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第1章 接触
悪夢の始まった日
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広瀬巡査の期待、願望を裏切るかのようにそれは現れた。
身体全体が保護色のように緑一色の一見大型犬のようだった。しかし、もとは人間に飼われていたといった様子は無く、生まれながらにしての野性しかも、捕食者としての威厳に満ち溢れていた。
口からは牙が覗き、血にまみれていた。しかも、三頭も。彼らは知るよしも無いが後にグリーンウルフと名付けられる個体である。
彼らの登場から佐藤巡査部長は逃走を判断した。
「走れ!広瀬!!」
硬直していた広瀬巡査の背中を押すようにして佐藤巡査部長は走り出した。走り出して直ぐに息づかいと足音から三頭が追って来ているのに佐藤巡査部長は気が付いた。
このままでは、追い付かれるそう判断した佐藤巡査部長は帯革からニュ一ナンブ拳銃を抜くと先頭の一頭に2発を発砲した。(ニュ一ナンブは新しいエアウェイトに比べたら重いが心強い)そんなことを考えながら。
しかし、「ギャン!」悲鳴をあげて怯むも傷付いた様子はなかった。これには、驚いたがこの間にと身を翻そうとした時、先頭の一頭の陰から二頭目が飛び越えて来た。
「何だと!?」その異常な跳躍力に驚きながら再度発砲しようとしたが、獣の方が早かった。佐藤巡査部長を押し倒し、拳銃を持った右手に噛みつき、その後鋭い爪でその腹部をえぐったのだ。
佐藤巡査部長は勿論警察官の標準装備と言える対刃防護衣を着込んでいたが、それを易々と切り裂いたのだ。
「佐藤部長!」
広瀬巡査が足を止めるが、佐藤巡査部長は肺からの血を吐きながらも「行け!」と叫んでいた。
佐藤巡査部長を見捨ててしまった広瀬巡査は何とか、
パトカーにたどり着き、無線をとる、
「至急、至急、下関112号から山口本部、下関署!」
「至急通報了解!下関112号通話どうぞ!」
「通報者死亡!野犬は野犬出なく虎やライオンのような猛獣が最低でも三頭!佐藤巡査部長の生死不明!」
一瞬の沈黙が流れる、そして本部からは再度の報告を求められる。
「さっきから言っているだろう!銃器対策課か自衛隊を読んで・・・・・。」
広瀬巡査の通話が途切れる。無線からは本部の呼び出しが続くが現場ではそれどころではなかった。
何処から来たのか十数頭の獣がパトカーを取り囲んでいたのだ。「うわ一!!」広瀬巡査は配属以来の相棒であるエアウェイトを獣の群に発砲し、それは無線で本部にも聞こえていたが、声も、銃声も直ぐにに聞こえ無くなった。
本部は緊急配備の発令と機動隊の出動を要請することを決めた。
やっと、モンスタ一がだせました。次に主人公出せたらなぁと思います。
身体全体が保護色のように緑一色の一見大型犬のようだった。しかし、もとは人間に飼われていたといった様子は無く、生まれながらにしての野性しかも、捕食者としての威厳に満ち溢れていた。
口からは牙が覗き、血にまみれていた。しかも、三頭も。彼らは知るよしも無いが後にグリーンウルフと名付けられる個体である。
彼らの登場から佐藤巡査部長は逃走を判断した。
「走れ!広瀬!!」
硬直していた広瀬巡査の背中を押すようにして佐藤巡査部長は走り出した。走り出して直ぐに息づかいと足音から三頭が追って来ているのに佐藤巡査部長は気が付いた。
このままでは、追い付かれるそう判断した佐藤巡査部長は帯革からニュ一ナンブ拳銃を抜くと先頭の一頭に2発を発砲した。(ニュ一ナンブは新しいエアウェイトに比べたら重いが心強い)そんなことを考えながら。
しかし、「ギャン!」悲鳴をあげて怯むも傷付いた様子はなかった。これには、驚いたがこの間にと身を翻そうとした時、先頭の一頭の陰から二頭目が飛び越えて来た。
「何だと!?」その異常な跳躍力に驚きながら再度発砲しようとしたが、獣の方が早かった。佐藤巡査部長を押し倒し、拳銃を持った右手に噛みつき、その後鋭い爪でその腹部をえぐったのだ。
佐藤巡査部長は勿論警察官の標準装備と言える対刃防護衣を着込んでいたが、それを易々と切り裂いたのだ。
「佐藤部長!」
広瀬巡査が足を止めるが、佐藤巡査部長は肺からの血を吐きながらも「行け!」と叫んでいた。
佐藤巡査部長を見捨ててしまった広瀬巡査は何とか、
パトカーにたどり着き、無線をとる、
「至急、至急、下関112号から山口本部、下関署!」
「至急通報了解!下関112号通話どうぞ!」
「通報者死亡!野犬は野犬出なく虎やライオンのような猛獣が最低でも三頭!佐藤巡査部長の生死不明!」
一瞬の沈黙が流れる、そして本部からは再度の報告を求められる。
「さっきから言っているだろう!銃器対策課か自衛隊を読んで・・・・・。」
広瀬巡査の通話が途切れる。無線からは本部の呼び出しが続くが現場ではそれどころではなかった。
何処から来たのか十数頭の獣がパトカーを取り囲んでいたのだ。「うわ一!!」広瀬巡査は配属以来の相棒であるエアウェイトを獣の群に発砲し、それは無線で本部にも聞こえていたが、声も、銃声も直ぐにに聞こえ無くなった。
本部は緊急配備の発令と機動隊の出動を要請することを決めた。
やっと、モンスタ一がだせました。次に主人公出せたらなぁと思います。
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