47 / 69
第2章学園編
番外編 アリスとアルベルト
しおりを挟む
「急にどうした?」
「午前の演技どうでした?」
「よかったと思うよ、いつも通りの感じで大分本番でも自分の力を発揮できるようになったって感じだな。例年なら1位でもおかしくなかった出来だ」
「私もそう思いましたわ、実際彼が出てくるまで午前の部では1位だと思いましたの。でも...」
「まぁあれはイレギュラーみたいなものだ」
「イレギュラーですか。」
「あぁあの能力でCクラスってことは頭があんまりよくないんだろう。まぁもちろん入試内容は魔法知識に関係ないんだけど。でもやっぱり魔法を扱うなら頭はいい方がいいし、実際すごい使い手は頭がいい。彼は一般知識に弱く自分の魔法の腕を信じて入試を受けたって感じなんだろう。そう考えると、彼の考え方自体にも頭の良さが感じられない。となるとスキルが抜群にいいんだろうな」
「なるほど。才能が私を上回っていたということですわね」
「まぁ才能かどうかはわからないけど」
「どういうことですか?」
「特訓したり実戦経験積んだら、魔力量上がったり繊細なコントロールが可能になったり冷静な判断ができるようになって、倒せる魔物もレベルが上がるだろ?」
「そうですわね」
「でも特訓で得られるもってそれだけ?」
「といいますと?」
「いや、だってアリスの言い方だとスキルは才能でしか得ることができないものみたいな言い方してるからさ」
「?」
「スキルを意識的に伸ばす特訓も当然あると思わなないか?」
「!?考えもしませんでしたわ!」
「実際そういったことは教えられないはずです。つまり一般的にはそう考えられてないはずですわ!」
「まぁ確かにあんまり聞かないけどさ、何でスキルに関してだけそんな神聖化してるんだよ。」
「なんでかと言いますと...多分いいことは教えてもらえるということが当然だと思っているからですからですか?」
「そうなんだよ、誰だって早く強くなりたいから、教え通りにやる実際それは効率的だ。そのやり方を学ぶことは学校に通う一つの理由だろう。ただそれのせいで、教わっていないことは非効率だったり、無意味なことだっていう風に頭で勝手に変換して思い込んでるんだよ」
「実際別にスキルの特訓に関しても情報を隠してるわけじゃなくて、教える側の人間がアリスと同じ考えなんだ。まぁただ何人かはスキルの特訓を推奨したかもしれない。ただ練習していない人よりは結果が出るけど、他魔力に関する練習とかに比べれば結果が出ないから間違いだとされてきたんじゃないかな」
「...納得ですわ」
「まぁそれにも成長速度の違いがあるかし、ハリーがそれをしたかどうかはわからないけど」
「そうですわね。アルはそれに気づいてなにか特訓してるのですか?」
「まぁいくつかね」
「見せていただいてもよろしいですか?」
「まぁそうだな、あんまり気乗りはしないだろうけど。百聞は一見に如かず」
「どうだ?」
「素晴らしいですわね...今からでも遅くないでしょうか?」
「遅いわけないだろ(笑)まぁがんばれよ、アリス様!(笑)」
ギロ
「そういえばあなたあの時はよくも馬鹿にしてくれましたわね。。。」
「え、い、いやぁあれは応援だよ!(苦笑い)」
「へぇ応援ですか、そうですか(笑)」
「その笑顔と少しづつ近づいてくるのやめてくれないない?(苦笑い)」
「大丈夫ですわ(笑)今からやるのは、私なりのお礼ですから(笑)」
「気持ちだけ受けとっとくから!」
「遠慮はいりません(笑)」
「ちょ、うぎゃーー」
おい、リッカスこの野郎!助けに入れよ!
「あらら、かわいそうに(笑)」
「いつでも愛される人だ」ボソッ
スキルについて
スキル=レイ1号 13歳
武力 100/100
→剣術 50/50
.
.
.
と
スキル=レイ2号 13歳
武力 100/100
→剣術 50/50
.
.
.
