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4章 友達と遊びに行くってのも久々かもな。でも嫌な予感…
5話 悩み
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「だから怖くないって言ってんだろ。俺に撃ってもダメージごと吸収するから(大嘘)無駄だ」
そういって近づいていく。魔法を偽るのはもちろん撃たせないためだ。撃たれたら銃弾を止めることはできないので他の客に当たってしまう。
「なあ、銃の仕組み知ってるか」
俺は男に話しかける。
「中でちっちゃい爆発起こして、それで弾を押し出すんだ。てことは、俺が銃口抑えれば銃が空気圧で爆発するよな」
そういって銃口をつかんだ。
「これでお前は引き金を引けない」
「おっ...お前は爆発するのが怖くないのかっ」
「ああ怖くねえさ。真っ向で勝てないからって暗殺に走るやつがこの状況で引き金を引けるかなんて、火を見るより明らかだ」
「うッ..ううっ...」
男の顔がだんだん赤くなっていく。
「うっ...ああ...」
男が倒れた。ふう。
「てこずらせやがって。銃の仕組みなんて俺が知るわけねーだろバーカ」
うろ覚えの記憶でなんとなく思いついた内容を話しただけだ。あってるのかなんて知らん。
「リック君、大丈夫だったの?」
後ろからハルが近づいてきていた。
「ああ。今終わった。ちょっとブラフ張ったら倒れやがったよ。よくそんな根性で暗殺なんかしに来やがった」
ところで...
「自警団の人たちは大丈夫だったのか?」
「うん。なんかステージに到達する前に銃弾が燃え尽きてたって...」
「ほー、そいつは恐ろしいや」
炎系のメンバーが多いとされるとは聞いてたが、そんな温度が出るとはね。俺が透過しても熱でやられる温度だ。
「大丈夫か~!リック君」
「リックく~ん、大丈夫~?」
アリアさんと黒ずくめが駆け寄ってきた。
「ああ、大丈夫です。ってか、黒ずくめのほう、その声もしかして...」
黒ずくめが頭にかぶっていた仮面を外した。
「ああ。炎使いということで僭越ながら入れてもらっていたのだ。内定ももらっているぞ」
やっぱり...
「それにしても大丈夫だったのか?相手は銃を持っていたのだろ?」
「ああ。こいつ、一発も撃たずに気絶したよ」
「何をしたんだ君...」
ホントにちょっとブラフ張っただけなんだけどなあ。
「俺が守らなくてはならないのに、すまないな」
「いいんだよ。こんなの、俺だって初めてじゃないし」
「そうか。お互いに大変ということか」
「間違いねーや」
そうして、アダムと俺は笑顔を交わした。
「アリアさん、こいつの身柄、どうしますか?」
「うーん、気絶してるみたいだし、軽く拘束して中等犯罪者担当に引き取りに来てもらお。私も疲れちゃった。今日はもうハルちゃんと一緒に寝ようかな」
俺たちは宿に戻ることにした。
深夜0時。アダムは部屋に入っていきなりベッドに飛び込んでね気を上げだしたので、実質一人だ。隣(ハルとアリアさんが止まっている部屋)から声がする。修学旅行の「なあなあお前誰が好き?」的なノリだろうか。あれって女子にもあるのか?よくわからないのだが...
俺は壁から出ないギリギリまで透過で接近し、盗み聞きをすることにした。アダムが起きてたら許さないだろうな。なんかいけないことしてる気分(事実)だ。
「ハルちゃんは、リック君のことどう思ってるの?」
「えっと...今日いくつか前の国のこと思い出したみたいなんです」
「そう。それはよかったんじゃない?」
「それで...リック君が国のことを完全に思い出したら国に帰っちゃうんじゃないかって思って」
「そっか」
「でも、帰らないでほしいっていうのはわがままだと思うんです」
「そういう見方もあるね」
「だからあんまり記憶を思い出させることするのが嫌で...僕、悪い子ですよね」
「そんなことないんじゃない?」
「でも...」
「誰かと一緒に居たいって思うのはいいことだと思うよ。私は家族と生活したかったから実家から出勤してるし」
「でもそれってアリアさんが一緒に居たくて無理してるんですよね。僕は...」
「そんなに心配なら、聞いてみれば?心の準備ができた時でいいし、時間がないなら別の時でもいい。行動に移さないででうだうだいうのは弱虫のすることよ」
「僕、そんなに強くないです」
「そういう時は、自分が憧れてる人が自分のことほめてくれた時のこと思い出すの。心の支えってそういうもの」
「...わかりました。そこまで言うなら」
俺は壁から離れて透過を解除した。ベッドに入り、目を閉じる。
ハルも人に言えない悩みってのがあるんだな。悩んでなさそうなやつではないが、意外だった。より一層、記憶に関する言及はしづらくなった。しないほうがハルのためなのか?それとも...
あれこれ考えているうちに、意識が薄くなって...
そういって近づいていく。魔法を偽るのはもちろん撃たせないためだ。撃たれたら銃弾を止めることはできないので他の客に当たってしまう。
「なあ、銃の仕組み知ってるか」
俺は男に話しかける。
「中でちっちゃい爆発起こして、それで弾を押し出すんだ。てことは、俺が銃口抑えれば銃が空気圧で爆発するよな」
そういって銃口をつかんだ。
「これでお前は引き金を引けない」
「おっ...お前は爆発するのが怖くないのかっ」
「ああ怖くねえさ。真っ向で勝てないからって暗殺に走るやつがこの状況で引き金を引けるかなんて、火を見るより明らかだ」
「うッ..ううっ...」
男の顔がだんだん赤くなっていく。
「うっ...ああ...」
男が倒れた。ふう。
「てこずらせやがって。銃の仕組みなんて俺が知るわけねーだろバーカ」
うろ覚えの記憶でなんとなく思いついた内容を話しただけだ。あってるのかなんて知らん。
「リック君、大丈夫だったの?」
後ろからハルが近づいてきていた。
「ああ。今終わった。ちょっとブラフ張ったら倒れやがったよ。よくそんな根性で暗殺なんかしに来やがった」
ところで...
「自警団の人たちは大丈夫だったのか?」
「うん。なんかステージに到達する前に銃弾が燃え尽きてたって...」
「ほー、そいつは恐ろしいや」
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「大丈夫か~!リック君」
「リックく~ん、大丈夫~?」
アリアさんと黒ずくめが駆け寄ってきた。
「ああ、大丈夫です。ってか、黒ずくめのほう、その声もしかして...」
黒ずくめが頭にかぶっていた仮面を外した。
「ああ。炎使いということで僭越ながら入れてもらっていたのだ。内定ももらっているぞ」
やっぱり...
「それにしても大丈夫だったのか?相手は銃を持っていたのだろ?」
「ああ。こいつ、一発も撃たずに気絶したよ」
「何をしたんだ君...」
ホントにちょっとブラフ張っただけなんだけどなあ。
「俺が守らなくてはならないのに、すまないな」
「いいんだよ。こんなの、俺だって初めてじゃないし」
「そうか。お互いに大変ということか」
「間違いねーや」
そうして、アダムと俺は笑顔を交わした。
「アリアさん、こいつの身柄、どうしますか?」
「うーん、気絶してるみたいだし、軽く拘束して中等犯罪者担当に引き取りに来てもらお。私も疲れちゃった。今日はもうハルちゃんと一緒に寝ようかな」
俺たちは宿に戻ることにした。
深夜0時。アダムは部屋に入っていきなりベッドに飛び込んでね気を上げだしたので、実質一人だ。隣(ハルとアリアさんが止まっている部屋)から声がする。修学旅行の「なあなあお前誰が好き?」的なノリだろうか。あれって女子にもあるのか?よくわからないのだが...
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「ハルちゃんは、リック君のことどう思ってるの?」
「えっと...今日いくつか前の国のこと思い出したみたいなんです」
「そう。それはよかったんじゃない?」
「それで...リック君が国のことを完全に思い出したら国に帰っちゃうんじゃないかって思って」
「そっか」
「でも、帰らないでほしいっていうのはわがままだと思うんです」
「そういう見方もあるね」
「だからあんまり記憶を思い出させることするのが嫌で...僕、悪い子ですよね」
「そんなことないんじゃない?」
「でも...」
「誰かと一緒に居たいって思うのはいいことだと思うよ。私は家族と生活したかったから実家から出勤してるし」
「でもそれってアリアさんが一緒に居たくて無理してるんですよね。僕は...」
「そんなに心配なら、聞いてみれば?心の準備ができた時でいいし、時間がないなら別の時でもいい。行動に移さないででうだうだいうのは弱虫のすることよ」
「僕、そんなに強くないです」
「そういう時は、自分が憧れてる人が自分のことほめてくれた時のこと思い出すの。心の支えってそういうもの」
「...わかりました。そこまで言うなら」
俺は壁から離れて透過を解除した。ベッドに入り、目を閉じる。
ハルも人に言えない悩みってのがあるんだな。悩んでなさそうなやつではないが、意外だった。より一層、記憶に関する言及はしづらくなった。しないほうがハルのためなのか?それとも...
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