悪役令嬢は間違えない

スノウ

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巻き戻った悪役令嬢

9歳に戻ったわたくし



 目が覚めると、見覚えのある部屋の天井が視界に広がっていた。

 ……この部屋、わたくしが子供の頃に使っていた部屋よね。

 ベッドから起き上がり、辺りを見回してみるが、やはりわたくしが昔使っていた子供部屋で間違いなさそうだ。


「わたくし、処刑されたはずでは……?」


 まさかあれはすべて夢で、わたくしは悪夢を見ていたとでもいうのだろうか。


「……いいえ、違うわ。わたくしは確かに体験したはずよ」


 目を閉じればあの絶望の記憶が鮮明に思い起こされる。

 アルフレッド殿下からの断罪。

 看守達から受けた暴力。

 カビの生えた質素な食事。

 両親から見限られた絶望感。

 そして、そんなわたくしを唯一助けようとしてくれたダリルの手のあたたかさ。

 
「そう、そうよ。あれが夢であるはずがないのよ。わたくしは確かにあの時処刑されたはずよ」


 それなのに、わたくしは公爵家の子供部屋で目覚めた。
 これはどういうことだろうか。


「!!わたくし、身体が……」


 17歳だったわたくしの身体は10歳前後の頃の大きさまで縮んでいた。
 自分でも何を言っているのかよくわからないが、これは間違いなくわたくしが今見ている光景である。


「か、鏡。鏡で確認しましょう」


 動揺がおさまらないないままにベッドからおりて鏡を覗けば、そこには真っ赤な髪を腰のあたりで切り揃え、同じく真っ赤な色の瞳を大きく見開いた10歳程の少女が映っていた。

 間違いない。これは子供の頃のわたくしだわ。

 わたくしはもう一度子供部屋を見渡す。

 ……この子供部屋はわたくしが10歳の誕生日を迎えたのを機に、別の部屋に移動するまでの間使っていたはずだ。

 つまり、今のわたくしは9歳である可能性が高い。


「まさか、時を巻き戻ったとでもいうのかしら。それもおそらくわたくしが9歳だった頃まで」


 動揺や不安感とは別に、喜びや希望といった感情が心の奥底からじわじわと込み上げてくる。


「……わたくし、もう一度やり直せるのかもしれないわ」


 これは、神の慈悲なのかしら。
 それとも、わたくしへの罰?

 どちらにせよ、わたくしはこうして時間を巻き戻った。

 この奇跡に感謝し、今度は絶対に道を間違えないようにしたい。

 気に入らないことがあるとまわりに当たり散らし、横暴に振る舞うことはもうしない。

 両親に無理なわがままも言わない。

 もちろんアルフレッド殿下との婚約など、絶対に望まない。

 そして、唯一わたくしの味方だったダリルに恩返しをするのだ。


「!そうだわ、ダリル。彼はもう公爵家に迎え入れた後だったかしら」


 記憶を探るが、ダリルを拾った正確な日時は思い出せない。

 唯一思い出せるのは教会からの帰り道でダリルを拾ったということくらいだろうか。

 教会へは週に一度通っているから、休まず通い続ければいつかダリルに会えると信じたい。

 待っていてね、ダリル。
 今度は言葉を話すな、なんてひどい命令はしないわ。
 絶対に彼の嫌がることはしない。

 わたくしは今度こそダリルを大切にすることを固く心に誓った。


 今後の方針が決まり、わたくしは侍女を呼ぶためのベルを鳴らした。

 チリンチリン

 そう時間を待たずしてわたくしの専属侍女だったアンナが部屋に入ってくる。


「お嬢様、おはようございます。今日はお早いお目覚めでございますね」

「………」


 侍女のこの反応、久しく見ていなかったわね……。

 アンナは朗らかな表情でわたくしに話しかけている。

 昔は皆こういった態度で接してくれていたのよね。
 わたくしの態度はわがままだったけれど、まだ度を越したものではなかったから、『仕方ないですねぇ』なんて言って笑って話を聞いてくれていた。

 わたくしがこれ程わがままに育ったのは、両親の影響が大きい。
 すべてを両親のせいにするつもりはもちろんないが、理由のひとつではあったと思う。

 両親は子宝に恵まれず、長年苦しんでいたそうだ。
 わたくしは公爵家にやっと産まれてきた第一子であり、そんなわたくしを両親が甘やかすのは仕方のないことだったのかもしれない。

 実際、お母様がわたくしを身ごもるのがあと少し遅ければ、お父様は第二夫人を娶る話も出ていたそうだ。

 公爵家当主であるお父様にとって跡継ぎを作ることは義務であり、その話を断ることは難しかったという。
 お母様ひとすじのお父様には苦しい時期だったようで、お父様はわたくしに当時の話をよく聞かせてくれたものだ。

 そういった事情があり、わたくしは両親から溺愛されて育った。

 わたくしのお願いはそのほとんどが叶えられた。

 王子との婚約もそうだし、家庭教師を辞めさせた時も最後にはわたくしの意見が聞き入れられた。

 そこまではなんとかギリギリのバランスを保っていられたように思う。

 しかし、家庭教師を辞めさせたことでわたくしを叱る者がいなくなり、わたくしはどんどん横暴さを増していった。

 侍女への暴言、暴力は日に日に悪化し続け、ついにはわたくしに付いてくれる侍女がいなくなってしまったのだ。

 この時に反省し、自分の態度を改善していれば、あのような結果にはならなかったのかしらね……。

 わたくしは目の前のアンナを見つめる。

 昔の彼女はこんなふうに笑っていたのね。
 その笑顔を曇らせたのはわたくし自身。
 同じことはもう二度と繰り返してはならないわ。

 わたくしは侍女達への態度を改めることを心に誓った。


「アンナ、今日の予定はどうなっていたかしら」

「本日は午前中は家庭教師のブレンダ様とお勉強ですね。そして、午後からは教会でお祈りの予定となっております」

「そう、わかったわ」


 家庭教師を辞めさせる前でよかった。

 わたくしに厳しい彼女のことが昔から苦手だったが、真摯に叱ってくれる相手がどれほど得難い存在かを今のわたくしはもう知っている。

 今度は真面目に勉強し、両親がお金の力で入学させようなんて思わなくてもいいくらいの学力を身につけたい。

 そう思い意気込んでいると、侍女のアンナが驚きの表情でこちらを凝視していた。


「お嬢様、なんだか珍しいですね」

「?何が珍しいの?」

「いつもなら家庭教師の話題を出すと、途端に機嫌が悪くなるじゃないですか。それに、教会に行くのも面倒だといつもおっしゃいます」

「……わたくしもいつまでもわがままばかり言っていてはダメだと気づいたのよ。これからは勉強も真面目に取り組むつもり」

「!!お嬢様、素晴らしいです!旦那様もきっとお喜びになることでしょう」

「教会へも面倒がらずに毎週行くつもりよ。わたくしは変わると決めたの」

「はい、素晴らしい決意ですね!このアンナ、お嬢様の今のお言葉を確かにお聞きしましたからね」

「ええ。これからのわたくしを見ていて。きっと変わってみせるわ」


 アンナはわたくしの言葉に感動し、『子供の成長ってあっという間なんですねぇ』なんて言いながら感慨深そうな顔をしているが、本来のわたくしは処刑される寸前まで自分の行いを反省することはなかった。

 次もそうならないためにも、今のうちから態度を改めておかなければならない。



 アンナに着替えを手伝ってもらい、身支度を整えたわたくしは食堂へと向かう。

 食堂では両親が既に着席していた。
 アンナはわたくしの起床時間がいつもより早いと言っていたけれど、いろいろ話をしているうちに時間が経ってしまったようだ。

 前のわたくしにとっては人を待たせることなどなんとも思っておらず、遅れたことを謝罪したことなど一度もなかった。


「お父様、お母様、おはようございます。朝食に遅れてしまい、申し訳ありません」

「「!!」」


 この両親の驚きようを見るがいい。

 わたくしが謝罪するなどまったく予想もしていなかった顔だ。
 ……両親はもうこの頃からわたくしへの期待はしなくなっていたのかもしれないわね。

 これからは態度を改めるから、どうかわたくしを完全に見限らないでいてほしい。


 その後、気を取り直した両親達と朝の挨拶を交わし、食事の時間が始まった。


「ジゼット、アルフレッド殿下がもうすく10歳になられる。殿下のお誕生日を祝うパーティーが来月にあるのだが、ジゼットにも招待状が来ているんだ。これはお断りすることができないから、そのつもりで準備しておいてほしい」


