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魔法美少女仮面ヴィクトワールは妖魔の反応を追って誰もいない理科室に入った。妖魔は、なぜか理科室に出没する。
「お姿を、あらわしなさい、ここにいるのは分かっています!」
「来たな、小学生魔法美少女仮面!」
妖魔は姿をあらわしたが、その時、理科室のドアが開いた。目を半分開いた幹夫君だ。
「危ないですから、入ってはいけません!」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、幹夫君に危害が及ぶ前に妖魔を倒そうと考えて魔法のバトンで攻撃した。妖魔は左右に頭を振ってバトンを避けていたが、魔法美少女仮面ヴィクトワールの足を真上に上げたハイキックで壁に激突した。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、動けないようにして、何を企んでいるのか聞き出すために、魔法のリボン出した、
「ヴィクトワール~リボン」
頭の上でくるくる円を描いて妖魔に放した。
妖魔の体に巻きつくと、ぎゅっとしぼるように縮まった。
「ぅううっ、くそぉおお~、こんな小学生のメスにやられるなんて~」
「これは、何でも本当のことを言わせる魔法のリボンです、さあ、あなたの悪だくみを話してもらいますわ」
「・・・俺は、・・・魔法美少女仮面ヴィクトワールに倒されかかったのから、復讐をする」
「無理ですわ、でも、どうやって、言いなさい」
「魔法美少女仮面ヴィクトワールを倒すのは簡単だが気がすまない、だから、全校生徒の前で、赤いアイマスクをとって、正体をばらす」
「えええええっ、なんですって! そんなこと、絶対にダメですわ、もし、ばれたら、でも、ここで、あなたは消えます、だから、安心ですが、いったい、どういう計画をしたのですか」
「眠り薬の注射をして、眠った姿で体育館の真ん中に吊るし、アイマスクを剥ぐ計画だ」
「ど、どこにございますの、その注射は」
「あっ、痛い!」
「俺が魔法美少女仮面ヴィクトワールを引きつけている時に、幹夫が後ろから注射する計画だ」
「今のは、幹夫君が、わたくしに眠り薬の注射を打ったのですか・・・・・」
後ろを見ると幹夫がいた。しかし、見た後、体が動かず、深い眠りについてしまった。
「全校生徒のみなさん、昨夜、そして、今日、校舎に入った不審者、魔法美少女仮面ヴィクトワールを捕まえて体育館に吊るしました。集まって下さい」
この声で、自らのリボンで縛られて吊るされている魔法美少女仮面ヴィクトワールは目が覚めた。
「わたくしは、いったい・・・・、はっ、そうですわ、理科室で妖魔と戦い、後ろから幹夫君に眠り薬の注射をうたれたのですわ・・・、今の放送は幹夫君が・・・」
全恋生徒は集まって来たが、なぜか、先生はいない。妖魔の仕業だ。
「おい、本物の魔法美少女仮面ヴィクトワールかな?」
興味深々の進君 あこがれをもっているアトン君、同級生の佳代ちゃん、嫌っている花ちゃんもいる。
幹夫君が前に出た。
「このリボンに縛られたら、何でも正直に答える魔法のリボンだ、そいて、絶対に取れない!」
進君が質問する。
「本物の魔法美少女仮面ヴィクトワールですか」
心の中では、違うと言っていても口でははっきりと答える。
「わたくしは、愛と正義の小学生ヒロイン、魔法美少女仮面ヴィクトワールですわ」
(あっ、嫌ですわ、偽物っていうことにしたいのに、リボンで縛られているから、本当のことを言ってしまいましたわ)
進君は核心にせまる。
「魔法美少女仮面ヴィクトワール、おまえも、変身前は、ここに通っているのか」
(ダメですわ、通っていることがばれたら・・・、ぃやぁあああ~~)
「はい、わたくしも、ここの学校に通っていますわ」
ここで、幹夫君が間に入った。
「おい、進君、質問はここまでだ、これから、この赤いアイマスクを取って正体を暴いてみんなに見せてやる」
「えっ、幹夫君、本当かい、頼む!」
幹夫が赤いアイマスクに触れたら電気のようにしびれて触ることが出来ない。
「幹夫君、僕も取ろうとしたことがあるけど、しびれてダメだったよ、このままでは無理みたいなんだけど、どうする?」
進君が幹夫君に良い手立てがないか相談する。
「簡単だよ、赤いアイマスクをしびれないようにして取る方法を質問すればいいんだ」 魔法美少女仮面ヴィクトワールは焦ってリボンを解こうと暴れた。しかし、伸び縮みしてリボンを取ることはできない。
「魔法美少女仮面ヴィクトワール、その正体を隠しているアイマスクを、しびれないで取る方法を教えろ!」
