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ゲヌイト、ストラチル、ファルファーレンの三か国をまたぎ、巨大な森がある。
どの国にも属さないその森の周りには黄金色になった麦畑が丘陵を覆うように広がり、その中に線路が敷かれ機関車と煙の影が流れ走っているのが見えた。
読んでいた本を膝の上に置き、エヴァン・オーウェン・アディは流れていく深い緑と黄金色の景色を眺めた。
森の周りに村や町が点在し、それを繋ぐように線路が敷かれている。
森を横断することは選択されなかった。
この巨大な森は呪われていると信じられているからだ。
扉が開き、ベルを振りながら車掌が次に止まる駅名を言いながら通り過ぎ、隣の車両へ移動していった。同じ車両の乗客が降りる準備を始めているのを視線の端に見ながら、窓に向けていた視線を膝の上に乗せた本に移動させた。
細い指先で印刷された文字をなぞってから、そっと本を閉じトランクへしまい、また外へと視線を向ける。今まで森と麦畑だった景色に家が混じり始め、速度が落ちていくのを感じた。
機関車はプラットホームへ滑り込み、きしむ音を立てながらゆっくりと停車する。次々と降りていく乗客が最後の一人になってから、エヴァンはトランクを持ち列車を降りると、五人の子供に周りを囲まれてしまった。
「司祭様こんにちは! 」
「こんにちは、どうされました?」
「神父様に頼まれて迎えに来ました!案内します!」
一人が挨拶をすると順番に挨拶するのに答えると、最初に挨拶をした少年が元気に理由を教えてくれたのに笑顔になる。
「かばんもつ!」
「あたしも!」
小さい子二人にトランクを奪うようにもたれ、慌てていると、ほかの子供たちに両手をそれぞれ引かれ、教会へ連れていかれた。
駅舎を出るときに、様子を見ていた駅員が笑顔で「ようこそショルツへ」と告げた。
駅前は馬車が止められるように広めになっている。そこを通りすぎ、真っ直ぐ続く道の先に教会が立っているのが見えた。大きくはないが村の建物と同じグレーの石で作られた教会は、大事にされているのがよく分かった。教会の周りには花壇やプランターが置かれ、きれいな花を咲かせている。
両開きの扉の前でカソックを着た、白髪の男性が立っているのが遠目に見えた。
「神父様~」
最初に挨拶をした少年が走り出した。
「司祭様連れてきたよ~」
「わわ!」
手を引く子供たちも走り出し、慌ててそれについていくのを子供たちが声を出して笑っているのを見て、エヴァンも笑顔になっていた。
「あぁ、エヴァン司祭ですね、私はここの主任神父をさせていただいておりますテオフィルです。みなさん案内ありがとうございました」
「はい!神父様、司祭様ばいばい!」
トランクを運んで二人の子供は階段の下にトランクを置き、元気に手を振って先を歩く子供たちの後を追って走って行ってしまった。振り返り手を振ってくれたので、笑顔になり手を振り返した。
「腰を痛めてしまいまして、遊びに来ていた子たちに頼んだんです」
「大丈夫ですか?ご無理なされないように」
「大丈夫です、お迎えだけはと思ったのですがね。若い者が一人いますので、村の案内などはエルマー神父に頼みましたので」
中に声をかけるとすぐに、二十代前半の青年が出てきた。
「はじめまして、エルマーです。広い村ではありませんがご案内させていただきます」
「ありがとうございます、早速ですが守り人に会いたいのですが」
「わかりました。荷物を置いてまいりますのでお待ちください」
エヴァンがトランクを持つ前にさっと荷物を取り中に行ってしまった。
「部屋を準備しておりますので、夜はそこでおやすみください」
「ありがとうございま……」
「お待たせしました!早速ご案内します」
子供たちのように元気に声を出しながら、エヴァンの言葉を遮ったのに気づかず案内先へと向かってしまった。
気まずそうに笑うテオフィルに、エヴァンも笑顔を向け軽く頭を下げてからエルマーの後を追った。
村の案内をしながら駅舎を右手に通り過ぎ、黄金に輝く麦畑を両側に見ながら森へ続く道を歩いていく。
道の先には黒々とした森が迫っている。
「森の周りにある村とか町を回ってると聞きましたが、ここはだいぶ田舎でしょう?」
「そんなことはないですよ。農業がメインなのでそう感じてるのではないですか?」
「エヴァン司祭はお優しいですね。私は最初ここに赴任した時は、絶望しました。あ、テオフィル神父には内緒でお願いします、叱られるので。いつも説教されているので」
「ふふ、こちらは楽しそうですね」
エルマーの軽口に笑顔になっていた。
目的のためとはいえ、このシュルツで九つ目の村になる。ファルハーレン国の中央から始めた旅は一ヶ月、二カ国目のゲヌイト国へ入って一つ目の村だ。ほぼ移動は列車とはいえ神経を使うので疲れが出てきていたが、エルマーの話は楽しく心が少し軽くなった。
「あ、見えてきました!あの半分森に入っている小屋が、ヴィリさんの住んでるところです。あ、ヴィリさんってのは守り人をしてる方です」