の場合で1号は連撃を使えて
2号は連撃を使えないみたいな感じです
つまり同じ能力でもスキルを使えるわけではありません。
そして強いスキルは武力とか剣術の数値が高くないと得にくいです。
不可能ではありません。
今のとこ(今後もできないままかもですが)アル視点でどんなスキ
「午前の演技どうでした?」
「よかったと思うよ、いつも通りの感じで大分本番でも自分の力を発揮できるようになったって感じだな。例年なら1位でもおかしくなかった出来だ」
「私もそう思いましたわ、実際彼が出てくるまで午前の部では1位だと思いましたの。でも...」
「まぁあれはイレギュラーみたいなものだ」
「イレギュラーですか。」
「あぁあの能力でCクラスってことは頭があんまりよくないんだろう。まぁもちろん入試内容は魔法知識に関係ないんだけど。でもやっぱり魔法を扱うなら頭はいい方がいいし、実際すごい使い手は頭がいい。彼は一般知識に弱く自分の魔法の腕を信じて入試を受けたって感じなんだろう。そう考えると、彼の考え方自体にも頭の良さが感じられない。となるとスキルが抜群にいいんだろうな」
「なるほど。才能が私を上回っていたということですわね」
「まぁ才能かどうかはわからないけど」
「どういうことですか?」
「特訓したり実戦経験積んだら、魔力量上がったり繊細なコントロールが可能になったり冷静な判断ができるようになって、倒せる魔物もレベルが上がるだろ?」
「そうですわね」
「でも特訓で得られるもってそれだけ?」
「といいますと?」
「いや、だってアリスの言い方だとスキルは才能でしか得ることができないものみたいな言い方してるからさ」
「?」
「スキルを意識的に伸ばす特訓も当然あると思わなないか?」
「!?考えもしませんでしたわ!」
「実際そういったことは教えられないはずです。つまり一般的にはそう考えられてないはずですわ!」
「まぁ確かにあんまり聞かないけどさ、何でスキルに関してだけそんな神聖化してるんだよ。」
「なんでかと言いますと...多分いいことは教えてもらえるということが当然だと思っているからですからですか?」
「そうなんだよ、誰だって早く強くなりたいから、教え通りにやる実際それは効率的だ。そのやり方を学ぶことは学校に通う一つの理由だろう。ただそれのせいで、教わっていないことは非効率だったり、無意味なことだっていう風に頭で勝手に変換して思い込んでるんだよ」
「実際別にスキルの特訓に関しても情報を隠してるわけじゃなくて、教える側の人間がアリスと同じ考えなんだ。まぁただ何人かはスキルの特訓を推奨したかもしれない。ただ練習していない人よりは結果が出るけど、他魔力に関する練習とかに比べれば結果が出ないから間違いだとされてきたんじゃないかな」
「...納得ですわ」
「まぁそれにも成長速度の違いがあるかし、ハリーがそれをしたかどうかはわからないけど」
「そうですわね。アルはそれに気づいてなにか特訓してるのですか?」
「まぁいくつかね」
「見せていただいてもよろしいですか?」
「まぁそうだな、あんまり気乗りはしないだろうけど。百聞は一見に如かず」
「どうだ?」
「素晴らしいですわね...今からでも遅くないでしょうか?」
「遅いわけないだろ(笑)まぁがんばれよ、アリス様!(笑)」
ギロ
「そういえばあなたあの時はよくも馬鹿にしてくれましたわね。。。」
「え、い、いやぁあれは応援だよ!(苦笑い)」
「へぇ応援ですか、そうですか(笑)」
「その笑顔と少しづつ近づいてくるのやめてくれないない?(苦笑い)」
「大丈夫ですわ(笑)今からやるのは、私なりのお礼ですから(笑)」
「気持ちだけ受けとっとくから!」
「遠慮はいりません(笑)」
「ちょ、うぎゃーー」
おい、リッカスこの野郎!助けに入れよ!
「あらら、かわいそうに(笑)」
「いつでも愛される人だ」ボソッ
スキルについて
スキル=レイ1号 13歳
武力 100/100
→剣術 50/50
.
.
.
と
スキル=レイ2号 13歳
武力 100/100
→剣術 50/50
.
.
.
の場合で1号は連撃を使えて
2号は連撃を使えないみたいな感じです
つまり同じ能力でもスキルを使えるわけではありません。
そして強いスキルは武力とか剣術の数値が高くないと得にくいです。
不可能ではありません。
今のとこ(今後もできないままかもですが)アル視点でどんなスキ
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
唯一平民の悪役令嬢は吸血鬼な従者がお気に入りなのである。
彩世幻夜
ファンタジー
※ 2019年ファンタジー小説大賞 148 位! 読者の皆様、ありがとうございました!
裕福な商家の生まれながら身分は平民の悪役令嬢に転生したアンリが、ユニークスキル「クリエイト」を駆使してシナリオ改変に挑む、恋と冒険から始まる成り上がりの物語。
※2019年10月23日 完結
新作
【あやかしたちのとまり木の日常】
連載開始しました
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる