銃世界でハーレム部隊をッ!

ラト鬼

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第2章

テイム

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キィィィィーーーーーン
耳をつんざくような音と共にF15が着陸する。
F15が着陸した後エアリザードが黄色い信号灯を振り誘導しているのでそれに従っていく。
そして格納庫に入りコックピットから出ると
「お疲れ様です。ご主人様」
待ってました!このお疲れ様ですを!
前世だったら萌え死んでたな。 
「これを易々と操縦するとは...やはり恐ろしいなご主人は...」
操縦出来たのは[マギルーター]のおかげだよ。カナコ...
「...」
ここで無言かよケルチ...
「ハッハッハッ」
何興奮してんだよ羅夢。
とここで
バタバタバタバダバダ
という音がし始めた。
やがてMI26が見え始めた。
「ワイバーンが見え始めたよ!童子様!」
「おっそうか」
「ワッワイバーン!?」
サキア達は知らなかったらしい。
「...ワイバーンをどうするの?」
「ん。テイムする」
「ていむ?」
「まぁ要するに手なづけて飼育するんだ」
「クゥン...」
「羅夢、お前絶対ワイバーンの肉を食べたかった!とか思ってるだろ」



「茨城 居住区と自然区の壁は出来ているか?」
「うん!つい最近出来たよ」
「じゃあ伊吹山の麓にこいつら放すか...」
伊吹山とは伊吹島の中心部にある岩場で構成された活火山だ。
「分かった!じゃあ生物担当の四天王を呼んでくるね」
四天王...担当分けしてんのか。
茨城は一瞬で転送魔法を使い四天王の一人?を呼んできた。
「どうも童子様。自分は四天王の一人 熊童子でございます」
熊童子は茶髪に黒目でウエストポーチをつけている。体格は20歳くらいの男で二本角 しかもイケメン。
キィィィ憎たらしい!
そんな感情を抑えつつ話していく。
「熊童子、早速で悪いが飼育してあるワープラビットの肉を13匹分取ってきてくれないか」
「分かりました」
そして茨城と同じように一瞬で戻ってくる。
「どうぞ」
「あぁありがとな」
「いえいえ」
そして熊童子が俺に渡そうとした時に1匹羅夢にかっさわられてった。
「強欲だねぇ羅夢は」
「.....羅夢ちゃん可愛い」
「羅夢ちゃーーーーん!」
茨城が羅夢に何度も抱きつこうとするが羅夢は避ける 避ける 避け続ける。
その時MI29は着陸しようとしていた。
MI29は慎重に着陸した。
すると中から一人?のリザードマンが出てくる。
「童子様。空軍アルファ隊リーダーのエアリザード1です。無事ワイバーンの輸送を致しました」
「ありがとう。MI26を格納次第自分の持ち場に戻ってくれ」
「ラジャー」
エアリザード1がMI26に戻った後俺達はワイバーンに近づく。
「ご主人どうやって ていむ するんだ?」
「今回は原始的な方法を使う。気絶している間にワープラビットの肉を与えるんだ。もうそろそろ気絶し終わる今頃に肉を与えると懐く                       らしい」(ボソッ
「分かった」
この方法は前世の魔物を使役し戦うゲームのテイム方法だ。
うまくいく保証はない。
「よし じゃあテイムしていくか。っとその前に熊童子 電甲竜の受精卵ってあるか?」
電甲竜とはここ伊吹島固有種の草食竜である。
ワイバーンの様に恐竜で表すとスティラコサウルスの頭にスピノサウルスの身体 ステゴサウルスの尻尾でスピノサウルスの帆の両隣に翼がある。平均的な大きさ15m。
普通だったら竜類はAランク狩人10人でやっと倒せるのだが...
ここは鬼の島 伊吹島。
そんな竜類の電甲竜を食用で飼育しているのである。
因みに美味らしい。
「ありますがどうするのですか?」
「決まってるだろ。同じ竜類だから合成種を作るんだよ」
その時その場にいる全員思った。
決まってないから!と...
「お持ちしました。ついでに注射器も」
すぐに熊童子が取ってきた。
「よし じゃあワイバーンのDNAを取り出すぞ」
俺が注射器を手に取るのを見て血を取るということが分かったのだろうサキアが
「お待ちください。ご主人様 ここは私が」
と申し出た。
「おっおう」
サキアがワイバーンの喉元に注射器を刺す。
その間俺はワイバーンの口内に綿棒を当ててDNAを採取する。
無事採取は終了しそれを熊童子に預けた。
竜類の生まれるまでの時間はほとんど約二週間なので約二週間経てば新種が生まれるだろう。 
「童子様、研究所に早急孵化装置があります。それで孵化させますか?」
「そんな物があるのか!じゃあ早速やってきてくれ」
