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4話
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「グルー、いる?」
俺はまた奴の店の門をたたいた。
「営業時間外にどちらさん...って、またお前か」
グルーが扉のを少し開け、隙間から顔を出した。
「実はまた攻略してきちゃって」
「ああ、それで報告にきたってか。ああ、どこだ?」
「最西端の嵐のダンジョンなんだが...」
「ああ、あそこか。あそこのドロップアイテムの話をしに来たってか」
「ああ、一応な」
「ん、今日はいつもの嬢ちゃんはいないのか」
「バカヤロー、こんな早い時間に来てるわけないだろ今朝の5時だぞ」
「いつも何時にくるんだ?」
「8時」
「逆になんで俺はいると思ったんだよ」
「逆になんでお前はいるんだよ」
「どういう突っ込み?」
「その扉から顔だけ出してるのどういうつもり?」
「そもそも営業時間外なんだよ。帰った帰った」
「驚くことに今ほかに友達いなくて暇なんだよ」
「じゃあログアウトしろよ」
「今ログアウトしたら寝ちゃうだろ」
「知らねえよ」
俺は、昨日1時に寝ておきながらたった4時間しか眠らず、5時という見事なナポレオンばりのショートスリープ決め込んだわけだが。
「2度寝したりなんかしたらもう起きないぞ。俺はたぶんそっからまた4時間寝るぞ。するとどうだ、遅刻魔のできあがりだ」
「3時間起きてるくらいどうとでもなんだろ。ゲームでもするとか」
「だから今ゲームしてるんだろ!」
「うるせえ今何時だと思ってんだ」
「5時です!」
「わかってんなら速やかにどっか行け!」
「やだね!」
「じゃあ開業時間までそこにいろ!」
「何時だよ!」
「6時だよ!」
「1時間も店前にいたら迷惑だろ!」
「朝5時に人の店に凸んのも失礼だろ!」
と、ここまで仲良くしといて実はこのゲーム始めてからの関係なわけだが。
どーすっかな~。
プレイヤーはちらほら...
でも知らない人とダンジョン攻略はな...
「そうだ、俺鍛冶屋じゃん」
というわけで。
「今ならただで鍛冶~誰かお暇な鍛冶屋に仕事をおくれ~」
すると、思ったより人が来た。
「あの、アディさんですか!?ぜひお願いします!」
「私の杖も!」
「俺の剣も!」
「はいはい、すぐ回ってくるから、順番ね~」
俺は最終実績の1個手前の実績で鍛冶成功率100%なので。
俺は道行く人の武器をかたっぱしから生成・強化してやった。
「ありがとう!」
「ありがとうございます!」
「いえいえ、こちらも暇で死にそうだったのでね~」
「ずいぶん偽善者チックなことしてるじゃない。時代劇の鼠小僧でも見たかしら?」
後ろからいつもの奴の声がした。
「おうアンナ、もう8時か?」
「twitterがうるさいから来たのよ。三人目のFSCの通知も来たし」
「それは悪かったな。こんなに来ると思ってなくて」
「それはそうでしょうね。今やあんたはサーバー最高峰の鍛冶屋...あんた、さては武器を強化したらデータとして鍛冶屋の名前が入るのも知らないわね?」
「へー、それがなんか関係あるのか?」
「世界最高の鍛冶屋に自分の愛用武器を打ってもらうって戦闘職の中ではなかなかの名誉なのよ。有名な鍛冶屋の名前を集めるために鍛冶屋巡りするプレイヤーもいるし」
「ほーん、人の価値観ってのはよくわからんな」
てことは今ここにいる奴らの数分俺の名前が残ってるのか...
「あんたがいつもモンスターを武器にしてるじゃない?」
「ああ、それがどうした?」
「あれもあんたの名前入ってるから実はもっと高く売れるのよ」
なるほど、だからあの時9割って...
「ま、安くすればみんないいもの安く買えてかつ俺らは確実に金が入るからいいだろ」
「なんか損した気になるのよね...」
「いいじゃねえか。ゆうべまたがっつり稼いで実質の金額はもう1億超えるんだぞ」
「ゆうべ...?あんた、もしかして新しいFSCの子?twitterで『アディもう浮気か』とかつぶやかれてたけど、どういうことなの?」
「いや、魔が差したっていうか...」
「マジの浮気みたいな反応をするな!私らが付き合ってるみたいじゃない」
「そうだな、そんなのどうあがいてもあり得ないもんな」
「ちょっ、どういう意味よ!」
「ま、言葉のままだ。ダンジョンは親交深めに行っただけだよ。ちゃんと9000G分稼いできたし」
「ちょっ、前の5倍じゃない。どういうことなの?」
「会えばわかるよ」
「それどういう意味...」
俺の頭上に大きな鳥の影が映った。
いや、鳥にしては大きい。
四肢に翼をもつ天使、ミヤだ。
「ほら、あれが新しいメンバー」
俺がミヤを指さすと、ミヤが下りてきた。
周囲のプレイヤーは飛行プレイヤーに驚愕を浮かべる。
「翼!?あんたそんなものどこで...」
「初めまして、職業は盗賊、昨日スキル『快刀乱麻』を獲得したミヤです!」
「ああ、どうも...」
「こいつ、手の動きがめちゃくちゃ速くて一瞬で1000打できるんだ」
「昨日アディさんにいただいた武器のおかげで0.5秒で5000打できますけどね」
「ちょっと待ちなさい、あんたがつけてる武器攻撃力何?」
「えっと...200ですね」
「DPS(1秒当たりのダメージ量)200万...その辺の中級ダンジョンボスなら1秒かからないわね...」
「はい。おかげさまで」
「しかもこいつそれだけじゃないぜ。こいつ、敵が死んでからも当たり判定が残る0.4秒の間にめちゃくちゃ攻撃できるんだ」
「どうりで最近追加されたはずの役職で最終実績解除するはずだわ」
「どうだ?うちのパーティに入れていいと思わないか?」
「う~ん...断る理由がないわね」
「ありがとうございます!」
「というかさっきの翼は何?」
「ああ、あれは昨日言ったダンジョンのボスを倒した報酬でもらったんです」
「役職は盗賊だからスピード型だ。ちょうどいい装備を手に入れたな」
「シンデレラフィットね」
「ということで、3人で攻略いかないか?」
「いいんですか!?」
「私も見たいし、いくわ」
「ありがとうございます!」
今気づいたが、この翼飛ばないときは小さくなるんだな。便利な...
俺はまた奴の店の門をたたいた。
「営業時間外にどちらさん...って、またお前か」
グルーが扉のを少し開け、隙間から顔を出した。
「実はまた攻略してきちゃって」
「ああ、それで報告にきたってか。ああ、どこだ?」
「最西端の嵐のダンジョンなんだが...」
「ああ、あそこか。あそこのドロップアイテムの話をしに来たってか」
「ああ、一応な」
「ん、今日はいつもの嬢ちゃんはいないのか」
「バカヤロー、こんな早い時間に来てるわけないだろ今朝の5時だぞ」
「いつも何時にくるんだ?」
「8時」
「逆になんで俺はいると思ったんだよ」
「逆になんでお前はいるんだよ」
「どういう突っ込み?」
「その扉から顔だけ出してるのどういうつもり?」
「そもそも営業時間外なんだよ。帰った帰った」
「驚くことに今ほかに友達いなくて暇なんだよ」
「じゃあログアウトしろよ」
「今ログアウトしたら寝ちゃうだろ」
「知らねえよ」
俺は、昨日1時に寝ておきながらたった4時間しか眠らず、5時という見事なナポレオンばりのショートスリープ決め込んだわけだが。
「2度寝したりなんかしたらもう起きないぞ。俺はたぶんそっからまた4時間寝るぞ。するとどうだ、遅刻魔のできあがりだ」
「3時間起きてるくらいどうとでもなんだろ。ゲームでもするとか」
「だから今ゲームしてるんだろ!」
「うるせえ今何時だと思ってんだ」
「5時です!」
「わかってんなら速やかにどっか行け!」
「やだね!」
「じゃあ開業時間までそこにいろ!」
「何時だよ!」
「6時だよ!」
「1時間も店前にいたら迷惑だろ!」
「朝5時に人の店に凸んのも失礼だろ!」
と、ここまで仲良くしといて実はこのゲーム始めてからの関係なわけだが。
どーすっかな~。
プレイヤーはちらほら...
でも知らない人とダンジョン攻略はな...