「はい、・・・・」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは妖魔の反応を追って誰もいない理科室に入った。妖魔は、なぜか理科室に出没する。
「お姿を、あらわしなさい、ここにいるのは分かっています!」
「来たな、小学生魔法美少女仮面!」
妖魔は姿をあらわしたが、その時、理科室のドアが開いた。目を半分開いた幹夫君だ。
「危ないですから、入ってはいけません!」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、幹夫君に危害が及ぶ前に妖魔を倒そうと考えて魔法のバトンで攻撃した。妖魔は左右に頭を振ってバトンを避けていたが、魔法美少女仮面ヴィクトワールの足を真上に上げたハイキックで壁に激突した。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、動けないようにして、何を企んでいるのか聞き出すために、魔法のリボン出した、
「ヴィクトワール~リボン」
頭の上でくるくる円を描いて妖魔に放した。
妖魔の体に巻きつくと、ぎゅっとしぼるように縮まった。
「ぅううっ、くそぉおお~、こんな小学生のメスにやられるなんて~」
「これは、何でも本当のことを言わせる魔法のリボンです、さあ、あなたの悪だくみを話してもらいますわ」
「・・・俺は、・・・魔法美少女仮面ヴィクトワールに倒されかかったのから、復讐をする」
「無理ですわ、でも、どうやって、言いなさい」
「魔法美少女仮面ヴィクトワールを倒すのは簡単だが気がすまない、だから、全校生徒の前で、赤いアイマスクをとって、正体をばらす」
「えええええっ、なんですって! そんなこと、絶対にダメですわ、もし、ばれたら、でも、ここで、あなたは消えます、だから、安心ですが、いったい、どういう計画をしたのですか」
「眠り薬の注射をして、眠った姿で体育館の真ん中に吊るし、アイマスクを剥ぐ計画だ」
「ど、どこにございますの、その注射は」
「あっ、痛い!」
「俺が魔法美少女仮面ヴィクトワールを引きつけている時に、幹夫が後ろから注射する計画だ」
「今のは、幹夫君が、わたくしに眠り薬の注射を打ったのですか・・・・・」
後ろを見ると幹夫がいた。しかし、見た後、体が動かず、深い眠りについてしまった。
「全校生徒のみなさん、昨夜、そして、今日、校舎に入った不審者、魔法美少女仮面ヴィクトワールを捕まえて体育館に吊るしました。集まって下さい」
この声で、自らのリボンで縛られて吊るされている魔法美少女仮面ヴィクトワールは目が覚めた。
「わたくしは、いったい・・・・、はっ、そうですわ、理科室で妖魔と戦い、後ろから幹夫君に眠り薬の注射をうたれたのですわ・・・、今の放送は幹夫君が・・・」
全恋生徒は集まって来たが、なぜか、先生はいない。妖魔の仕業だ。
「おい、本物の魔法美少女仮面ヴィクトワールかな?」
興味深々の進君 あこがれをもっているアトン君、同級生の佳代ちゃん、嫌っている花ちゃんもいる。
幹夫君が前に出た。
「このリボンに縛られたら、何でも正直に答える魔法のリボンだ、そいて、絶対に取れない!」
進君が質問する。
「本物の魔法美少女仮面ヴィクトワールですか」
心の中では、違うと言っていても口でははっきりと答える。
「わたくしは、愛と正義の小学生ヒロイン、魔法美少女仮面ヴィクトワールですわ」
(あっ、嫌ですわ、偽物っていうことにしたいのに、リボンで縛られているから、本当のことを言ってしまいましたわ)
進君は核心にせまる。
「魔法美少女仮面ヴィクトワール、おまえも、変身前は、ここに通っているのか」
(ダメですわ、通っていることがばれたら・・・、ぃやぁあああ~~)
「はい、わたくしも、ここの学校に通っていますわ」
ここで、幹夫君が間に入った。
「おい、進君、質問はここまでだ、これから、この赤いアイマスクを取って正体を暴いてみんなに見せてやる」
「えっ、幹夫君、本当かい、頼む!」
幹夫が赤いアイマスクに触れたら電気のようにしびれて触ることが出来ない。
「幹夫君、僕も取ろうとしたことがあるけど、しびれてダメだったよ、このままでは無理みたいなんだけど、どうする?」
進君が幹夫君に良い手立てがないか相談する。
「簡単だよ、赤いアイマスクをしびれないようにして取る方法を質問すればいいんだ」 魔法美少女仮面ヴィクトワールは焦ってリボンを解こうと暴れた。しかし、伸び縮みしてリボンを取ることはできない。
「魔法美少女仮面ヴィクトワール、その正体を隠しているアイマスクを、しびれないで取る方法を教えろ!」
「はい、・・・・」
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