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第2章学園編
メイドリー際3
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「こっちのほうが盛り上がるね(笑)」
「うん...」
今日はメイドリー祭
すでに第一種目のトーナメント第一戦が始まっているのだが、
今回は学園内だけで行うということでいつもお偉方が座っているスタジアムの席には、生徒たちで埋め尽くされている。
その盛り上がりたるや...
もともとメイドイー際はこういうものだったのかもしれない
王国のしかも王都のスタジアムを使っているわけだから当然全席埋まってはおらず空席のほうが多いのだが、すげぇー
「そろそろがるが出てくるんじゃなくって?」
「だな、まぁガルは優勝目指すって言ったし実際できるだろうな」
「あっ出てきたねぇ(笑)」
「「「キャーガルメシア様―」」」
「えらい人気だなぁ(笑)」
「フンッそうね!」
「なにおこってんだ?」
「別に何もないですわ!!」
(アームストロング家の三男で頭がよく腕も立つとの噂がある。ここで勝てば一歩先のステージに、負けるわけにはいかない。とか思ってそうな顔でにらんできてるな)
「始め!」
タッ
(早い始まりと同時に距離を詰めてきた!ここは一度下がって!)(敵さん)
(左足が後ずさった、一度下がるつもりか?それは悪手だ)(ガル)
(ダメだ!間に合わないここは迎え撃つしか、)(敵さん)
ヒュン
「クッ、フェイントか!」
ドスッ
「グハッ」
(すぐに立て直して)(敵さん)
スッ
ツーー
ポタッポタッ
「剣の勝負でもほかの攻撃も警戒してないと今みたいにけりがクリーンヒットする」(ガル)
「...負けました。」
「そこまで!勝者!ガルメシア=アームストロング!」
ワーワー
「すげー!一瞬だ!」
「あれはレベル違うだろ(笑)」 ガヤガヤ
「「「キャーガルメシア様―」」」
「フンッ、そろそろ用意してきますわ!」
「あぁ...頑張れよ」
「言われなくてもそんなこと当然ですわよ!」
何怒ってんだよ。
「おーお疲れーガル!」
「お疲れ様(笑)」
「おぉサンキュー」
「流石だったな」
「まぁね、経験値?実戦経験の差があったって感じだった、でもその割に勘は良かったしあれは強くなるよ」
「へぇ、流石にへぼは出てないってか。まぁ俺らは他より早く魔物狩りにいそしんでたからな」
「他も結構やるねぇ(笑)これは思ってたより団体戦が厳しくなりそうだね(笑)」
「うん、でもそれは向こうもにも言えることだ。ガルを見てこれは思ったよりやばいぞってなれば...作戦を変えようか、昼にでも伝えよう」
「おっアリス出てきた」
「アリスもあの日から特訓して今ではかなり戦力になってるからぁ」
「だな。まぁあの時はどうなるかと思ったどな、まぁでも正直襲われたおかげで丸くなったのならよかったのかもな」
「だな。あの時は偶然リッカスがいなかったらやばかったな」
「ほんとすべてが運命だよ(笑)」
「まぁー確かにすべてが運命か?」(アル)
「なんで肯定しながら?浮かべてんだよ!(笑)」(ガル)
「そうだけどそうじゃないかなって思って(笑)」(アル)
「そうだね(笑)」
「いや、リッカスもどっちだよ」
「んーなんて言うんだろう、自分じゃどうでもできない運命と、自分の行動によって変化する運命が交わりあって未来ができると思うんだよ。だからそうだけどそうじゃないと言うか、でも運命であると言うか...」
「リッカスが真面目だ」
「調子が狂う(笑)」
「ハハハ!僕も真面目な話くらいするよ(笑)そんなことよりほら、始まるよ?」
「そうだな。応援しよう!」
「あ、さっきさ...」
「「それは絶対に逆効果だ(よ)」」
「良いから(笑)」
「しょうがないなぁ」
「あとで起こられても知らないよ(笑)」
「じゃあ行くぞ。せーのっ」
「「「アリス様ーー頑張れーーーー!!!」」」
ギロッ
「「「うっ」」」
(後でころロス)
「これは殺されるやつだね(笑)」
「夏休みまで隠れるしかないか...」
「不可能だろ」
「あんな怒るとは...」
「こっちに魔法売ってこないだけましだよ(笑)」
「えーーそのレベル?」
にしても本当にうまくなったな
確かに実戦は練習より経験値が溜まるけどこれはそれだけじゃないな
プラスで細かい操作や魔力循環の練習をしなければ成しえない技だ
あの時の出来事が相当効いたのと、もともとの性格が関係しているだろうな
商会の仕事をしてる俺はともかく成長の幅ならガルを上回るレベルだ
まぁそれでも魔物相手ならEランクくらいが限界かな?
ガルならCランクはギリギリ対応可能だろう
リッカスはどうだろうな...
自分の力を隠してそうだけどまぁDランクレベルはいなせるだろうな
俺もDランクくらいなら何とかなるか
今の時期が一番伸びしろが大きいだろうし仕事ばかりやっててもだめだなーー
とか言いつつ夏は仕事で大忙し。
親にも帰る時間ないから会えないって言ったもんな
あきれて、怒りのこもった手紙が帰って来て会いに来るって言ってたな
みんなに久しぶりに会うのが楽しみだ
「これなら3位以内には入りそうだな!」
「だね(笑)」
「ガルも明日の準決勝出れるように頑張ってこいよ」
「当然!」
「うん...」
今日はメイドリー祭
すでに第一種目のトーナメント第一戦が始まっているのだが、
今回は学園内だけで行うということでいつもお偉方が座っているスタジアムの席には、生徒たちで埋め尽くされている。
その盛り上がりたるや...