熊童子はすぐに行って戻ってきた。
「孵化させるには30分程お時間を頂きます」
イッツマッドサイエーーーーンス!
...うん、さっさとテイムしよう...
DNAを採取させて貰ったワイバーンの口にワープラビットの肉3匹分を押し込む。
そして後の三頭にも押し込む。
そして20分程待った(待っている間サキア カナコ  ケルチ 羅夢に伊吹島について説明していた)
ギュオーーーーーーーーン!
最初に与えたワイバーンが起きあがった。
それに続いて残りも起き上がる。
全頭俺に懐いたらしく喉を鳴らしている。  
どうやら成功したようだ。
懐いたからには名前つけなきゃいけんな。
1頭目は朽葉色と木賊色の二色で雌。
色の名前からとってコノハでいいや。
「お前はコノハだ」
グゥーーン。
2頭目は漆黒に白で雄。対の色だから...
「お前はキョクだ」
...
3頭目は藍色に群青色。雌。基本的にワイバーンは二色なんだな。
「ソウだな。お前は」
クルゥーン
残る1頭は全体的に燻し銀。雄。
「...イブシ」
ゴッゴッゴ
なんだ今の声...機械の作動音に似てるな。
「ご主人様 コノハは可愛いですね」
可愛いのか!ワイバーンが!
「ご主人 イブシはかっこよいな」
イブシは確かにかっこいいけどかっこよいってなんだよ...
「...羅夢ちゃん」(抱き
お前は興味なしかよ。
「グォグォ」
しかも強く抱きつきすぎて羅夢苦しんでるし!
「なんか茨城はソウに乗って空飛んでるし...」
「ヒャッホーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「なんか...恐ろしいですね...」
「...だろ」
俺はキョクが好きなんだけどな...
それに恐ろしいって鬼のお前が言うなよ。
「じゃあ熊童子。こいつらを伊吹山に連れてってやれ」
「了解しました」
熊童子が何かを唱えながら10秒程経つとコノハ キョク ソウ イブシに触れる。
触れた瞬間コノハ達は消えていた。
おそらく転送魔法の類いだろう。
「お送りいたしました」
「あれは転送魔法か?」
「そうで〈ピリリリリ 〉...」
熊童子のウエストポーチから音が出ている。
そこからなんとスマホを取り出した。
その画面を見ると...
〈金熊ちゃん〉
「...」
「...」
「...リア充?」
「いえ!違いますよ!」(たじたじ
「本当?」(ごきごき
「ほんとうですって!信じ「問答無用!」ゴハッ!」
メラトリの弾薬をゴム弾にしそれで熊童子の顎を撃った。
「ひどいですって!」
「何ゴム弾じゃない方が良かった?」
「いえ!何もございません!」
「...それよりでなくていいの?」
「よしじゃあ出てみろ」
「はっはい...」
そう言い通話ボタンを押す。
「もしもし 金熊?」
〈ハァーイ ダーリン〉
「RBTをくれ カナコ...」
「もう準備してあるよ」
RBTが投げ渡されたのでそれをキャッチし熊童子の前で作動するジェスチャーを見せる。
「どっどうしたんだ金熊?」
〈何って明日のデートの予定を聞きに電話したのよ〉
「で・え・と・?」
「ごっごめん金熊!今それ以外に伝える事ないか?」
〈子供が産まれたのよ!〉
「子供?」
〈そうよ!ハイブリッドの電甲竜とワイバーンの子供が!〉
「ッ!すぐ行く」
そうして熊童子は通話終了ボタンを押し転送魔法の準備をするが...
「あれ?皆さん?」
その頃には俺の転送魔法で研究所に皆行っていた。









研究所に転送してきたがなんか内部の構造にデジャブを感じる。
どこで見たのかは覚えてないが...
しかし今は目の前の人(鬼)に集中だ。
「どうも マスター。私は金熊童子。よろしくお願いしますね」
「おっおう。よろしく」
金熊童子は金髪の青目でポニーテール。更に前世のミスコンか?と思うほどの容姿体型であった。
「金熊...前童子はここを作る時に何かモデルにしていたか?」
「うーん。確か『じゅらしっく○ーく』の遺伝子研究所をモデルにしたとか言ってました」
これがデジャブの正体かよ...
「ご主人『じゅらしっく○ーく』ってなんだい?」
「俺の前世の物語で恐竜っていう動物を蘇らせて飼育するっていう物語だよ」
「そういう事か」
さっきからハイブリッドが見たくてうずうずしてると...
「ハイブリッドの所へ案内してください」
サキアが察して言ってくれた。偉い!
「では早速こちらへ」
そう言われついていくと『じゅらしっく○ーく』のラプトル誕生の時の所が見えてきた。
「こちらです」
ちょうどラプトル誕生の所にそれはいた...




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