「そうだ、俺鍛冶屋じゃん」
というわけで。
「今ならただで鍛冶~誰かお暇な鍛冶屋に仕事をおくれ~」
すると、思ったより人が来た。
「あの、アディさんですか!?ぜひお願いします!」
「私の杖も!」
「俺の剣も!」
「はいはい、すぐ回ってくるから、順番ね~」
俺は最終実績の1個手前の実績で鍛冶成功率100%なので。
俺は道行く人の武器をかたっぱしから生成・強化してやった。
「ありがとう!」
「ありがとうございます!」
「いえいえ、こちらも暇で死にそうだったのでね~」
「ずいぶん偽善者チックなことしてるじゃない。時代劇の鼠小僧でも見たかしら?」
後ろからいつもの奴の声がした。
「おうアンナ、もう8時か?」
「twitterがうるさいから来たのよ。三人目のFSCの通知も来たし」
「それは悪かったな。こんなに来ると思ってなくて」
「それはそうでしょうね。今やあんたはサーバー最高峰の鍛冶屋...あんた、さては武器を強化したらデータとして鍛冶屋の名前が入るのも知らないわね?」
「へー、それがなんか関係あるのか?」
「世界最高の鍛冶屋に自分の愛用武器を打ってもらうって戦闘職の中ではなかなかの名誉なのよ。有名な鍛冶屋の名前を集めるために鍛冶屋巡りするプレイヤーもいるし」
「ほーん、人の価値観ってのはよくわからんな」
てことは今ここにいる奴らの数分俺の名前が残ってるのか...
「あんたがいつもモンスターを武器にしてるじゃない?」
「ああ、それがどうした?」
「あれもあんたの名前入ってるから実はもっと高く売れるのよ」
なるほど、だからあの時9割って...
「ま、安くすればみんないいもの安く買えてかつ俺らは確実に金が入るからいいだろ」
「なんか損した気になるのよね...」
「いいじゃねえか。ゆうべまたがっつり稼いで実質の金額はもう1億超えるんだぞ」
「ゆうべ...?あんた、もしかして新しいFSCの子?twitterで『アディもう浮気か』とかつぶやかれてたけど、どういうことなの?」
「いや、魔が差したっていうか...」
「マジの浮気みたいな反応をするな!私らが付き合ってるみたいじゃない」
「そうだな、そんなのどうあがいてもあり得ないもんな」
「ちょっ、どういう意味よ!」
「ま、言葉のままだ。ダンジョンは親交深めに行っただけだよ。ちゃんと9000G分稼いできたし」
「ちょっ、前の5倍じゃない。どういうことなの?」
「会えばわかるよ」
「それどういう意味...」
俺の頭上に大きな鳥の影が映った。
いや、鳥にしては大きい。
四肢に翼をもつ天使、ミヤだ。
「ほら、あれが新しいメンバー」
俺がミヤを指さすと、ミヤが下りてきた。
周囲のプレイヤーは飛行プレイヤーに驚愕を浮かべる。
「翼!?あんたそんなものどこで...」
「初めまして、職業は盗賊、昨日スキル『快刀乱麻』を獲得したミヤです!」
「ああ、どうも...」
「こいつ、手の動きがめちゃくちゃ速くて一瞬で1000打できるんだ」
「昨日アディさんにいただいた武器のおかげで0.5秒で5000打できますけどね」
「ちょっと待ちなさい、あんたがつけてる武器攻撃力何?」
「えっと...200ですね」
「DPS(1秒当たりのダメージ量)200万...その辺の中級ダンジョンボスなら1秒かからないわね...」
「はい。おかげさまで」
「しかもこいつそれだけじゃないぜ。こいつ、敵が死んでからも当たり判定が残る0.4秒の間にめちゃくちゃ攻撃できるんだ」
「どうりで最近追加されたはずの役職で最終実績解除するはずだわ」
「どうだ?うちのパーティに入れていいと思わないか?」
「う~ん...断る理由がないわね」
「ありがとうございます!」
「というかさっきの翼は何?」
「ああ、あれは昨日言ったダンジョンのボスを倒した報酬でもらったんです」
「役職は盗賊だからスピード型だ。ちょうどいい装備を手に入れたな」
「シンデレラフィットね」
「ということで、3人で攻略いかないか?」
「いいんですか!?」
「私も見たいし、いくわ」
「ありがとうございます!」
今気づいたが、この翼飛ばないときは小さくなるんだな。便利な...
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