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残された陛下と私。
沈黙が続く。
話題を変えなくてはと思った矢先、陛下が何事も無かったかのように話し掛けて来た。
「ユリカ、この黒いのは何だ?」
シリウス陛下が手に持ったのは長財布。
「これはお財布です。開けてみて良いですよ」
暫く眺めていた彼は被せの部分を開いて、中身をじっと見ている。
「こっちの国はお金ってどんな感じなんですか?」
「金か。金貨、銀貨、大銅貨、銅貨が主だな。金貨は普通滅多に使わんが」
おー、ホントに物語に出てくる感じね。
「それはどうやって持ち歩くんですか?」
「皮の巾着袋だな」
「成る程。財布ってそれと同じ役目ですよ」
「いやでも、こんな薄くては」
私は中身を出して見せる。お札数枚にカードが二枚、ポイントカード。そしてファスナー部分を開き小銭も並べてみせた。
「えっと、何を基準にしたら良いんだろう?では、銅貨一枚で何が買えますか?」
そこへキャステルさんが戻って来た。ん、スッキリしたお顔をしてらっしゃる(笑)
「銅貨一枚?おい、キャステル何が買えるんだ?」
陛下は銅貨一枚の買い物などしたことがないのでしょうね。後ろのキャステルさんを呼び隣に座る様に指示をした。
「銅貨一枚ですか……そうですねー。一枚でこのくらいのパンひとつでしょうか」
自分の手のひらを上の向けて見せてくれたから、何となくメロンパン位の大きさを予想した。
「じゃぁ、普通に食堂とかで一食たべるのは?」
「城下の食堂であればだいたい銅貨五枚から十五枚の間ですかね」
そうなのか、何となく一食五百円から千五百円と思えば、銅貨一枚百円くらいかな。
「銅貨十枚で大銅貨一枚、大銅貨十枚で銀貨一枚、銀貨十枚で金貨一枚・・・実際に見てみるか?」
「はい、お願いします!」
従者の人がお金を取りに行っている間、私は周りを見回し観察をしていた。
ファンタジーな世界といっても生活はあまり変わりないみたいだ。
「失礼します」
そんなくだらないことを考えながらお茶を啜っていると、侍従さんがワゴンを押して部屋に入って来た。
ワゴンの上にはパンパンに膨らんだ巾着袋が4つ置いてある。
するとキャステルさんが端から袋を開けて、それぞれの袋から数枚ずつコインを出して並べてくれた。
「これが銅貨です」(百円玉位の大きさだね)
「そして銅貨十枚でこの大銅貨となります」(五百円玉くらいだわ)
「銀貨は大銅貨十枚」(大きさ的には大銅貨と一緒だ)
「最後が金貨です。銀貨十枚分ですよ。大きな買いもの以外庶民には縁遠いものですね」
なんとなく、勝手に換算すると
銅貨1→百円
大銅貨1→千円
銀貨1→一万円
金貨1→十万円て、感じでしょうか。
私はそれぞれのコインの下に財布から出した小銭とお札を並べる。
「勝手な解釈ですけど、私の国のお金に置き換えるとこんな感じです」
「ほう、銅貨もあるようだが?」
「ええ、先ほどのお話を聞いていたら、この十円硬貨と同じ価値のものが無かったので外しました。私の国の銅貨十円玉一枚ではパンは買えませんからね。十枚でこちらの銅貨一枚と思うと百円で惣菜パン一個かな」
「ふむ。で、大銅貨がこの紙切れ(千円札)一枚、銀貨がこの紙一枚だというのか?(一万円札)」
「そうです、普段の買い物は大銅貨一枚分のこのお札数枚と、銀貨一枚分のこのお札を使います」
「だからこの薄い財布で間に合うのか」
陛下が感心してらっしゃいますよ。お札についている模様も気になるみたいだ。
私は一万円札を手に取り、絵柄や数字の部分を指で軽くこすってみせる。
「この模様は僅かな凹凸があり、目の不自由な人でも識別できるようになっているんです。ほら、こっちのお札は模様が違うでしょう?」
陛下とキャンセルさんは、それぞれのお札を指先でスリスリしながら感触を見比べている。
「我々には直ぐには分からんな」
キャステルさんも陛下に言葉に頷いている。
フォノグラムもあるが説明も面倒なのでやめておく。
「他にもお札の偽造防止の為にいろいろ仕組まれていますよ」
「印刷の技術も素晴らしいな」
「ところで、ユリカ嬢。この四角い物は何でしょうか?」
あらま、キャステルさん。さっきまで「この者」とか「オマエ」とか言ってたのに、急にお嬢様呼ばわりに変えて来た。
「これね、こっちはキャッシュカード。自分のお金を銀行というところに預けて置いて、必要な時にこれを使って引き出すのよ。