 わたくしはお父様の言葉にピシリと固まる。


「アルフレッド殿下……10歳……」

「ジゼット、どうしたの?顔色が真っ青よ」

「……お母様、わたくし……」

「ええ、ゆっくりでいいから話してちょうだい。気分が悪いの?」

「いいえ、違うの。でもわたくし、殿下の誕生祝いには出席したくない」


 わたくしががなんとかそれだけを伝えると、両親は吃驚したように目を開き、しばらく言葉を失っていた。

 やがて冷静さを取り戻したお父様がわたくしに発言の真意を問う。


「ジゼット、君はアルフレッド殿下とは面識がなかったはずだよ。どうしてそんなことを言うんだい?」

「あ……」


 そう、今の段階ではわたくしと殿下とは何の接点もない。

 それなのにわたくしが突然殿下の誕生祝いに行きたくないなどと言い出したのだ。疑問に思うのも無理はない。


 わたくしがアルフレッド殿下に初めてお会いしたのがこの誕生祝いのパーティーだった。

 わたくしは殿下に一目惚れしてしまい、パーティーの間ずっとアルフレッド殿下に鬱陶しくまとわりついていたと思う。

 自分が同じ失態をさらすとは思いたくないが、ついつい昔のことを思い出して気弱になってしまい、行きたくないなどと言ってしまった。

 いくらわたくしが行きたくないと言ったところで、王族からの招待状はそうそう断れるものではない。
 わたくしもそれはわかっているのだ。

 だから、ここは当たり障りのない返答を返してわたくしの失言を流してもらおう。


「わたくし、あまりマナーに自信がなくて。王家主催のパーティーに出るのが不安になってしまったの」

「なんだ、そうだったのか…。ジゼット、心配はいらないよ。当日までマナーのレッスンを重点的に指導してもらえるように家庭教師に頼んでおくからね」

「あ、ありがとうお父様」

「ジゼット、あなたもマナーを気にする年頃になったのね。ふふ、素敵なレディになるのもそう遠くないかもしれないわね」

「ジゼットは今でも素敵なレディだとも。これ以上素敵になられたら、見合い話を断るのが大変になってしまうよ」

「お父様、わたくしに見合い話なんて来ているの?」


 わたくしの言葉にお父様は『しまった』という顔をした。……来ているのね。わたくし、ちっとも知らなかったわ。


「我が家はこれでも公爵家だからね。ジゼットを息子の嫁にと望む家は多いんだよ。でも、私はできることならジゼットには婿を取ってこの家を継いでほしいと思っているんだ」

「ジゼット、これはあくまでもわたくし達の希望であって、強制ではないの。あなたには幸せな結婚をしてほしいと思っているわ」

「お父様、お母様……」


 わたくし、本当に2人から愛されていたのね。

 公爵家の血を引くたったひとりの娘であるわたくしは、お父様の言う通り婿を取るべき立場なのだと思う。

 前回はそんな大人の事情などお構いなしに突っ走った結果、わたくしはアルフレッド殿下の婚約者候補にはなれたが、お父様達は内心複雑な心境だったことだろう。

 唯一の跡継ぎを王家に差し出すことになり、周りからはいろいろ言われた可能性が高い。
 再び第二夫人の話が出ていた可能性すらある。

 そんな事情を知ろうともせず、のんきに殿下との婚約に浮かれていたわたくしは本当に罪深い。

 お父様、お母様。今回は絶対にアルフレッド殿下と結婚したいなんて言わないわ。
 できればわたくしが公爵家を継ぎ、婿を取るのがいいのだけど、こればかりは相手がいないとどうにもならない。

 そして、公爵家を継ぐにふさわしい学力も必要になるだろう。


 ……とりあえず、お勉強頑張ろう。

 
 

 
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