しかった。
「はやくしろ、この下だ」
長方形の大きな石畳は墓場で見たものとそっくりだった。下には階段が続いており、灯りを持って人が集まっている様子が垣間見えた。
フランチェスコは焦りながら云う。
「まだ後ろに人が残ってるんです」
階下の灯りの中からリュディガーがこちらに向かって怒声を飛ばす。
「そんな悠長なこと云っていられるか」
「お願いします、あと1人なんです」
今まで見せたことのない懇願する表情に騎士たちは呆気に取られた。
フランチェスコはエーレンフリートを押し込んで中に入る。両手で石畳を持ち上げると、通路の曲がり角を辛抱強く凝視する。 早く来い、間に合ってくれ、と心の内で反芻する。
「おい、本当に来るんだろうな」
エーレンフリートが肩に手を置いて質問した。フランチェスコは頷く。確実に生きているとは言い切れないが、そう考えなければ自分が救われなかった。
すると人影が曲がり角から現れる。彼女だ。声を張り上げて彼女を呼ぶ。
「ロミー、こっちだ」
名前を呼ばれ、彼女がこちらを向く。走り出した次の瞬間、クロウル・ドラゴンがT字路の壁に激突した。ドスンと地面が揺れる。かなりの衝撃のはずだが、まったく物ともせず彼女を追跡する。
ロミーも走るが、クロウル・ドラゴンの俊敏な体躯によって距離はどんどん詰められていく。
彼女は決心を固めると体を反り、スライディングの姿勢を取る。滑りながら足を開き、そのままフランチェスコの腹をめがけて股ぐらから突っ込んだ。
2人は団子のように丸まりながら階段を転げ落ちた。支えを失った石畳は道を閉じようとする。そのまま侵入しようとするモンスターを挟み込んだ。
グエエェェ!!
モンスターの叫び。胴体を挟み込まれ、じたばたともがく。ガリガリと石に爪を立て、中へ入ろうとしていた。
「くそっ、仕方ない」
エーレンフリートはロングソードを鞘から抜き、鋭利な剣先をモンスターの胸元に突き立てた。剣先はわずかに食い込んで血が刀身に垂れる。だがクロウル・ドラゴンはこの攻撃で更に身を捩ると、挟まった下半身を階下にねじ込んだ。ゴトンと音を立てて石畳が閉まる。
一同はモンスターの侵入を許した。カサカサと足元を動きまわる。暗闇の中に隠れようとする瞬間、ダミアンのポールアックスがすばやく腹部を突き刺した。
ギャァア!!
ダミアンは両手で踏ん張りながらモンスターの逃亡を妨げ、壁際に追い込む。壁にぶつかったことで更に深く穂先が刺さり、クロウル・ドラゴンは完全に抜け出せなくなった。
「私がこいつを押さえているうちに、早く」
フランチェスコは立ち上がりダミアンのもとへ駆けつける。ファルシオンを振り上げ、頭部へ懇親の一撃を叩き込んだ。
肉がうねるような衝撃。分厚い皮下脂肪と皮によって、彼の斬撃はクロウル・ドラゴンの傷にもならない。
ロミーはぐるぐるとクランクを回し、クロスボウに矢を装填する。
「2人とも、そこ動くな」
クロスボウの照準がモンスターに向く。放たれた一閃は顔を捉え、上口蓋から後頭部へかけてを貫いた。持ち上がっていた脚は力なく地に伏せる。
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