こっちはクレジットカード。私は殆どこれで買い物をしているの。その人や親の信用度によって限度額が設けられていて、次の月に一括、もしくは分割で支払うシステムになってるの」
シリウス陛下が溜息を一つ。
「はぁ、ユリカが異世界人だと云う実感が沸いて来たよ。こちらと全く異なる世界のようだ」
「科学はかなり先に行っていますね。私の感覚から言ったらここは……服装で言うと、ヨーロッパでいう十五、六世紀?私から見たらおとぎ話や昔話の世界ですよ」
「おとぎ話に昔話だと?」
目の前の二人はガックリと肩を落としてうな垂れてしまった。
それから私は日本での生活を二人に教えてあげた。その度に唸ったり驚いたり、溜息を吐いたしていて見ていて飽きなかった。
「ユリカ、あのキャンちゃんだっか?見せて貰えないか?」
「えっ、いいですけど」
どうやら引く馬も無しに、自力で陛下を追い掛けて来たキャンちゃんが気になっていたようだ。
ぎゅるるる~~~。
「くくっ!」
その時私のお腹が鳴って二人に笑われた。めちゃくちゃ恥ずかしい。
「では、昼も近いから食事をしてから行くとしよう」
陛下がベルを鳴らして侍従さんを呼びランチをお願いしてくれましたよ。
食事は普通にサンドイッチが出て来た。
パンは少し硬かったけどそこそこイケる。
「王様って言っても結構質素なんですね」
「そうだな、でも夜はもっと豪華だぞ」
「ほんとに?楽しみ~♪」
会ってまだ二時間も経たないというのに、何故か友人感覚で話が出来てしまう。
キャステルさんも最初は怖そうな感じだったけれど、さっきの顔を見てからは、なんか親近感を覚えてしまった。
自動翻訳……言葉が通じるって本当に嬉しい。
一人ぼっちでこんな世界に来てしまって、言葉も分からなかったらと思うと、ゾッとする。
会えたのが陛下で良かった~。
私はその事に心から感謝した。
【それは。君が落ちた場所が良いところだったから心配いらないと思う】
そうか、もどきが言ってたあの言葉信じて見るわ。
神様ありがとう♪
私たちはサンドイッチをペロリと平らげ、キャンちゃんの待つ小屋へと向かったのでした。
**********
※お金の価値は分かり易くしましたが、これ以降出てくる事は殆どございませんので流してくださいませ。
沈黙が続く。
話題を変えなくてはと思った矢先、陛下が何事も無かったかのように話し掛けて来た。
「ユリカ、この黒いのは何だ?」
シリウス陛下が手に持ったのは長財布。
「これはお財布です。開けてみて良いですよ」
暫く眺めていた彼は被せの部分を開いて、中身をじっと見ている。
「こっちの国はお金ってどんな感じなんですか?」
「金か。金貨、銀貨、大銅貨、銅貨が主だな。金貨は普通滅多に使わんが」
おー、ホントに物語に出てくる感じね。
「それはどうやって持ち歩くんですか?」
「皮の巾着袋だな」
「成る程。財布ってそれと同じ役目ですよ」
「いやでも、こんな薄くては」
私は中身を出して見せる。お札数枚にカードが二枚、ポイントカード。そしてファスナー部分を開き小銭も並べてみせた。
「えっと、何を基準にしたら良いんだろう?では、銅貨一枚で何が買えますか?」
そこへキャステルさんが戻って来た。ん、スッキリしたお顔をしてらっしゃる(笑)
「銅貨一枚?おい、キャステル何が買えるんだ?」
陛下は銅貨一枚の買い物などしたことがないのでしょうね。後ろのキャステルさんを呼び隣に座る様に指示をした。
「銅貨一枚ですか……そうですねー。一枚でこのくらいのパンひとつでしょうか」
自分の手のひらを上の向けて見せてくれたから、何となくメロンパン位の大きさを予想した。
「じゃぁ、普通に食堂とかで一食たべるのは?」
「城下の食堂であればだいたい銅貨五枚から十五枚の間ですかね」
そうなのか、何となく一食五百円から千五百円と思えば、銅貨一枚百円くらいかな。
「銅貨十枚で大銅貨一枚、大銅貨十枚で銀貨一枚、銀貨十枚で金貨一枚・・・実際に見てみるか?」
「はい、お願いします!」
従者の人がお金を取りに行っている間、私は周りを見回し観察をしていた。
ファンタジーな世界といっても生活はあまり変わりないみたいだ。
「失礼します」
そんなくだらないことを考えながらお茶を啜っていると、侍従さんがワゴンを押して部屋に入って来た。
ワゴンの上にはパンパンに膨らんだ巾着袋が4つ置いてある。
するとキャステルさんが端から袋を開けて、それぞれの袋から数枚ずつコインを出して並べてくれた。
「これが銅貨です」(百円玉位の大きさだね)
「そして銅貨十枚でこの大銅貨となります」(五百円玉くらいだわ)
