強引社長とΩくん。

強引社長とΩくん。

発情〜ヒート〜

身体の疼きが止まらなくて、この男に触って欲しくてたまらなくなる。

上の階に上がるためにエレベーターに乗る。
すると男がズボンのチャックを下ろして下を触ってきた。
焦らされて敏感になっているところに大きな男の手が躊躇い無しに擦ってくる。

まだ外だということも分かっていたが、この男と自分以外は誰もいない。そう思うと、もうどうでも良くなり思うままに嬌声をあげ達した。

1回イって少し落ち着いたと思うとまたすぐに男の手がまさぐり出す。
微々たる刺激とさっきの余韻でイっているのかそうでないのか分からない状態になる。

やがてエレベーターが開き、人の居ない廊下を歩きひとつの部屋に入った。
やたらと大きな部屋で、男はそのままその奥の一室に俺を連れていった。

薄暗い部屋に大きなベット。
ボスっといかにもな効果音がなりベットに乱暴に下ろされる。
その上から息を荒くした男が俺の手を掴んで動きを封じてくる。

それに反抗する気力なんてもう残っていなくて、求めるままに唇を重ねた。
自分の舌が熱いのか、この男の舌が熱いのか分からないがとにかく熱くて脱ぎたい。
半脱ぎのままのズボンをズルズルと足だけでずり下げる。

「んっ……ふぁっ……んゃぁ……」

意識が下半身に行きかけたところでまた舌を絡められる。唾液を舌先を伝わせてこくこくと飲まされる。

俺もそれを熟れた果汁を絞るように吸い取り嚥下する。
熱くて気持ち良い液体が身体の中を満たす。

「んぅ、ふはっ……はっ、ふぁ」

お互い激しい吐息を吐いた。