背が高く強そうという紹介に、エルマーにまた笑ってしまった。
「ヴィリさーん、前に言っていた司祭を案内しました~」
玄関ドアをノックし、声をかける。
「あれ?ヴィリさーん?」
返事がないので、ガラス窓から覗きながらノックもするが、やはり返事はなかった。
「今日来ると伝えておいたんですが、何かあったのかな?どうされますか?いつ帰ってくるかわかりませんが」
困った顔のエルマーが振り返る。
「何かあったのかもしれませんね、今日のことは伝えていたのにいないとなると。こういったことはちゃんと守る方ですから」
「そうですね……」
玄関前のポーチには使い込まれた斧が数本立てかけられ、切り株、テーブルにイスが置かれている。玄関横のフックには作業用の上着に、その下には汚れた作業靴。
「ここで待つことにします、エルマー神父案内ありがとうございました」
「本当に大丈夫ですか?明日にまた訪問したほうが……」
「ありがとうございます、大丈夫ですよ。夕方には戻りますから」
安心させるように笑みを浮かべるが、不安そうにエルマーはこちらを見ている。
このような森に近い場所に一人にしておくことに不安なのは仕方ないことだが。
「心配していただけるのは嬉しいですが、もう何か所も回っていますから、森についてはわかっています」
「そう……そうですね。私は森から遠くの場所で育ったので、噂話程度の知識だったので、こちらの教区に赴任して詳しく聞いて知ったので、心配してしまって」
「お気持ちありがとうございます。ここで待たせてもらうだけですから。森のことも大丈夫ですよ」
笑みを浮かべながら安心させるように一度うなずいて見せた。
黄金の道を歩いていくエルマーの黒い背中を見送り、エヴァンは一度深く息を吐いた。
誰もいないが、お借りしますと声をかけてからポーチの椅子に腰かける。
九つ目のこの場所で自分の目的が達成されるとは思ってはいないが、それでも期待をしてしまう。駄目かもしれない、いや今度こそ、毎回移動するたびにそれを繰り返している。
さわりと麦穂が風に揺れ、その風が自分の頬を撫で森の木々を揺らし通り過ぎていく。
風を追い、視線を向けた森。
濃い緑は、まだ太陽の光を浴びていても黒いほどに色が濃く、幹の間からのぞく森の奥も光が射すことなく黒い闇が見える。
ざわりと胸の奥から不安がこみ上げるのを、首から下げたロザリオを握りしめ抑え込む。
闇を見て怖じ気づくなんていまさらだ。
自分に言い聞かせるが、胸の痛みはこれからもずっと消えることはないだろう。
ゲヌイト、ストラチル、ファルファーレンの三か国をまたぎ、巨大な森がある。
どの国にも属さないその森の周りには黄金色になった麦畑が丘陵を覆うように広がり、その中に線路が敷かれ機関車と煙の影が流れ走っているのが見えた。
読んでいた本を膝の上に置き、エヴァン・オーウェン・アディは流れていく深い緑と黄金色の景色を眺めた。
森の周りに村や町が点在し、それを繋ぐように線路が敷かれている。
森を横断することは選択されなかった。
この巨大な森は呪われていると信じられているからだ。
扉が開き、ベルを振りながら車掌が次に止まる駅名を言いながら通り過ぎ、隣の車両へ移動していった。同じ車両の乗客が降りる準備を始めているのを視線の端に見ながら、窓に向けていた視線を膝の上に乗せた本に移動させた。
細い指先で印刷された文字をなぞってから、そっと本を閉じトランクへしまい、また外へと視線を向ける。今まで森と麦畑だった景色に家が混じり始め、速度が落ちていくのを感じた。
機関車はプラットホームへ滑り込み、きしむ音を立てながらゆっくりと停車する。次々と降りていく乗客が最後の一人になってから、エヴァンはトランクを持ち列車を降りると、五人の子供に周りを囲まれてしまった。
「司祭様こんにちは! 」
「こんにちは、どうされました?」
「神父様に頼まれて迎えに来ました!案内します!」
一人が挨拶をすると順番に挨拶するのに答えると、最初に挨拶をした少年が元気に理由を教えてくれたのに笑顔になる。
「かばんもつ!」
「あたしも!」
小さい子二人にトランクを奪うようにもたれ、慌てていると、ほかの子供たちに両手をそれぞれ引かれ、教会へ連れていかれた。
駅舎を出るときに、様子を見ていた駅員が笑顔で「ようこそショルツへ」と告げた。
駅前は馬車が止められるように広めになっている。そこを通りすぎ、真っ直ぐ続く道の先に教会が立っているのが見えた。大きくはないが村の建物と同じグレーの石で作られた教会は、大事にされているのがよく分かった。教会の周りには花壇やプランターが置かれ、きれいな花を咲かせている。
両開きの扉の前でカソックを着た、白髪の男性が立っているのが遠目に見えた。
「神父様~」
最初に挨拶をした少年が走り出した。
「司祭様連れてきたよ~」
「わわ!」
手を引く子供たちも走り出し、慌ててそれについていくのを子供たちが声を出して笑っているのを見て、エヴァンも笑顔になっていた。
