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第二章 開かれた魔界の扉 ①
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第二章 開かれた魔界の扉
①
アリスが教室に入ると、進がうれしそうにみんなに写真を見せていた。
「何を見てるの? えっ、なんで、どうして・・・・」
アリスが驚くのも無理はない。写真は、何枚もあったが、すべて、泉博士に捕まってからの、昨夜の出来事だ。
写真には、檻に入れられている写真、バタリと倒れている写真、檻が落ちて魔法美少女仮面ヴィクトワールが出た写真、大きなドローンに魔法のステッキを向けている写真、そして、爆破した写真、最後に、魔法美少女仮面ヴィクトワールが大きく引き伸ばされた全身の姿だった。
「どうやって進君、撮ったの?」
「アトン君、連絡ありがとう」
アトン君が、超常現象同好会の進に連絡をとったのだ。
「アトン君、今日は、学校に来れたの?」
「魔法美少女仮面ヴィクトワールのおかげなんだ、日本語を教えてくれてから、気が軽くなって学校に来れた。僕は超常現象同好会に入って、もう一度、魔法美少女仮面ヴィクトワールに会いたいな」
「アトン君、もっといいことあるぞ、あの仮面を取って正体も知ることができるんだ」
アリスは、困った顔をして進達を見たが、二人は、魔法美少女仮面ヴィクトワールのことで盛り上がっていた。
「正体を探る人が、さらに増えたってこと、絶対にダメえ!」
このつぶやきは、二人には聞こえなかった。
一方、ファンティン博士と名乗った泉博士は、魔法戦士を人間が狩るのは難しいと考え、魔界の扉のうわさを調べることにした。その扉から、自分の言うことを聞く魔族、怪人に協力させて、魔法美少女仮面ヴィクトワールを捕まえ、魔力を奪おうとしていた。
「魔法美少女仮面ヴィクトワール、必ず、おまえを捕まえてやる!」
①
アリスが教室に入ると、進がうれしそうにみんなに写真を見せていた。
「何を見てるの? えっ、なんで、どうして・・・・」
アリスが驚くのも無理はない。写真は、何枚もあったが、すべて、泉博士に捕まってからの、昨夜の出来事だ。
写真には、檻に入れられている写真、バタリと倒れている写真、檻が落ちて魔法美少女仮面ヴィクトワールが出た写真、大きなドローンに魔法のステッキを向けている写真、そして、爆破した写真、最後に、魔法美少女仮面ヴィクトワールが大きく引き伸ばされた全身の姿だった。
「どうやって進君、撮ったの?」
「アトン君、連絡ありがとう」
アトン君が、超常現象同好会の進に連絡をとったのだ。
「アトン君、今日は、学校に来れたの?」
「魔法美少女仮面ヴィクトワールのおかげなんだ、日本語を教えてくれてから、気が軽くなって学校に来れた。僕は超常現象同好会に入って、もう一度、魔法美少女仮面ヴィクトワールに会いたいな」
「アトン君、もっといいことあるぞ、あの仮面を取って正体も知ることができるんだ」
アリスは、困った顔をして進達を見たが、二人は、魔法美少女仮面ヴィクトワールのことで盛り上がっていた。
「正体を探る人が、さらに増えたってこと、絶対にダメえ!」
このつぶやきは、二人には聞こえなかった。
一方、ファンティン博士と名乗った泉博士は、魔法戦士を人間が狩るのは難しいと考え、魔界の扉のうわさを調べることにした。その扉から、自分の言うことを聞く魔族、怪人に協力させて、魔法美少女仮面ヴィクトワールを捕まえ、魔力を奪おうとしていた。
「魔法美少女仮面ヴィクトワール、必ず、おまえを捕まえてやる!」
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