私の好きな彼は転生した古の竜でした!?〜でも彼はツンデレなイケメンでとても可愛かったです〜

クイーン・ドラゴン@アヤメ

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4話 急展開

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私は、悲しげな瞳をするギルファを不思議に思い、ギルファをじっと見つめた。
ギルファは、静かに微笑む。
「お前ならば、いつか真実にたどり着けるだろう。」ギルファはそう言うと、ガタリ、と席を立つ。
いつのまにか、ギルファの弁当は、空っぽになっていた。
「絶対、ぜーったいいつか教えてね!」私は、ギルファに言うとギルファはコクリ、と頷いた。


授業の始まる鐘が学園に鳴り響く。
生徒は、昼休憩を終え、もう既に席に着いている。
次の授業は、魔法の授業。
魔法は、誰にでも使える訳ではない摩訶不思議な現象だ。
その身体に魔力を宿し、魔力を扱う器官があって初めて使えるものである。
どちらか片方だけでは、炎球ファイアーボール水球アクアボールみたいな魔法は使うことができない。
この世界には、魔力を扱う器官が備わり、強大な魔力を持つ獣が存在していたという。
何故、聞いた風なのかというと、もう存在しないのだ。
否。
存在しない訳ではないだろうが、もう滅多に見られない幻の獣なのである。
研究者たちは、この獣を、幻獣げんじゅうと、呼んでいる。
話を戻そう。
故に、魔法を扱うことが出来ない生徒はその時点で、授業を受けることが出来ない選ばれた授業なのである。
ただ、魔力を扱う器官が無くても、人間は魔力を持っているものなので、今の時間に、魔法を扱うことが出来ない生徒は魔道具マジックツールを作る授業を行っている。
私とギルファは、勿論、魔法の授業を受けている。
ただ、魔道具マジックツールを作る授業にも興味があったため、時間があるときに、魔道具マジックツールの授業を行っている先生に教えてもらっていたりする。
まぁ、なんやかんやで授業は終わった。
魔法の授業の成績が良いのは、私とギルファがダントツである。
他の生徒は、嫉妬を通り越して、羨望の視線を寄越すので、私は居た堪れない気持ちをよく覚えている。
ギルファは、慣れたもので、涼しい顔をしているのだが。



時は放課後。
私は、学園の図書館でオルフェウスの伝承を調べていた。
何度も読んだことのある著書なのだが、新しい発見があるかもしれないので、何度も読んでいる。
「ちょっと、来てくれません?」
頭上から声が聞こえる。
私は、何事か、と上を見上げた。
そこにいたのは、ギルファ非公認で出来ているファンクラブの会長、この国の貴族の娘であるレスティーナ嬢であった。
私は、首を傾げる。
「ご機嫌麗しゅうございます、レスティーナ嬢。本日は何用ですか?」私は、席を立ち、挨拶をする。
私は家柄、貴族と関わることがあるため、礼儀作法は最低限、仕込まれている。
「ええ。少しお茶を貴女あなたとしたくて。時間はあるかしら?」本を読んでいたようだけれど、とレスティーナ嬢は続けた。
「勿論です。」私はそうレスティーナ嬢に答える。
「あら、じゃあこっちに来て頂戴。」レスティーナ嬢は、私を睨むように見て、言った。
そして、スタスタと歩き出す。
私は、それに着いて行った。


「ここよ。」レスティーナ嬢は、そう言って、お茶をする為の温室へ入っていく。
勿論、貴族用の温室なので私は入ったことはない。
おっかなびっくりで、私は温室へと入る。
「どうぞ、お座り下さい。」レスティーナ嬢は、ニコリと微笑む。
私は、高級そうな椅子に座る。
レスティーナ嬢も優雅な仕草で座った。
「さて、本題に入らせて貰いますわ。」レスティーナ嬢は言ったので、コクリ、と私は息を呑んだ。
「ギルファ様とは、どんな関係ですの?」レスティーナ嬢は、瞳をキラキラと輝かせて、聞いてくる。
「え、と…どこにでもいる幼馴染です。」私は少し困惑して答える。
……私は、片想いですけど。
そう、心の中で呟いた。
「そうなのですか。」レスティーナ嬢は明らかに落胆したように呟いた。
……はい?
……なんか、思ってたのと違うんだけど。
私は困惑を隠しきれず、心の中で叫んだ。
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