「あぁ、エヴァン司祭ですね、私はここの主任神父をさせていただいておりますテオフィルです。みなさん案内ありがとうございました」
「はい!神父様、司祭様ばいばい!」
トランクを運んで二人の子供は階段の下にトランクを置き、元気に手を振って先を歩く子供たちの後を追って走って行ってしまった。振り返り手を振ってくれたので、笑顔になり手を振り返した。
「腰を痛めてしまいまして、遊びに来ていた子たちに頼んだんです」
「大丈夫ですか?ご無理なされないように」
「大丈夫です、お迎えだけはと思ったのですがね。若い者が一人いますので、村の案内などはエルマー神父に頼みましたので」
中に声をかけるとすぐに、二十代前半の青年が出てきた。
「はじめまして、エルマーです。広い村ではありませんがご案内させていただきます」
「ありがとうございます、早速ですが守り人に会いたいのですが」
「わかりました。荷物を置いてまいりますのでお待ちください」
エヴァンがトランクを持つ前にさっと荷物を取り中に行ってしまった。
「部屋を準備しておりますので、夜はそこでおやすみください」
「ありがとうございま……」
「お待たせしました!早速ご案内します」
子供たちのように元気に声を出しながら、エヴァンの言葉を遮ったのに気づかず案内先へと向かってしまった。
気まずそうに笑うテオフィルに、エヴァンも笑顔を向け軽く頭を下げてからエルマーの後を追った。
村の案内をしながら駅舎を右手に通り過ぎ、黄金に輝く麦畑を両側に見ながら森へ続く道を歩いていく。
道の先には黒々とした森が迫っている。
「森の周りにある村とか町を回ってると聞きましたが、ここはだいぶ田舎でしょう?」
「そんなことはないですよ。農業がメインなのでそう感じてるのではないですか?」
「エヴァン司祭はお優しいですね。私は最初ここに赴任した時は、絶望しました。あ、テオフィル神父には内緒でお願いします、叱られるので。いつも説教されているので」
「ふふ、こちらは楽しそうですね」
エルマーの軽口に笑顔になっていた。
目的のためとはいえ、このシュルツで九つ目の村になる。ファルハーレン国の中央から始めた旅は一ヶ月、二カ国目のゲヌイト国へ入って一つ目の村だ。ほぼ移動は列車とはいえ神経を使うので疲れが出てきていたが、エルマーの話は楽しく心が少し軽くなった。
「あ、見えてきました!あの半分森に入っている小屋が、ヴィリさんの住んでるところです。あ、ヴィリさんってのは守り人をしてる方です」
背が高く強そうという紹介に、エルマーにまた笑ってしまった。
「ヴィリさーん、前に言っていた司祭を案内しました~」
玄関ドアをノックし、声をかける。
「あれ?ヴィリさーん?」
返事がないので、ガラス窓から覗きながらノックもするが、やはり返事はなかった。
「今日来ると伝えておいたんですが、何かあったのかな?どうされますか?いつ帰ってくるかわかりませんが」
困った顔のエルマーが振り返る。
「何かあったのかもしれませんね、今日のことは伝えていたのにいないとなると。こういったことはちゃんと守る方ですから」
「そうですね……」
玄関前のポーチには使い込まれた斧が数本立てかけられ、切り株、テーブルにイスが置かれている。玄関横のフックには作業用の上着に、その下には汚れた作業靴。
「ここで待つことにします、エルマー神父案内ありがとうございました」
「本当に大丈夫ですか?明日にまた訪問したほうが……」
「ありがとうございます、大丈夫ですよ。夕方には戻りますから」
安心させるように笑みを浮かべるが、不安そうにエルマーはこちらを見ている。
このような森に近い場所に一人にしておくことに不安なのは仕方ないことだが。
「心配していただけるのは嬉しいですが、もう何か所も回っていますから、森についてはわかっています」
「そう……そうですね。私は森から遠くの場所で育ったので、噂話程度の知識だったので、こちらの教区に赴任して詳しく聞いて知ったので、心配してしまって」
「お気持ちありがとうございます。ここで待たせてもらうだけですから。森のことも大丈夫ですよ」
笑みを浮かべながら安心させるように一度うなずいて見せた。
黄金の道を歩いていくエルマーの黒い背中を見送り、エヴァンは一度深く息を吐いた。
誰もいないが、お借りしますと声をかけてからポーチの椅子に腰かける。
九つ目のこの場所で自分の目的が達成されるとは思ってはいないが、それでも期待をしてしまう。駄目かもしれない、いや今度こそ、毎回移動するたびにそれを繰り返している。
さわりと麦穂が風に揺れ、その風が自分の頬を撫で森の木々を揺らし通り過ぎていく。
風を追い、視線を向けた森。
濃い緑は、まだ太陽の光を浴びていても黒いほどに色が濃く、幹の間からのぞく森の奥も光が射すことなく黒い闇が見える。
ざわりと胸の奥から不安がこみ上げるのを、首から下げたロザリオを握りしめ抑え込む。
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