もともとメイドイー際はこういうものだったのかもしれない
王国のしかも王都のスタジアムを使っているわけだから当然全席埋まってはおらず空席のほうが多いのだが、すげぇー
「そろそろがるが出てくるんじゃなくって?」
「だな、まぁガルは優勝目指すって言ったし実際できるだろうな」
「あっ出てきたねぇ(笑)」
「「「キャーガルメシア様―」」」
「えらい人気だなぁ(笑)」
「フンッそうね!」
「なにおこってんだ?」
「別に何もないですわ!!」
(アームストロング家の三男で頭がよく腕も立つとの噂がある。ここで勝てば一歩先のステージに、負けるわけにはいかない。とか思ってそうな顔でにらんできてるな)
「始め!」
タッ
(早い始まりと同時に距離を詰めてきた!ここは一度下がって!)(敵さん)
(左足が後ずさった、一度下がるつもりか?それは悪手だ)(ガル)
(ダメだ!間に合わないここは迎え撃つしか、)(敵さん)
ヒュン
「クッ、フェイントか!」
ドスッ
「グハッ」
(すぐに立て直して)(敵さん)
スッ
ツーー
ポタッポタッ
「剣の勝負でもほかの攻撃も警戒してないと今みたいにけりがクリーンヒットする」(ガル)
「...負けました。」
「そこまで!勝者!ガルメシア=アームストロング!」
ワーワー
「すげー!一瞬だ!」
「あれはレベル違うだろ(笑)」 ガヤガヤ
「「「キャーガルメシア様―」」」
「フンッ、そろそろ用意してきますわ!」
「あぁ...頑張れよ」
「言われなくてもそんなこと当然ですわよ!」
何怒ってんだよ。
「おーお疲れーガル!」
「お疲れ様(笑)」
「おぉサンキュー」
「流石だったな」
「まぁね、経験値?実戦経験の差があったって感じだった、でもその割に勘は良かったしあれは強くなるよ」
「へぇ、流石にへぼは出てないってか。まぁ俺らは他より早く魔物狩りにいそしんでたからな」
「他も結構やるねぇ(笑)これは思ってたより団体戦が厳しくなりそうだね(笑)」
「うん、でもそれは向こうもにも言えることだ。ガルを見てこれは思ったよりやばいぞってなれば...作戦を変えようか、昼にでも伝えよう」
「おっアリス出てきた」
「アリスもあの日から特訓して今ではかなり戦力になってるからぁ」
「だな。まぁあの時はどうなるかと思ったどな、まぁでも正直襲われたおかげで丸くなったのならよかったのかもな」
「だな。あの時は偶然リッカスがいなかったらやばかったな」
「ほんとすべてが運命だよ(笑)」
「まぁー確かにすべてが運命か?」(アル)
「なんで肯定しながら?浮かべてんだよ!(笑)」(ガル)
「そうだけどそうじゃないかなって思って(笑)」(アル)
「そうだね(笑)」
「いや、リッカスもどっちだよ」
「んーなんて言うんだろう、自分じゃどうでもできない運命と、自分の行動によって変化する運命が交わりあって未来ができると思うんだよ。だからそうだけどそうじゃないと言うか、でも運命であると言うか...」
「リッカスが真面目だ」
「調子が狂う(笑)」
「ハハハ!僕も真面目な話くらいするよ(笑)そんなことよりほら、始まるよ?」
「そうだな。応援しよう!」
「あ、さっきさ...」
「「それは絶対に逆効果だ(よ)」」
「良いから(笑)」
「しょうがないなぁ」
「あとで起こられても知らないよ(笑)」
「じゃあ行くぞ。せーのっ」
「「「アリス様ーー頑張れーーーー!!!」」」
ギロッ
「「「うっ」」」
(後でころロス)
「これは殺されるやつだね(笑)」
「夏休みまで隠れるしかないか...」
「不可能だろ」
「あんな怒るとは...」
「こっちに魔法売ってこないだけましだよ(笑)」
「えーーそのレベル?」
にしても本当にうまくなったな
確かに実戦は練習より経験値が溜まるけどこれはそれだけじゃないな
プラスで細かい操作や魔力循環の練習をしなければ成しえない技だ
あの時の出来事が相当効いたのと、もともとの性格が関係しているだろうな
商会の仕事をしてる俺はともかく成長の幅ならガルを上回るレベルだ
まぁそれでも魔物相手ならEランクくらいが限界かな?
ガルならCランクはギリギリ対応可能だろう
リッカスはどうだろうな...
自分の力を隠してそうだけどまぁDランクレベルはいなせるだろうな
俺もDランクくらいなら何とかなるか
今の時期が一番伸びしろが大きいだろうし仕事ばかりやっててもだめだなーー
とか言いつつ夏は仕事で大忙し。
親にも帰る時間ないから会えないって言ったもんな
あきれて、怒りのこもった手紙が帰って来て会いに来るって言ってたな
みんなに久しぶりに会うのが楽しみだ
「これなら3位以内には入りそうだな!」
「だね(笑)」
「ガルも明日の準決勝出れるように頑張ってこいよ」
「当然!」
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