元盗賊団のリーダーが貧困貴族家を立て直す

雨音

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第2章学園編

メイドリー際10

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リッカスサイド
「僕が1人見るから、そっちは2人で協力してそいつを無力化してくね(笑)」

「あぁそのつもりだ。エリス様!」 (護衛のマリー)

「はい。やりましょう」 (エリス)

「ではいつものパータンで!」
『身体強化』 (マリー)

『ウィンドサポート』(エリス)

(身体強化と風魔法で一気に距離を!防がないとまずい!!) (敵さん)

『剛剣』 
バキィ 
『乱突』 マリー

「ぐはぁ」

(護衛の彼女は荒い技と荒い動きだ。まだ洗練しきってない騎士って感じだね(笑))

「クソっやられやがって!お前も調子乗ってよそ見してんじゃねえーよ!」(敵さん)
『乱槍熱波』

(視覚強化)

ヒュッヒュッ

「クソっ当たらねぇ。なら」
『回転突槍』 (敵さん)

(縮地)

「逃げてんじゃねぇーよ!」 (敵さん)

「そう言われても...当ててみなよ(笑)」

「言われなくても、そんな口をきけないようにしてやるよ!」

ニコニコ

「ふざけやがって!!」

『剛剣』 (マリー)

「グヘェ」

「全く仲間の私でもむかつくようなその憎たらしい顔...」

「これも戦闘技術の一つだからね(笑)」

「にしても手ごたえがなかったな。リッカスが煽っていたのもあるかもしれないが、こっち側への警戒が途中から全くなくなっていた」

「多分ハリーがこっちに来てるから、優秀な人は、別の部隊とか守備隊に構成されてるんだろうね(笑)今来てるのは、ハリーの少しの時間稼ぎの役割を果たすことができればそれでいいって感じ程度の戦力だと思うよ(笑)」

「なるほど。そういわれれば合点がいくし、実際効率的な配置だ。相手が悪かったってことだな」

「全てアルさんの作戦があってこそですわ」(エリス)



「おっそっちも終わったみたいだな!」(アル)

「うわ。まさか本当にハリーを倒してくるとは...全くさすがだよ(笑)」(リッカス)

「少しはやるようね」
(強がっては見たものの実際あの戦闘スタイルの相性でどうやってハリーを倒したっていうの?)


Cクラス先行部隊2
「静かになったな」

「うん。決着がついたみたいだ」

「行ってみましょうか」

「待て待て。一応様子を見よう。当然ハリーが勝ったとみてインターバルの後モノリスを探すために雷魔法が発動されるはずだ。それを確認しよう」

...

「発動されないね。」

「戦闘前に発見していてもう向かってるのか?」

「うん、そう、そうに決まってる。」

「ならどうしようか。倒されている可能性も考えて動くべきだけど。倒されてるなら俺らが何も考えずに動いたらまぁ負けるだろうな、」

「守備隊に合流して負けがつかないようにする?」

「うん。相手はAクラス引き分け狙いでも、問題ないか...」

「ならここは、ハリーがモノリスを制してくれることを信じて戻りましょうか」

「だな」
(と言っても、戻った時点で試合が終了していなかったらハリー達は負けたとみるべきだな。)


AクラスCクラス混戦してる戦場
ガキンッ

うわーっ

ドカンッ

ギャー

「押されてるぞー。ハリーが見つけるまでの時間稼ぎでいいんだ!全力で押し返せ―!!!」

「「「おぉーーー」」」


「怯むなよーー!一気に片付けるぞ!!!」

「「「おぉーーー」」」


少し引いた高い場所から戦況を見ているAクラスモノリス見つける隊
「あそこ怪しいな」

「そうだな。うん、あそこかな?」

「まず二人であの周辺にプレッシャーかけてくるわ!焦るような動きだとかがあれば、戦闘中の人達誘導しながら突っ込んできて」

「了解。じゃあ頼んだ」



またまた戦場
「新手だ!」 
(おいっ!待てそっちの方向は!!)Cクラスの人

!?
「だめだ!そいつらを止めろーー」(Cクラスの人)


「こいつらあんっまり強くないぞ!」(Cクラスの人)

「わかったから、さっさと無力化しろ!」(Cクラスの人)


「おいっAクラスのやつら数人がこっちに突っ込んでくるぞ!」
(クソッ!ばれたか!)

「止めろ!もうじきハリーが試合を終わらすはずだ!!」

(残念だけどハリーはうちの守備隊が無力化してくれてるよ!)

(なんでまだ試合が終わらないんだよ!)Cクラスの人

ビーーーー
「試合終了。勝者Aクラス!!!」


ワァ―――



数日後
「全行程を終了いたしましたのでこれより開会式を始めます。一同はスタジアムに集まってください」

「最優秀クラス!Aクラス!代表は前へ」

パチパチ

「Aクラスはやばかったもんなぁ」ガヤガヤ

「特にCクラスとの一戦はマジでやばかった!」

「あーあれな!!あれはマジで燃えたぜ!そうそう見れるもんじゃないよ!」

「仕方ないけど観客がいなかったのは残念だったよなぁ」

「たしかに!絶対過去一番に盛り上がってたよーー」 ガヤガヤ
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