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瑠紅のこと
瑠紅のこと① 瑠紅のルーティン
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瑠紅は、週5で働いている。通勤には、片道1時間30分をみている。9時15分くらいに勤務地につくためには8時20分頃の電車に乗りたい。なので、家を出るのは8時過ぎ。そのためには、6時過ぎには起き、6時30分までは、ベッドでごろごろとネット漫画などをみて過ごす。6時30分~7時30分までの間に、ご飯を食べたり弁当を作ったり学校に行く子供を送り出したりして、7時30分から身支度を整える。世の中、マスクにはうるさくなくなったが、瑠紅は、まだマスクをしているので、化粧は、軽くファンデーションを塗り、眉毛を整える程度。まつ毛も一応ビューラーであげるが、まぶたが重たくなっているので、あまり意味がない。でも、ドラッグストアで見つけたコスパの良い透明マスカラを使うと、まぶたを持ち上げてくれ、少しは目が大きくなると気づいてからは、乙女心の導くまま、重ねづけをしている。
帰宅は、早くても19時過ぎ。買い物をして帰ると20時前になる。軽く何かつまんで、「腰を伸ばす」という名目のもと、ベッドでゴロゴロしながら、ネット漫画を見る。家人が先に帰宅していれば、すぐに食事にありつけるが、そうでない時は、作らないといけない。子供は、「お母さんの都合に合わせた方が、おいしいものが食べられる」と分かっているので、スナックなどをつまんで、大人しく待っている。なので、夕食は、21時を過ぎることが多い。
食事のあと、またゴロゴロしていたら、(と、ここで、何がどうなったか、突然、パソコンが今まで書いた文章を読み上げだした。抑揚が変だぞ!家族に聞かれたくないので、あわてて停止させる)え、えーっと……、またゴロゴロしているうちに、寝落ちしてしまう。で、夜中の2時頃に目を覚まし、家の中の電気を消して回り、パジャマに着替えて寝る。この繰り返し。
ネットに小説を投稿しようと思い立ってからは、夜中に目をさましてからの数時間とか、朝、6時から6時30分までの間に、こそこそと書いていた。些細な物音が気になるので、家の者や近所の人たちが寝静まっているだろう、その時間帯を選んでいるのに、何故か子供が起きていて、台所に行くと、必ず、姿を現す。なんで???
集中して取り組んでいるときに限って、部屋にも現れるので、子供にだけは、「創作活動をする」宣言をした。「投稿先は、アルファポリスである」ということと、「投稿件数が18万件を超えていて、初投稿の順位が4000番位だった」というようなことは伝えたが、ペンネームも作品名も教えていない。自分の内面を子供に知られたくない。作品を読んでもらうなんて、絶対無理!それ以前に、誰も知り合いのいない場所で、自分の力で自分の居場所を作りたいからね。
で、8月のファンタジー小説大賞エントリーのために7月中に作品を仕上げて、順次、話を投稿していくことを目指していたので、7月末頃は一人地獄だったが、何とか間に合った。なので、また、ベッドでゴロゴロ、ネット漫画を見て過ごすことが出来るようになった。
アルファポリスでの予約公開時間は何時がいいのか、ネットで検索してみたら、「昼休憩に合わせて」とか「夜のゴールデンタイムに合わせて」という回答があったが、皆が皆、その時間に投稿したら、あっという間に流されて見つけてもらえない様な気がする。なので、瑠紅は、6時10分に公開することにしている。自分が、その時間帯にネット漫画を見ているので――とあるサイトの無料で読める回数がリセットされるのが6時と18時なので、その時間に合わせている――そのついでに自分の投稿が反映されているかチェックできる。瑠紅と同じように、その時間帯をネットサーフィンに当てている人はきっといるだろうから、その人たちの目に留まれば……うふふ。どうか、見つけてもらえますように。合掌!
帰宅は、早くても19時過ぎ。買い物をして帰ると20時前になる。軽く何かつまんで、「腰を伸ばす」という名目のもと、ベッドでゴロゴロしながら、ネット漫画を見る。家人が先に帰宅していれば、すぐに食事にありつけるが、そうでない時は、作らないといけない。子供は、「お母さんの都合に合わせた方が、おいしいものが食べられる」と分かっているので、スナックなどをつまんで、大人しく待っている。なので、夕食は、21時を過ぎることが多い。
食事のあと、またゴロゴロしていたら、(と、ここで、何がどうなったか、突然、パソコンが今まで書いた文章を読み上げだした。抑揚が変だぞ!家族に聞かれたくないので、あわてて停止させる)え、えーっと……、またゴロゴロしているうちに、寝落ちしてしまう。で、夜中の2時頃に目を覚まし、家の中の電気を消して回り、パジャマに着替えて寝る。この繰り返し。
ネットに小説を投稿しようと思い立ってからは、夜中に目をさましてからの数時間とか、朝、6時から6時30分までの間に、こそこそと書いていた。些細な物音が気になるので、家の者や近所の人たちが寝静まっているだろう、その時間帯を選んでいるのに、何故か子供が起きていて、台所に行くと、必ず、姿を現す。なんで???
集中して取り組んでいるときに限って、部屋にも現れるので、子供にだけは、「創作活動をする」宣言をした。「投稿先は、アルファポリスである」ということと、「投稿件数が18万件を超えていて、初投稿の順位が4000番位だった」というようなことは伝えたが、ペンネームも作品名も教えていない。自分の内面を子供に知られたくない。作品を読んでもらうなんて、絶対無理!それ以前に、誰も知り合いのいない場所で、自分の力で自分の居場所を作りたいからね。
で、8月のファンタジー小説大賞エントリーのために7月中に作品を仕上げて、順次、話を投稿していくことを目指していたので、7月末頃は一人地獄だったが、何とか間に合った。なので、また、ベッドでゴロゴロ、ネット漫画を見て過ごすことが出来るようになった。
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