「銀貨は大銅貨十枚」(大きさ的には大銅貨と一緒だ)
「最後が金貨です。銀貨十枚分ですよ。大きな買いもの以外庶民には縁遠いものですね」
なんとなく、勝手に換算すると
銅貨1→百円
大銅貨1→千円
銀貨1→一万円
金貨1→十万円て、感じでしょうか。
私はそれぞれのコインの下に財布から出した小銭とお札を並べる。
「勝手な解釈ですけど、私の国のお金に置き換えるとこんな感じです」
「ほう、銅貨もあるようだが?」
「ええ、先ほどのお話を聞いていたら、この十円硬貨と同じ価値のものが無かったので外しました。私の国の銅貨十円玉一枚ではパンは買えませんからね。十枚でこちらの銅貨一枚と思うと百円で惣菜パン一個かな」
「ふむ。で、大銅貨がこの紙切れ(千円札)一枚、銀貨がこの紙一枚だというのか?(一万円札)」
「そうです、普段の買い物は大銅貨一枚分のこのお札数枚と、銀貨一枚分のこのお札を使います」
「だからこの薄い財布で間に合うのか」
陛下が感心してらっしゃいますよ。お札についている模様も気になるみたいだ。
私は一万円札を手に取り、絵柄や数字の部分を指で軽くこすってみせる。
「この模様は僅かな凹凸があり、目の不自由な人でも識別できるようになっているんです。ほら、こっちのお札は模様が違うでしょう?」
陛下とキャンセルさんは、それぞれのお札を指先でスリスリしながら感触を見比べている。
「我々には直ぐには分からんな」
キャステルさんも陛下に言葉に頷いている。
フォノグラムもあるが説明も面倒なのでやめておく。
「他にもお札の偽造防止の為にいろいろ仕組まれていますよ」
「印刷の技術も素晴らしいな」
「ところで、ユリカ嬢。この四角い物は何でしょうか?」
あらま、キャステルさん。さっきまで「この者」とか「オマエ」とか言ってたのに、急にお嬢様呼ばわりに変えて来た。
「これね、こっちはキャッシュカード。自分のお金を銀行というところに預けて置いて、必要な時にこれを使って引き出すのよ。
こっちはクレジットカード。私は殆どこれで買い物をしているの。その人や親の信用度によって限度額が設けられていて、次の月に一括、もしくは分割で支払うシステムになってるの」
シリウス陛下が溜息を一つ。
「はぁ、ユリカが異世界人だと云う実感が沸いて来たよ。こちらと全く異なる世界のようだ」
「科学はかなり先に行っていますね。私の感覚から言ったらここは……服装で言うと、ヨーロッパでいう十五、六世紀?私から見たらおとぎ話や昔話の世界ですよ」
「おとぎ話に昔話だと?」
目の前の二人はガックリと肩を落としてうな垂れてしまった。
それから私は日本での生活を二人に教えてあげた。その度に唸ったり驚いたり、溜息を吐いたしていて見ていて飽きなかった。
「ユリカ、あのキャンちゃんだっか?見せて貰えないか?」
「えっ、いいですけど」
どうやら引く馬も無しに、自力で陛下を追い掛けて来たキャンちゃんが気になっていたようだ。
ぎゅるるる~~~。
「くくっ!」
その時私のお腹が鳴って二人に笑われた。めちゃくちゃ恥ずかしい。
「では、昼も近いから食事をしてから行くとしよう」
陛下がベルを鳴らして侍従さんを呼びランチをお願いしてくれましたよ。
食事は普通にサンドイッチが出て来た。
パンは少し硬かったけどそこそこイケる。
「王様って言っても結構質素なんですね」
「そうだな、でも夜はもっと豪華だぞ」
「ほんとに?楽しみ~♪」
会ってまだ二時間も経たないというのに、何故か友人感覚で話が出来てしまう。
キャステルさんも最初は怖そうな感じだったけれど、さっきの顔を見てからは、なんか親近感を覚えてしまった。
自動翻訳……言葉が通じるって本当に嬉しい。
一人ぼっちでこんな世界に来てしまって、言葉も分からなかったらと思うと、ゾッとする。
会えたのが陛下で良かった~。
私はその事に心から感謝した。
【それは。君が落ちた場所が良いところだったから心配いらないと思う】
そうか、もどきが言ってたあの言葉信じて見るわ。
神様ありがとう♪
私たちはサンドイッチをペロリと平らげ、キャンちゃんの待つ小屋へと向かったのでした。
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※お金の価値は分かり易くしましたが、これ以降出てくる事は殆どございませんので流してくださいませ。
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